皆さま、こんにちは、フフフ、今宵は月が綺麗でございますね。
こんな夜は、是非とも聖神教会を足をお運びくださいませ。
我らの神が必ずやあなたを導いてくれることでしょう。
今宵は静かですわね…我らの父に祈りを捧げましょう
3:ナイ=ア◆.s:2021/02/15(月) 22:36
あら あら ……仮に同じ"神"の類いが訪れる …そんな時…
( 静寂は今宵の中に消え 軽々しい 不敬の声は響く )
___響く元 …協会によくある長椅子の一つより…
「 あなたの父はどう導いて下さるのかしらぁ? 」
…あら…あなたも導かれたのですね、お客人。
(突如その姿を現したナイアに目線を向け、コツリと音を立てて踵を返す。
背後には色とりどりにそびえ立つステンドグラス。月の光に妖しく光る。)
わたくしの父、すなわち我らの神でございます。
神はこの世の混沌を鎮め、悪を制し、生きとし生けるものを正しく導いてくださるでしょう。
「 良い信徒ですわねぇ …愚直な 人間の在り方。
…けれど そんな所だから
わたくしも足を運びましたのですわぁ 」
( 改まる気配もなく 不敬を散りばめた声は
より一層の声高さを含んで協会の中に響く )
「 ……さて、何かしら… 矛盾の元に否定したくもあって
けれど意味もない口の叩き方をするのも困りもの、ふふ 」
愚直…しかし、それこそが人間の真髄ですわ。
己が信じた道を踏み外すことなく、まさに敬虔なる信徒でしょう。
…あなたも人間ならば、理解なさる筈ですが?
( 次いで響く拍手の音… 嘲るようなリズムで手を鳴らす )
「 わたくしが問いたのならば、一部にして正しい言葉ね
神聖とはそうやって紡がれるものなのですわぁ?…あら
そんな人物がねじ曲げて残すと言った方が正しいかしら 」
_______蝋燭の火… 安定を知らず 不規則に揺れ動く…
「 ……ただ、"人の真髄"については貴方…大分間違った
見解を抱える様子ですわね…良くない 良くないですわぁ 」
とっても
では、あなたは神が間違っていると?
神の尊さを知らぬ哀れな人間よ…わたくしが懺悔を聞いてさしあげましょうか?
「 あらあら、あらあらあら… とんでもない 」
「 神に"間違い"なんてありませんわよぉ?
やることなす事、定めて行った後に残る"結果"。
運命そのものが神なんですもの!…少なくとも
人間が用いるべき神、という言葉はそんな感じですわ 」
( 椅子からは声のみが響く …立つ影も 何もない )
「 ……人、それをそれたらしめるもの…
それが、何なのかわかりまして? 」
神を尊び精進し、されど届かない。
儚く限られた時の中で生きる。その概念こそが人間を形成しているのですよ。
分かりますか? …人ならざる者よ。
「 人に …限りなどありえませんわ…ふふ 」
( 静けさ ___充ちる空間に響く小さな声
凍り付いたような 無音の時が部屋を覆う )
「 さぁ?…ただ、その考え方に理解を示すことは
"決して"出来ませんわぁ? …神、悪魔、怪物…
揺らがぬ強者も 万物の知恵者も 全能なる者も 」
ひとすじ …そう、ただのひとすじしかない
突破、乗り越え… 無し得る事の出来ぬモノを
無くしてしまう 神も悪魔も何者も抗えぬ力。
「 …逆に問わせていただきますわぁ…
人にしか持ち得ない、唯一にして無二の力
……例えるなら …そう、貴方の場合 」
[ ゴトンッ ]
女神像の 首が落ちる
「 …神でも、殺してしまえる力…お分かりかしらぁ? 」
……
(女神像の首が地に落ちた時、蝋燭の光がフッと消えた。
より一層月明かりが輝きを増し、教会内の崩れた女神像を照らす)
その問いに答える術を、わたくしはどうやら持ち得ていないようです。
あなたは一体…何者ですか?
( 長い 長い沈黙の後… ソレ は 答える )
「 …さぁ? 確定を求めるのはわたくしに近しくある
心を持つもののみが叶うる話。…ただ、貴方に関しては
確定的な事… それが、一つだけありますのよ 」
席を立つ … 暗くはない…ただ 黒い 黒い影が見えた
「 知れないこと この事のわたくしが拒否した結果… 」
「 ねじ曲げられる程 貴方は運が良くなかったのですわ 」
( …小さくも 大きくもない影が扉へ向かう )
…お帰りになるのですか? お客人。
どうやらわたくしは、あなたの存在を認識するに値しないようですね。
人々の魂を導く使命の放棄です。
それは禁忌ですが…神はお許しになるでしょう。
(崩れた女神像を一瞥する。
神殺しの力。それはすなわち、人ならざる者を表す証明。)
…さようなら、人ならざる者よ。
どうかあなたの魂にも安寧があらんことを。
…
(掃き掃除中。黙々と女神像の破片を片付ける)
少しばかり疲れますわね…箒を掃くということは、想像以上に体力を消耗するようです。
はぁ…さて、そろそろ片付いてきましたし、朝のお祈りといたしましょう。
我らの父、救世の神よ。
この世を、迷える生命を導き、どうかお救いになってください。
その為ならばこの命捧げ、あなたの御心のもとにわたくしは使命を遂行いたしましょう。
さあ…今日はどなたかいらっしゃるでしょうか?
救世の礎となる新たな信徒が…
今日はオレが来たよ。オレは回帰教の信徒で、
お前らとはまた別の存在になる。
お前らと違って、オレたちは
今の世の中は救えないと考える。
ぜんぶクソだ。神に頼っても助けてくれないし。
ちゅか、神はとっくの昔に死んだんだよ。
目の前に広がってるのは灰色の光景だけ。
お前は本当で現状が変えられると思ってるのか?
あら、お客様ですね。ごきげんよう。
うふふ、それはね、頼る神を間違えているのですよ。
空虚に救いを求めても無駄なことでしょう?
我らの神によって世界が一変するのは、確定事項ですわ。
あなたも導かれてみませんこと?
どうせつまらない人生なのでしょう?
>>19
都合がいいな。
お前らの言う神が、世界の一体何を変えてくれると言うんだ?神は嘘つきじゃないか。
嘘つき? ええ…そうかもしれませんわね?
いいことをお教えしましょうか?
誰も気付かない嘘はね、えてして真実になりえるのですよ。
あなた一人が気付いたところで世界には…神にはなんの問題もありません。
さあ、くだらない考えなど捨てて、神の御心のもとに従いなさい。
あなたが何もしなくとも必ず神は導いてくれますから。
断る。従うわけないだろう。今日ここに来たのは、
お前たちの宗教の狂信者どもを解放するためだ。
そして、回帰教に改宗させる。
…そうだ、逆にお前が回帰教に来い。
…なんのことでしょうか?
神愛の信徒が狂信者ですって?
あははは! 笑わせてくれますね。
おかしいのはあなたの方ではなくて?
わたくしこそ丁重にお断りさせていただきますが。
なら乱暴する。
この問題は暴力で解決するしかないようだし。
お前をさっさと倒して、狂信者を助けなくちゃな。
( 腕を回し。軽く準備運動を始め )
あらあら…不敬ですわよ?
