「なるほど、戦闘する場所か……」 (鉈を手のひらで弄びつつ、ここに来る間に拾った刀を見て呟く少年が一人。……隻眼だった)
「あぁ、楽しい楽しい鉄火場さ」 木陰から姿を現した片角の少年は、無邪気に顔を綻ばせ笑う、恰も旧友に語りかけるかのような口調からは隠しきれない悦びが滲み出し、闘争を冀求していると言外に告げた。
>>20-21 なんだァ…? テメーらは (血だらけの顔で二人を一瞥)