「……ん、どっちから来るんだ?二人同時でもいいぞ」
(戦意に満ち溢れた相手が来たので顔を上げる。
そして刀を軽く構えて、そんな一言)
「へぇアンタも只人じゃ無さそうだな、手負いの奴とは干戈を交えない主義だが、良いぜそこまでして戦いたいならこっちも全力で相手してやるよ」
声の方を見やれば、歩み寄る血まみれ、塞がっていく傷口、それを見て半鬼の少年は凶暴な笑みを浮かべながら言い。
>>24
「オレからだぁぁぁッ!」
刀を構える少年に向き直れば声を張り上げて突撃を敢行、地を蹴って疾走し瞬く間に刀の間合いへと侵入すれば拳を振るい。