わたくしはただ一心に神を愛しているだけだというのに…
それに、狂信者と言いますが…あなたはわたくしの信者をご存知で?
素晴らしい方々ですわ。
きっと神も喜んでおられます。
あなたの無駄な正義は咎められるでしょうが、いいでしょう。
存分に生き恥をかいてみせるのですよ?
じゃあ行くぞ。開眼ッ グロロ !!
( そして手のひらを前にかざす。
手のひら。ニチャリ。開眼。
そこには、三日月を反転させたニヤついた
黒い目が女の顔を捉えた。 )
発射しろ!
ボフッッ ! !
( 目から噴出した墨色の煙。
目の前の女を黒煙で包み込んだ )
!
(黒煙をまともに食らう。)
視界が…ずいぶんと姑息な術ですわね?
キモ助 ! カタナッ !
( 黒煙が一点まで集まる。
まるで風呂場の栓を抜いたみたいに。
そして )
おまえ、話してる余裕ねぇだろ。
ジャッッ ! !
( 斬る。
黒煙は黒い塊、弧を描いた黒刀となって、今現在、自分の手に握られ、女の横腹を勢いよくエグった。
自分の中ではそのつもりだ。次の瞬間は、女は倒れてると予想する )
ハリジャ様!!
(突如黒いローブを着た男がハリジャの前へ飛び出す。)
ギャアアアアア!!
(黒刀は男の横腹を裂いた。上半身が崩れる。
バタリと倒れるとそのまま動かない)
はぁ??狂信者??邪魔だカス !
グロロッ 回収 !
『 いやだ。疲れた。オレたち働きすぎだ 』
はぁ?まだ4秒しか顕現してないだろ。
『 2日前の戦いでだいぶ消耗したからな。
お前の脳内に保存してあるエロ画像みて寝る』
しね!!
…キモ助。刀の形状は何秒いける?
『 222秒 』
よし。
( 踵を返して、一歩、二歩、三歩、
四歩目。力強く刀を握りしめて女めがけて縦状に振るう )
――トンッ
(一瞬女の足元に光の陣が輝き、姿を消す。音がしたのは倒れた狂信者の傍ら。
刀は縦に空気を裂いた)
…わたくしのために死んでくれたのですね?
ああ、神はとてもお喜びになりますよ。
あなたの神愛を認めましょう。
(黒いローブの下の顔を優しく撫で付ける)
…さて、
生き恥をさらすのは終わりにしてもらいましょうか?
――ばん
(謎の男に向けた人差し指から、魔力のビームが放たれる。それは男へと向かう)
がッ!!
( それが喉を貫いた。
まずい死ぬ。体に力が入らないせいで、重心が傾く。
刀が勝手に手から離れてゆく)
かっ…くはぁ、っ
( 喉から出るのは声じゃない。どろどろの血。
死ぬ死ぬ。クソっ!あれを使ったらオレの未来は… )
グフ…ト、クク
『 求不得苦。それでいいのか?』
( 頷く。
『 忌憚なく戴こう 』
自分の手の内から刀は動き出す。そして到着したところで、喉元をムシャムシャ喰らい中まで入った。
血は止まる。
およそ視認できる限りのこちらの肌の大部分には、黒模様が。 )
残りのワガハイの割合は何%だ。
『 10% 』
そうか。ならさっさと終わらそう。
キモ助。大砲。
( 腕が大砲状へ )
『 死風刃雷弾ッ !』
( 黒い弾丸を打ち込んだ )
! この速度は…間に合わな――
(全身全霊の一撃。瞬間的な移動すら叶わない速さ。
それに抗う術はなく、)
――っ!!
(修道女の体を黒い砲丸が貫いた。
肉を裂き、骨を砕き、貫通した砲丸がステンドグラスへと一直線に向かう。
パリン、と音がしてガラスが割れた直後、女の体も地に伏せた。)
もう終わりでいいだろ。いさぎよくタヒね。
そして、お前は永遠に回帰するんだ。
同じ人生を何度も何度も。
( 腕の大砲がパキパキに割れ
破片として地面にこぼれ )
お前らは、一度でも最上の喜びを味わったことなんてないだろう。だから、その人生を永遠に繰り返していいと思わないし、常に死後、救われたいと願い続けるのさ。くだらねえ宗教だ。
( 倒れた女を尻目に体を翻す )
――死後、世界は救われるのですよ。
(刹那、男の背後で声が響くと、再び指の先から魔力の束が放たれた。)
…安心するのですよ、無知で愚かなあなたも救ってあげましょう。
(砲丸によって空いた傷が少しずつ、細胞が繋がって回復していく。
それよりも目に飛ぶこむのは、落ちたウィンプルの下にある桃色の頭の更に上…赤黒い二本の角だ。)
まだ生きてーー
ーー人間じゃねえのか。
[ 再生が早い。種族はなんだ? 鬼? 魔物?
それが確定できない以上、下手に出れそうにない。加えてオレの体の寄生物たちの活動限界がきている。あと10%、眼前の狂い物を相手にするには… ]
なぁ少し聞きたいんだが、
死後救われるってどういうことだ?
あはは、人間ではありませんね。
人間なんていうものは、わたくしの配下と、神のための礎にすぎませんから。
神の崇高な教えをあなたに教授することは気が引けますが…
いいでしょう、近くに寄りなさい。
いや、素直に従うかよ。
さっき、お前が打ち込んだ光線に殺されかけたんだ。お前にはバケモンだが、人間そっくりの口がついてんだから、その口で説明しろ。
[ こいつは頭がおかしいみたいだ。
人間じゃない奴に人間の価値観が分かるはずがない。
予測不可能だ。だからこそ、距離を保つ。
向こうの部屋に信者たちがいる。このまま話を続け、時間を稼ぐしかない。1%を使って貯めるんだ ]
( 背に隠した自らの手。
その指先に黒煙をまとわせ、銃口を形成 )
あらあら…ふふ、つれませんね。
ならばお望み通り話してさしあげましょう。
直に傷も塞がるでしょうから。
…唯一無二の神を崇拝する信者の行方をあなたは知っていますか?
もちろん、わたくしは知っています。彼らが辿り着くのは救世です。
死によって、神の糧となるのですよ。分かりますか?
あなたの足りない頭でよく考えてくださいね?
それってぜんぜん救いじゃねえんだけど。
むしろやだわ。男のまま死んでくなんて絶対やだね。
しかも、神とか全然顔タイプじゃないし。
てか、死後とか神とか、空虚に救いを求めても無駄なことだし、やっぱお前、こっちに…
( ドサ
体(器)の限界が迎えてしまった。
ここで死ぬのか )
あれ? 死ぬのですか?
大変ですね、惨めなままで死ぬのは心苦しいでしょう。
でもダメですよ?
もっと苦しんで死ななければ。
救いとは苦しみの先にあるものでしょう。
わたくしが冥土の土産としてあなたを救いに導く為の準備をしますから、そのあとに死んでくださいね。
(コツコツ、と白い床の上を歩き、男の前に立つ。手をかざすと回復魔法をかけた。)
…いてて、こんにゃろ〜
( 目が覚めた頃はとっくに暗く。どれくらい経ったのか分からないまま、教会の床から半身を起こす )
グロロ、キモ助、エグ太。
お前らも起きてんのか?
『 ・・・ 』
おいっ、グロロ、キモ助、エグ太!
