>>251 我々の目に映るこの光景は、実に悲惨なものだね。何が悲惨って、グロさとかそういう外面的なことじゃなくて、君がお父さんを、行為中に自らの手で殺してしまったことだ。体内に偶然宿った寄生物を使ってね。ところで君はあの時、何を考えていたのか、覚えている?
…よく覚えていないけど、ただ空虚の中にいた。 深くて暗い海の底みたいに。悲しいのか怒ってるのかそれすらも分からなくて。 ただ…解放されたい。 それだけだったと思う。