起きてるのかって!
『 ・・・』
グロロ、キモ助、エグ太っ!
( いつもなら、体にいるキセイモンたちが、グロくてキモくてエグい姿で体に現れるはずなのに。返事すらもない。そして、何よりいつもと違って股間に違和感がある。ので、手を恐る恐る伸ばしてみた )
…あぁー? えっと…
アレがない…?
( 今度は胸に手をやる)
アレがある…?
どういうことだ。オレは……私は。
( 蠢木 宿は気づいていない。
与えられた回復魔法によって、体の性別まで元通り回復してしまったことに)
…あら、お目覚めになったのですね。
あんまり寝ているから、少し退屈でしたわ。
あなたの頭と同じくおかしな体については何も言いません。
どうです? わたくしに感謝してみませんか?
(傷治すつもりが…ごめん、確定ロルだったかもしれん><)
45:蠢木 宿◆CQ:2021/02/17(水) 21:50 >>42
いや言えよ。オレの体に何したんだ?
なんでオレが女に戻ってるんだ?
てかっ!グロロを返せ!
(( 回復魔法が寄生生物を駆逐する効果があることは知らない世界観だったんだよ。きっと。あと、確定ロルばりばりやっていいよ))
知りませんよ。わたくしが知りたいですわ。
ただ回復魔法をかけただけ。そういえば理解なさるでしょうか?
グロロとは、あのイカスミのような霧を吐き出す気持ちの悪い化け物ですね。
よかったではないですか。憑き物がとれて。
あなたも嫌だったのでしょう? 男のままで召されるのは。
(ありがとナス…風呂いくナス)
>>46
ふざけんなっ!
オレだけ良くなっても意味ねえんだよ。
〈 パリッ 〉
( ガラスの置物みたいなもんを投げる )
それになぁ、アンタ、知ってんのか分かんないけどさ、魔法って、ある特定の人種が生きるおかげで出せるんだぞ…?
火を出すなら、その人種が使う火を消すことになるし、腕を再生するなら、その人種の誰かの腕を強制切断することになる。
グロロを祓ったんだったら、その人種の誰かにグロロを取り憑かせたってことだ。
アンタ最低だよ!よくもそんなことできたな。
魔法はオレたちの種族の間では禁止されてんのに!
……っふふ、
あははははっ!
(怒号の余韻をかきけすように、笑い声が教会に響く。
涙をうっすらと目尻に浮かべて、顔を赤くし、心底楽しそうに笑う女の姿がそこにあった。)
…ああ、本当におかしい。
あのね、その人はね、あなたの代わりに苦しみを背負ったのですよ。
その先にあるのはなんですか? 救いでしょう?
あなたは善行をしましたよ。なにを憤ることがあるのです。
痛いの痛いのとんでいけって、聞いたことありませんか?
まさにそれですよ。善なる行いの上で他人に呪いが課せられることは、運命と呼ばざるを得ませんわ。ご存知ですか? お嬢さん。
>>48
救い救いクソムカつく野郎だな。
人が神の贄?それが救世?それが運命?
んなわけないだろ。
( 立ち上がる過程でガラスを破片をすくい持ち、一番鋭利な部分を相手に向ける )
オレはな、お前みたいにその時がくれば救われるんだって考え方してるヤツが大嫌いなんだよ。
病み期ん時の自分を見てるみたいでイライラする。
( 血。ぽたり。
気づけば、破片を強く握りしめていた )
結局、お前らが言ってるのはさ、今世がクソだから死後に賭けようぜってことだろ。ばっっかじゃねえの?
確かに、この世界はクソほど終わってる。そこは、みんなの共通の思いだ。でもだからと言って、この世での自分を諦める理由にはなんないね。
だから今から、バケモノなしでお前をぶっ飛ばす。
なんか異論はある?最後の言葉ぐらい聞いてやってもいいけど。
世界は変わるのですよ。
今まで虐げられてきた種族達のために。
正義など所詮は都合のいい悪ですよ。
けれど神はその世界を変えられる。『わたし』達の時代が訪れる。
そのための犠牲など、花道には必要ですわ。
それを理解した上でね、怪物のお嬢さん。
みな命を捧げているのですよ。いずれ来る新世界のために。
最後の言葉? それを言うのはあなたの方ではなくて?
あはは、ちょうどいい。わたしもあなたを殺そうと思っていました。
勿論、救世への糧となってもらいますよ。
(向けられた破片、そして滴る血に表情一つ変えず、深紅の双眸にただ遠い情景を宿す。)
罵倒の連鎖が思考形態の否定を相次がせる
抗えない個人の壁に張り付いていく棘は悉く
収拾を忘れ怨嗟の流れに呑まれていった
( ……矛を持てば害を為す 盾を持てば隔たりが産まれる
平和を唱える者は矛と盾を振りかざし
戦に溺れるものどもはそれを矛盾と嗤う
正しきなど 最早何処にも見えず 世は混沌を極めた )
___だから人は求める
天上へ仰げばそこに、あるのだと
(__女神を象る青銅の像が 淡い光を放つ)
あらあらあら…詩人のお客人ですか?
うふふ、少しお待ちになってくださいね。
(黒い修道服をひるがえし、宿に近寄る。息が触れ合うほどの距離でコツリと踵を鳴らした。
その刹那、小さな魔法陣が宿の足元まで広がり、宿の体は信者共の部屋に送られた。)
なにかご用でしょうか? あなたも救いを?
ならばわたくしが導いてさしあげますが。
(______語る声… 終末を見届ける 老いた人物の声は途切れる)
女神の像が輝き ____尊き透き通る声は心へ語りかけた
: 迷える心を断ち切り よくぞわたしの声を受け止めました…
…わたくしの心に?
あはは、面白い。
(ガシャン! 指の先から束ねた魔力を放ち、女神像を粉々に破壊する。
笑顔の下には憤怒があるようだった。)
冒涜ですね。わたくしの神は唯一無二です。
あなたのような下劣な存在が騙るのはやめてくださいますか?
今とても機嫌が悪いのですよ。『仕事』に邪魔が差しましてね。
(とても修道女とは思えない粗暴さで砕けた像に語りかける。)
教会の扉、勢いよく開け放つは一人の少年。
その目、殺意に燃え、口を歪め剣呑に嗤う。
「あはははははっ、匂うぜ異能の匂いだ、出てこいよ異能者っ! 祭りを始めようぜぇっ!」
腰に佩く長短一対日本刀、其の名「白雪」&「如月」
少年、双刀疾く抜き放ち臨戦態勢。
…なんですかあなたは。本当に次から次へと騒々しい。
頭が痛いですよ。そんなにいたぶられたいですか?
お望み通り救ってあげます。来なさい、青二才。
(そこに笑顔の面影はない。勝手な行為は神への冒涜。
ハリジャは憤り、深紅の瞳を謎の少年に向ける。放つ殺意。)
「ふはははは、それでこそ――オレの獲物だ」
少年嗤い、双刀を背面にて交差。
刀、紅く輝き、炎立ち上る、その姿、両肩に炎の翼が生えたよう。
そして紡がれるは異能の名。
「燬き尽くせ――《双龍緋厳花》!!」
言葉に呼応。炎、龍を象り顎門を開く。
あら…熱い熱い。
冬にはとても便利ですわね?
(手のひらの前に結界を展開し、炎の龍をふせぐ。しかし、少しずつ溢れだした炎龍に震える手の先が焼かれ、焦げていく。)
あーあ、本当に…少しは礼節を持つべきでは?
ひょっとしてあなた脳ミソがないんですか?
名乗りもせずにね。
(砕け散った上で… 更に 砕けた女神の像)
( …既に 首から下は入念に砕かれており
今しがた破壊した部分は残された頭部…
つまり …先程まで光っていた像 語りかける声… )
_______幻惑
「 見る眼はちょっとばかりはあるか
それとももうおかしくなっちゃったかな? 」
(_____嘲るような称賛 パイプオルガンの上に腰掛ける
…… 何者 か )
>>52
おまえ、転送する気かっ
( 床からの眩い輝きは言わずもがな魔法陣。この女何ニヤけてんだ。ムカつく。ほんとに死んでほしいと思った。だから今一瞬の隙に、眉間が痛くなるほどのこの怒りで破片を握りしめ、赤黒二本角の女目掛け思いっきり振るうッ、 )
…っ
( パッと置換した景色。手の血がぴちゃりと飛んだ音。空虚を切り裂いた後の動作は不恰好に半身が歪む。静かに並ぶ信者たちの目の前で。 )
卑怯者!卑怯者!ぶっころしてやるっ!
わた、オレを雑魚扱いしやがって。そうだ。
いいこと思いついた。
>>59
…いい加減、姿を現してはどうです?
でないと首から下も粉々に潰しますよ?
あなたのそれは神への冒涜です。何者でしょうか。
(焦げた指の先、崩れかけた魔法陣でようやく炎を防ぎ切り、謎の声がする女神像へ向き直る。)
……子供?
(声の主の正体を見て双眸を細める。そこには小柄な少女がいたからだ。)
>>60
(恐ろしいほどの静寂の中。百人程度の信者達がまるで人形のように制止していた。
そこへ現れる一人の女。先頭の信者が目深に被ったローブごと頭を上げる。)
『番号』を言え。新たな使徒よ。
ハリジャ様から賜った聖なる数字を。
>>58
相手の結界、止まる炎。火力は上げず、楽しむように。
「脳みそが無い、か。なかなか正鵠を射た――ん、そういやまだ名乗ってなかったな?」
少年、発言、相手の高い洞察力による、あるいは偶然の発言に少々感心した様子。
そしてまだ名を告げていないことに気づけば、炎龍、勢いを弱め、少年の背後に控え。
「コイツの名はミックだ、そう呼ばれていた」
少年、名を名乗る。
しかし、その言動不自然極まりなく。
なんですって? こいつ?
(チリチリと燃える炎龍を背後に伏せる少年、その眸をじっと見つめる。
そして、少しの間考え、向き直り――)
…まるで、自分の体ではないとでも言うようですね。
あなたの目的はなんでしょう。
わたくしの殺害ですか?
誰に言われたのかは存じ得ませんが、それなら容赦はしませんわ。
救いを与えるにも相応しくない。
そんな救えない輩には死を以て贖罪を与えるのですよ?
( くすくすと隠しもしない… 笑みが響く )
「 どっちかって言うならおかしいんだね
自分で自分をバカにしてるって決め付けるだなんて 」
(___何を以て例えるか 神 天女 不死の精___
___ただ 確たるモノとしてを現さば …超常の )
'ナニカ'
( 眼前で起こる争いに軽々しく拍手をして )
「 ふーん もっと面白くできないかなぁ 」
あはは、耳障りな声が鬱陶しいほど頭に響きますね。
なんでしょう、幻術ですか?
新世界に傍観者など必要ない。
ただ一つの崇拝する神さえあればそれでいい。
…邪魔ですよ、しれものが。
(ミックと対峙したまま、背後から脳内に響く声を殺意でかきけす。)
「 へぇ、固いねぇ ほんとにご立派。
ま そんなのがホントーに"お救い"する訳ないよねぇー 」
( 掻き消すなんてとんでもない …響く声なんて気まま )
「 邪魔ー?酷いなぁ、君が望んでるのがカミサマなのにさ 」
…少し戯れ言がすぎますね。
神様? たとえあなたがそうだとしても、わたくしの中の神は変わりませんわ。
それ以外は全て下等な存在ですのよ。
あなたは何ができますか。神とは名ばかり。
救世とは真逆の位置に生きる分際で救世を語るのですか?
…ふふふ、愚かですわね。
(口元を修道服の袖で覆い、くつくつと笑う。その下に隠れる明らかな敵意。)
>>62
いいこと思いついたのにお前がいきなり話しかけてきたせいで忘れちゃったじゃんか。ばーーか。
( 古びた匂いのする部屋で、信者たちは馬鹿みたいに写真の一部を演じているのか、不気味にピタッと止まったままで。でも )
顔はちゃんとそれぞれ違うんだな。なんか安心した。ちゃんと人間なんだな、お前ら。そうだ、さっき話しかけてきた奴だれー?あ、お前だ。
( さっき話しかけてきたヤツの肩に手をかけて、私は問うた )
お前らさ、回帰教にこない?信仰対象はあんまないけど、強いて言えばツァラチッ!すまん、噛んだ。ツァラトゥステュッ!噛んだ。
もう一回。ツァラトゥストラ!言えたぞ。
おい、なに黙ってる。褒めろよ。モブ。
>>69
神は生きている。
貴様のような狂信教には興味がない。
ハリジャ様は必ず私達を救ってくださる。
(話しかけられた先頭の男は一切表情を変えずに淡々と語る。
そのローブの下には垂れた獣の耳があった。よく周りを見渡せば、信者共にはどれも角や獣耳がローブの隙間からのぞいている。異種族の集まり。)
しかし、この場所に召喚されたということは、ハリジャ様に救われる資格を得たということ。
なにゆえ番号を持ち得ていないのかは分からないが、女。
後列の最後尾に膝まずけ。
>>64
「成る程、オマエもオレと同類だな、躊躇いなく人を殺せる奴だ」
ミック、楽しそう言って如月を納刀。
炎龍消失、炎、白雪の刀身へと集束、形成されるは爆炎の刃。
灼炎纏いし白雪を上段に構え、戦法変化。
「……オレの事が気にくわないなら遠慮なく殺せば良いさ、オレもオマエに遠慮はしねぇ」
――ああ、そうですか。
ならば糾弾しましょう。
では死んでくださいますか?
(にこりと笑うと、腕をすっと上げ、ミックに向けた指の先から躊躇なく魔力の束を放つ。)
>>70
チッ ガチうざ。
( ともあれ、指示に従う。「チッ」もう一回舌打ちした。猫耳に 犬耳に 兎耳に 狐耳。なんでも居るじゃないか。そして、オレは後列で足を止める…。「 かんわいい〜〜 」オレは思わず呟いてしまった。狐耳の子のフードから見えた顔。黄金比を達成した目 鼻 口 。オレは手を伸ばした )
『ひゃぁぁぁぁぁぅうぅうぅ ! 』
( 人 質 確 保 完 了
狐耳の信者の後ろにへばりつき、その子の首には破片を。白い皮膚から垂れる血 )
ごめんよ〜。あまりにそのモブがうざすぎてさぁ! おい、モブ。おまえさ、わた、オレが褒めろって言ってんのに、無視したよな。まず褒めろ。オレがあんなに努力してチャラシュチュトラって言ったんだからさぁ!あ〜もう言えなくなっちゃったじゃんか。どう落とし前つけるよこれ。早く褒めろ!
……愚かな。
我が信徒を離せ、狂信者。
我々を救いに導くのはハリジャ様だけだ。
(すくっ、と立ち上がるモブ)
貴様ごときが褒めろだと?
我らが誰かを褒めるとしたら、それは多大な苦しみを受けた者だけだ。
その方がより救われるからな。
>>74
『 やぁぁあぁあぁあぁあ ! ! !』
オレもやぁあぁあぁあぁ ! ! こんな可愛い子が痛めつけたくない〜 ! ! ! いやー ! !
( 破片の三角形になってる部分を、狐耳の子の喉に少しずつ刺し込んでゆく。ゆっくりと、じっくり。狐耳の子の目尻から涙が出てくる。心が痛いよう。これもぜんぶ、モブのせいだ )
『やだっ やめ』
せーーのっ [ ザク…っ ]
『 やぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあ ! ! ! 』
やぁあぁあぁあぁあぁ ! ! ! あ、まだ続く。
おい。モブ。次は喉の血管ぶっちんだぞ。
いいの?やでしょ。なら褒めろよ。
「此処が例の教会か」
(ぞろぞろと教会内に謎のスーツ男の集団が入って来る)
((/背後の者です。混ざってもいいでしょうか?
番号376番。
(狐耳の子にモブが声をかける。)
それは試練だ。
耐えなさい。
そうすれば君はより救われるだろう。
(助けようともせず、ただ傍観の表情。
狂っている。否、『狂わされている』。)
>>76
(どうぞどうぞ!)
…誰ですか?
救いをお求めになる新たな信徒でしょうか。
(背後、足を踏み入れる集団に語りかける。
声には少しの憤り。複数から邪魔をされていることで平静が崩れているようだ。)
>>77
『 はい…最後までがんばって耐えます…
救世のために。 』
うっわ〜〜しんどすぎひん?そういうやつ?
モブおまえさ、今からオレがこの子に何か酷い事したら、同じこと言う?
『 ん、え? 』
あのクソモブ次第だよ。
( オレはその子に笑顔を作って見せた。ちょっとまじで酷いと思ったからだ。答え次第で次に取る行動を考えておこう。もっとも、最終的にモブをボコボコにするのは確定事項だが )
>>79
その程度の苦しみ、越えられなければ元より救われる資格などない。
救いとは死。たとえ376番が貴様のせいで命を落としたとて、それは運命だ。
ハリジャ様より救済を執行されない者は必要ないのだ。
(淡々と言い放った。)
>>80
オレには何言ってんのか分からんかったけど、
だってさ。キツネちゃん。
『 …うぇ…ぐじゅ、…わたし
レッサ…パンダぁ… 』
ああ、レッサーパンダだったのね。
てかモブ。おまえのせいで泣いちゃってるし。
まぁこれからもっと泣いちゃうと思うけど、
これも全部モブの選択のせいだから。ごめんね。
[ ビリビリビリ ]
『…ハっ…ハ…ハリジャさまばんじゃぁぁぁい ! ! 』
( ローブは薄かった。だからすぐに破れた。
結果、その惨状は言うまでもないだろう。その姿に、信者の誰もが何かしらの感情を突き動かされただろう。当のラダサーパンダちゃんはというと、 )
『 わあぁあぁぁあぁん! 耐える…っ 耐えりゅっ
ハリジャ様ばんざい!ハリジャ、
ハリジャっ、さまぁ!ばんざい っ 』
あーーまじで罪悪感やばい。
モブ、レッサーパンダちゃんのこと見て
どう思う?かわいそうと思う?エロいと思う?
…どうも思わない。
羞恥も苦しみの一つだ。
存分にそのレッサーパンダを辱しめろ。
救いに近付くのだからな。
(表情一つ変えず高みの見物。ハリジャガチ勢のモブらしい。)
>>82
『 わぁあぁあぁあぁあぁん 』
( ついにレッサーパンダは膝から崩れ、両手で目をがしがし擦りまくって、泣き喚くことしかしなくなった。ハリジャのハの字も出てこない。信者たちは相変わらず、見ているだけ。だけど、ほんのわずかに、もぞもぞしているのが、1人、2人、ぐらいか。 )
いや、存分に辱めろって。それアンタが見たいだけだろ。ていうか、どうも思わないって絶対嘘。
( モブのローブを強引に引っ張る )
ちんこ見せて証明しろ。お前みたいなワルモンはなぁ、だいたいゲスやろうなんだよ。
ふざけるな、狂信者。
俺は救済の道しるべを説いているだけだ。
それに、そういう趣味じゃない。
女の泣き顔に興奮を見出だすとは愚かな奴等だ。
(ローブを引っ張られてもなお、表情を変えない。ローブの下はいたって普通)
>>84
ふざけてねぇよ、狂信者。
( ローブをパッと離す。冷めた。
多分、コイツに何を言っても通じないのがオチだ。悪ガキが悪いことした場合、罰を与えればいうことを聞く。けれど、コイツらは悪ガキより聞き分けが悪い。死後世界をマジで信じてしまっているのだから。 )
ところで思ったんだけど、きみたちやけにおとなしいな。オレがどん っっなに、理不尽しても、きみたちは抵抗してこない。
『 ぁぇ 』
( 破けたローブを拾い上げ、レッサーパンダちゃんにボフッ と被せ。この子もずっと裸でいた。泣いてしまうぐらい嫌なはずなのに。自分でローブを拾えばいいのに。理不尽が死後の救済だと、約束であると、信じているからだ。
どうして?
たぶん、虐げられてきたからだろう。あまりに多くの理不尽を受けて、その理不尽を利益と捉えることでしか、心が持たなかったんだろう。
で、今のこの人たちの頭のおかしさは、その盲信による後遺症だろう。だから、この人たちに何を言っても無駄なんだ。 )
オレ、ハリジャのところに戻るけど、きみたち、襲ってこないよね?
>>78
俺達は混沌教団の者だ。
救い何て必要は無い。
この世界に必要な物は混沌のみ。
(リーダー格らしき大人の叔父さんが話す)
所用は一つ、お前達が混沌であるか俺達に示して欲しい。
それだけだ。
(リーダー格の背後に居た集団がバラバラになって散開すると、各々が十手や警棒と言った近接武器をチンピラの如く構える。どうやら喧嘩を売りに来たようだ。相手がイライラしている最中なのにも関わらず礼儀無しに襲いかかる酷い連中である事が分かるだろう)
>>85
……俺は止める術を持たない。
貴様も試練に迎え。
ハリジャ様は慈愛の心で貴様に苦しみを与えてくださるだろう。
(ローブの男はそういうと、元いた位置に戻り、再び膝まずいた。
それは寛容とかほんの少しの良心とか、そういう類いのものではない。
本気でそれが救いだと信じているから。)
(今まで受けたどんな苦しみや痛みも、全ては救いのためにあるのだと、信じている。
現世では決して報われることのない現実が、自らの死によって。犠牲によって。世界が救われる。
それらを理解した上で彼らは命を捧げている。悲しい宿命である。)
…混沌ですか、ふふふ。
確かに、ある意味では救世はそう捉えられるでしょう。
しかしね、わたくしから見ればこの世界の方が間違っている。
混沌の方がマシなくらいにね。
あなた方の思考は理解できますわ。
でもね、おじさん。
新世界に『混沌』は2つもいらないのですよ。
(決して相手に屈服しない抵抗の意志を見せる。
武装した敵であれ、怖じ気付かず応戦しようと身構える。)
>>88
お前は新世界に唯一無二の混沌を望むか。
ならば見せてもらおう―――お前が羨望する混沌を。
(突撃する前に周囲の部下達を一瞥する)
お前達は他の者達の相手をしろ。
どうするかは好きにしていいぞ。
(部下達が散らばって行く。部下達に他の信者達の相手をさせ、頭は目の前の者と交戦する戦法だ)
さあ―――「混沌(カオス)」を始めようか。
(リーダーは身構える)
「総てを見通す混沌の瞳術(カオスアイ・ウィデーレ)」…お前の総てを見通そう。
(異能を使用した事で双眸が赤目に変化した。その特殊な異能を使用する事で相手の性別、身長、体重、種族と言った基本的情報を得ようとする)
>>72
振り下ろされる炎刃、刀身に圧縮された炎はさながら恒星の如く赫灼と輝き。
――渾身の斬撃。
相手の放った魔力、二つに裂かれ、教会の壁、二つの破壊。
ゆっくりと相手に視線を向ければ一言。
「……そんなもんか?」
>>90
あらあら、困りますわね…大鼠が何匹も。
駆除しなくては。
(四面楚歌。周りを見渡せば敵だらけ。
すなわち、救世の妨害。)
わたくしはあまり殺傷能力に長けていませんが…
鼠の一匹や、二匹、どうとでもなりますわ。
ね、そうでしょう?
(すっ、と指の先で宙をなぞると、魔力の結晶がずらりと浮かぶ。
何本も連なったそれが、ミック目掛けて放たれた。)
>>89
(申し訳ない、気付かずに返信遅れてました…)
…チッ、無駄なことを。
まあ、いいでしょう。
さっさとあなたを殺して終わりにしちゃいましょう。
信者が頭のおかしいあなた方の手に渡る前にね。
(身構えながら、リーダーの男と相対し、その深紅の双眸をじっと見つめる。
男の視界にはこう表情されていた。
性別 : ♀
身長 : 162cm
体重 : 47kg
種族 : 神)
>>92
(/いえいえ大丈夫ですよ!私も遅いので気にしなくて大丈夫です)
威勢の良い女だ。
その勢いで俺を殺せるか試してみるといい。
(種族が神である事を見ても驚いていない。何故なら色んな種族を見慣れているからだ。何の妨害もなく異能の発動に成功すると、相手の頭の中にこの様な情報が入って来るだろう)
性別 : 男
身長 : 180cm
体重 : 75kg
種族 : 人間/混沌を司る神の眷属
容姿 : 黒いスーツ。赤髪短髪。黒い瞳。黒いブーツ。
能力 : 総てを見通す混沌の瞳術(カオスアイ・ウィデーレ)、混沌三千大千世界
(能力の判定に成功すると相手の情報を得る代わりとして此方も情報を一部渡さなければいけないデメリットがあるのだ)
部下A:信者達を見つけたらどうする?取り合えず拘束でもするか?
部下B:そうだな、色々と調べたりしたいから先ずはそうするか。
(一方部下達は話しながらこの教会にいる可能性がある信者達を捜索する)
>>93
…なんですか、この不要な情報は。
なるほど、あなた…わたくしの正体をご存知になったのですね。
ならば生きて帰すわけにはいきません。
あなたの命令を聞き入れるのは尺ですから、そうですわね…
わたくしが命令いたしますわ。
死になさい。
(刹那、男の頭上に影が落ちる。振り上げた腕、その指の先で操るのは巨大な魔力の結晶。
淡く桃色に光る氷のようなそれは、男を押し潰そうと落ちてくる。)
初めてまして。
僕の名は漆黒の脊髄。闇で出来ている。
これ以上語れることはない。
>>95
クケケケ…よーー、あんた誰?
闇、ねぇ…食っちまってもいいかなぁ
(ぬらり。闇から姿を現す男がひとり。
漆黒なる存在に語りかけた。)
>>95
ふっは、笑わせるなよ。
君と僕じゃ、同じ「闇」とは言えど性質が違いすぎる。
君の闇は少しばかり荒すぎる。
>>97
ふーん、そう?
おれ闇なの?知らなかったわー
ところでさぁ、オマエ、なんの用?
おれー教会に用があんのー
>>94
お前の種族が誰かに知られれば不都合な物なのか?
(何が良くないのか理解していない)
滅尽せよと言われて素直に死ぬ訳にはいかないな。
(不敵に微笑むと左手で左目を隠す)
"止まれ"
(右目が黒く変色する。すると此方に迫る魔力の塊の速度が減衰する。瞳術で運動エネルギーを減らしたのだ)
砕けろ。
(跳躍する。右腕で魔力の塊に殴打すると魔力の塊が粉砕される。凄まじい膂力だ)
まだまだ…だな。
(着地すると右手を見遣る。痺れる感覚を多少は感じるが威力不足だと感じる)
今度は此方が行くぞ。
(話した瞬間に男の姿が掻き消える。俊敏に走って移動した男は貴女の背後に周り込んだ。右腕で貴女の首を締めようとする)
>>99
ぐっ…ふふふ、わたくしの命を奪うおつもりですか?
(人間を超越した男の速度に、抗う片鱗すら許されず意のままに首を絞められる。)
己の力を誇示しなければ生きていけないのですか?
か弱い女一人に、ずいぶんとまあ惨めですこと。
…っ、わたくしは命令しましたよ。
死になさいってね。
(絞首されながらも決して屈服しない姿勢を見せ、深紅の瞳で男を睨むと、手のひらに魔力を集中させた。
そのまま男の横腹に食らわせてやろうと魔力の結晶を放つ。)
>>100
命まで取る気はない。
そんな事をした所で無意味だからな。
それに女を虐めるのならまだしも、殺生までする気にはなれない。
(首を絞めるのは拘束目的の様だ。殺める程の力は込めていない)
―――「硬質化の瞳術(アダマンテーウス・アイ)」。
(瞳術の力で脇腹を硬質化する事でダメージを軽減する。衝撃波が脇腹を伝わって来るが、その部分を硬くした事で余り苦にしていない)
あ、ちょっと待てバランスが崩れうおおっ!?
(傷は追わなかったものの、魔力の結晶によって伝わって来た衝撃のせいで足のバランスが崩れてしまう。
バランスを崩した男は間抜けな声を出す。貴方の首を絞めていた男は、此方の体の前面と貴方の体の背面を密着させた状態でバランスを崩してしまった。貴方と共に男が前のめりに倒れていこうとする)
>>101
っ!
(慌てて地面との接触を阻止しようとするが、動きにくい修道服のせいで逆に足がもつれてしまう。ハリジャは男と共に地面に倒れた。)
う…ちょっと、どきなさい、この痴れ者が!
(バシッと男の体を払いのけ、地面と体の間から抜け出す。
先程とは一転、目に見えて分かる怒りを宿して立ち上がった。)
……ふん、無様ですわね。
あなたの行為は万死に値しますわ。
本当に腹が立つ。ええ、ですから考えたのです。
あなたのおかしな瞳、それさえ潰してしまえばわたくしの勝ちでしょう?
(そういうと、指先から魔力を凝縮させ、束となったそれを男の両目に放つ。)
頂きはただ上にあり それ以上の意を持たず
( ふいに… 香りのよい紅茶のかほりが教会の間に漂う )
「 …神々が分かり易く、そして暴けぬように
残した束縛の言葉 __しかしそれは破れた。 」
( 汲み取らずとも不可解を覚える羅列は滑らかに響き
___発する元を辿れば、先とも中心とも…ともかく
再び 長椅子より感じる"黒き気配" )
「 さて、ごきげんよう …そんな言葉をゆるやかに
受け止められる位の親しさは持てましたかしら?
__それとも 座して待つ言葉を急かしますこと? 」
>>103
…あら、ごきげんよう。
人ならざる者よ。
再び教会を訪れたということは、正体を告げてくださるのですか?
しかし、今はそれどころではないのですよ。
傍観者は新世界に一人のみ。とはいっても、わたくしには部が悪いようです。
あなたをその場から引きずり下ろすついでに、お力添えを願いますわ。
(突如現れた【混沌】、その波動に空間が歪む。
暗黒の狭間で止まる時。その中で短い言葉だけを交わした。)
>>102
そうか、俺と一緒に倒れるのがお前の狙いか…何てな。然し何だか良い感触だな…。
(これが君の狙いだったのかと微笑んで冗談を言う。倒れてしまったが余りダメージになっていない。相手の体から何か心地よい物が放たれているのか分からないが、近くに居ると何故か心地よさを感じる)
ぬわ…。
(振りほどかれると変な声を上げながら無様に地面を転がる)
潰せるものならやってみるといい。
(右腕で防御して魔力を防ぐ。だが完全には防御しきれなかった様だ。それが直撃すると男は吹き飛んで行き
協会の椅子を破壊しながら壁まで後退させられる。発生する轟音と煙が、派手な様相を醸し出す。煙によって
両者の視界が隔絶される)
仮に潰した所で、俺にはまだ手札が余っているぞ。
(壁にクレーターを成形し、めり込んだ男は鋭敏に貴女の元へと飛び込む。男は煙によって視界が遮られても貴女が何処にいるのか把握している様だ。先程みたいな形で貴女の前方に肉薄した男は、柔道の投げ技の一種である背負い投げを貴方に仕掛けようとする)
( しかし沈黙を挟み …思案としては微妙な時の間 )
「 丁重に。お断り致しますわぁ? 」
___…あまつさえ 飛び交う砂塵に手を払うばかり
>>105、>>106
っ、く…ッ!
(瞬間、煙の向こうから迫りくる気配を寸前で感知し、咄嗟に腕を伸ばして結界を展開する。
ふいに展開の衝撃で煙が晴れた。視界に広がるのは、男の姿。
そして、その背後で空いた壁の穴から伸びる地平線。青い空に目を細めた。)
ああ、神よ。
これも試練なのですか。
ならば救いの時は近いでしょう。
傍観者は一人。
敵対者は二人。
あははは、いいですわ。
全員腸を引きずり出してあげますから。
(とはいうものの、ウィンプルの下の顔は疲労で覆われている。
すると、そこへ――
三つ巴に相対する三人の元に、人影が落ちた。)
――ヒュ〜〜〜〜〜…
ドォォォ〜〜ん!!
おれ、とうちゃーーーく!
(ガラガラと倒壊していく屋根。重力に従って落ちていく瓦礫を飲み込みながら、一人の男が現れた。)
あっれ〜〜、ちょいとヘ…じゃない、ハリジャだっけ?
のォ〜、魔力の流れが変だったからさ?
来てみたらぁ、なに? カミサマだろー、呪人、それから…なんだァ、オマエ。
(周りをジロジロと見渡す。
片目を隠すほどの長い髪、蛇のような舌、小柄な体躯から伸びる蛇尾。
とても人間とはいえない相貌で、男は右目を見開いた。)
まぁ〜いいや、おいらが全部…喰ってやっからさァァ〜
(ぺろり。舌なめずり。)
>>106-108
色々な者が闖入して来て面白くなって来たでは無いか。
(何処かで感じた事があるような気配や謎の存在を見て微笑む)
硬いな。
(結界に阻まれると取り敢えず両腕で乱打を放ってを壊そうとする)
>>109
待ちなよォ、おれのぉかわいい『妹』だぜー?
おれ今すげーー腹減ってんの…喰っちまってもいいならァ、手ェ動かしな?
(ハリジャの結界を破ろうと乱打する男の手に、長い蛇舌を伸ばして巻き付ける。)
( 暫くの無言が続いたのち )
「 …はぁー よく考えて下さいませんこと?
荒事。…それは敵対、考え方を荒げた末の齟齬に
他なりませんもの …こーゆー他人事にはわたくし 」
「 付き合いたくありませんわ 」
( 無駄に血の気が多い数人を見ることもなく
…長椅子に掛けたまま 紅茶の香りを嗜むのみ )
>>111
…ふふ、本当に、癪に触りますね。
これ以上、神の御心の前で勝手は許しませんわよ?
(結界を展開しながらカツリ、と踵を鳴らすと足元に魔法陣が現れる。
そこから無数の魔力の結晶が長椅子に向かって飛んでいった。)
はぁ、はぁ…なぜ、あなたが?
早くミズガルズに戻って奴を監視していなさい。
それがあなたの使命でしょう。
『使役』はわたくしの役目ですわよ。
(口の端から血が垂れる。魔力の消耗が激しいせいだ。
洗います呼吸に揺れる方で、現れた謎の男に話しかける。)
だぁってさーー、妹が困ってんじゃァん。
助けねえお兄様はいねーよ? それとォ、ヨル兄、な?
オマエは行けよぉ、ヘ…ちがう、また間違えた。
ハリジャぁ、信者をいじくる奴らがいんだろぉ〜?
(ハリジャに戦線離脱を促す。男の正体は、大蛇の半神ヨルムンガンド。
兄と言い張るそれは、謎の男、そしてナイアと対峙するために背を預けようと。)
[ピココッ]( 黒い"何か" )
( 呑むようで しかし拒む、押せど 引く以外を得ず
…黒 その色の不定形が結晶を受け止め 貫かれ )
( しかし貫通する事だけは許されずに )
「 運命性、突き立てるも凶、ですわねぇ 」
( …纏う"不定形の黒"が濃さを増すも
攻撃意志の有無を言及するのなら…
不自然にも 自然にも ありはしない )
「 はー やだやだ 」
>>114
…くそ、世界の裏側の混沌…旧神ごときが、まだちょこまかと。
この世に蔓延っていたのですね。
ですが、残念。
あなたの出る幕などありませんわ。
旧き時代は終わる。
新しい世界と共に、新たな神の訪れ、ですもの…
(ふらり。血をぽたぽたと床に足らしながら、消えかけた結界を展開し続ける。
意識は朦朧。それでも頭の中にあるのは、新世界と、唯一無二の神のみ。
死を否定した混沌など抗う術もない。空の魔力でできるのはただ傲慢な『教え』だけだ。)
「 妙なお人ですわねぇ… いい加減、静かに
していただけませんこと? 」
( やにわに"不定形の黒"が長椅子の向こうへ集約する )
「 ……あぁ… 、お茶が冷めてしまいますわぁ 」
>>116
っふ、呑気ですこと。
いずれ来る新世界が訪れる際、この世界の終わりをただ見つめていればいい。
あなた方の時とは比べ物にもならない混沌が世界を包むでしょう。
それこそが『救世』、なのですわよ。
(到底敵わない実力の差。それを理解しているからこそ、嫌味しか選択肢を持たない。
よろり。ゆらめく体。ついに限界を迎えようとしていた。)
…ああ、しかたありませんね。
この場は任せましたわよ、兄さん。
(そう告げると、背を向けて爪先を鳴らす。
ふっ。足元に広がる魔法陣に呑まれてハリジャは転移した。)
まぁかせろよー、妹。
お兄ちゃんが…ぜんいん、喰い潰してやっからさァ〜?
(去っていったハリジャの残り香にぺろりと舌なめずりすると、二人に向き合う。
空腹か、享楽か。大蛇の唇は弧を描いた。)
「 ……我等がが蹂躙を生きとし生ける方々へ強いた時代 」
( 座した 深き腰を上げ、集約する"黒"を散らす
___教会の間を包む宵闇は とくとくと薄れ
薄らに隠されていた …月の明るみは ……より"黒"を薄める )
「 謳歌、そして繁栄と呼べば聞こえのいい…
生きること迄 生き地獄。…"世紀末"の座す世界 」
( 黒を自ら剥がさば 暗がりより現れし"純黒"の小柄 )
「 …それを打ち崩し … 明るみを仰ぐを否
自ら世紀を甦らするは ____"人"でしたのよ 」
「 ……お忘れになって? …今も昔も…
人は僅かな希望のみを胸に 」
"神"も"悪魔"も ___討ち果たした唯一の種である事を
>>119
ふぅん、オマエ、女のガキかぁ?
ああでも、旧い匂いがするぜー。
おれはぁ難しいこと分かんねーけど…これは人間だけの戦いじゃねーんだってェ?
人から外れた…おれみたいな奴らさァ、父さんが救ってくれるんだってよぉ。
おれもよぉ新世界の味ってやつキョーミがあんだよなァ〜〜
…あ、旧神もどんな味すっかなぁ。
(長い舌をチロチロと出して笑う。)
「 さぁ? まぁ、勝敗云々についてはこれ位に 」
( 永い言葉も途切れに途切れ …意は伝えたと
鬱陶しそうに右手を横に鋭く払う )
「 今は超個神的に…
て め ェ" 腹立つので ブチ殺して差し上げます 」
へェぇ〜〜、気ぃ強いのはァ嫌いじゃねーや。
いっぺん食ってみたかったんだよなァァ、アハハハ!
来いよォ、旧神。
(両腕をだらりと下げ、無防備な姿勢。)
「 んっん ……… さぁて 」
( 値踏みをするように 腕を組んで )
「 ……どぉしちゃおうかしらぁ? …ね? 」
だんなさま🖤
「 .....はぁ 」
「 呼ばれたからには来るしかねぇよなぁ....さてっと アンタ うちの嫁を食おうなんて馬鹿な真似やめた方がいいぜ?そもそもすっごい強いから食べられないだろうけれど ....ま、そもそも五体満足で返さないつもりだけど、さ? 」
( 黒の背後から足音を響かせて左右に手を振り気楽な笑顔...を浮かべてたのも一瞬。相手の姿を確認しては好戦的な瞳と笑み、指の骨をポキポキ鳴らし、黒の隣に立つ )
「 悪いけれどアンタ、覚悟は出来てるよな? 」
>>123-125
魔王に、神様の魔力かァ。
こりゃぁご馳走だなァ〜、おいら幸せもんだぜェ。
だけどよォおれはぁ肉に興味はねーンよ。
喰ってもいいけどさァおれはただの『掃除屋』なのよォ。
人とか食ってみぃ? 消化不良起こして死ぬわぁおれ。
(突如現れた魔王、その傍らに立つ魔王を見ても怖じ気づかず、相変わらず笑みを崩さない。
それどころかより口角を上げて。)
[ブチッ]
【ヴェルスタルミデッド=ロ "blood"】
( 短気に衣を変形させ 獣のアギトを作り出し )
___それを砲身 …怒りのまま
[ブバシャァッ!](得体の知れない何かの血液を噴射!)
「 ....あのなぁ?魔王はあの方だけなんだよ... 俺は魔人なんだよ、分かるか?....それにどうにも、テメェは腹が立つ.... その大口が叩けないように 再起不能にさせて貰う ....だよな?ナイア 」
( 青筋がどんどん額に浮かぶ ....人を腹立たせるのが上手い奴だよと思う。しかし無謀に変わりは無い 手で銃の形を作りながら大きく溜め息 )
「 先に言っとく、今の所俺は良く分かってないし殺るつもりは無いよ ....ただし、テメェの言動によるけど な? 」
( ....勿論黒を止める気も無い )
「 精々頑張れ 足掻けよ?“神サマ”? 」
>>127-128
なに? おれ地雷踏んだ系?
なんでやねん〜〜、はァ…まーいいやァ
魔人だろうがなんだろうがぁ関係ねェ〜。
おれはハリジャの、神の邪魔するやつー排除するだけだぁ。
だって『掃除屋』だもんなァ?
――いっただっきまァーーす!!
(大口を開けると、鋭い牙がのぞく。長い舌で液体をすくいあげ、ぺろりと飲み込んだ。)
(………)
「 …そう来るだろうと、思ってましたわよぉ? 」
( 吊り上がる満面の笑み …黒い衣がひり出す… )
"生き血を吸い取られた人間"
「 戦法も苦手も… おしゃべりした上でっ!
なぁんておバカさんなのかしらねぇ? 」
「 .......これ俺居るかなぁ 」
( 後頭部を掻きながら冷静に思った事を口に出す 正直黒一人で成り立つし ...寧ろ邪魔になり得る気がして来た .....まぁ、いつも通り変わらず援護という形でいこうか )
【 ハンドガン 】
( 指先に魔力が溜まり ...銃弾の形となり、拳銃の様に音が聞こえたかと思えば既に眼前に迫る弾丸 魔人の十八番 )
「 ....ナイア、程々にね 」
( 元気なのは良いけれど、と頭を軽く撫でつつ )
>>130-131
ん…? ぐっ、げふっ!
ごほっごほ、ぐえぇっ!!?
(飲み込んだ途端、胃の奥から先程の生き血と共に自身の血を吐き出す。
肩で繰り返す息。上下する蛇の尾。)
ハァ、ハァ…あ〜〜ぁ、同じ鉄の味ってのにィ、こうも違うかぁ?
血ってのはまじーなァ。危うく死にかけたぁじゃねーかよ?
――っと、っへへ、ごちそうだァ!
(直後、ザレッドの指先から放たれた魔力をすかさず口に放り込む。
純粋な魔力はヨルムンガンドの体を満たした。)
「 ....成る程ね、全部分かったよ、そう言う感じのアレかぁ......面倒な 」
( 魔力で回復した辺りから相性的にはそこそこ悪いと判断 ....そして血で吐き出したりした辺りから ...理解する、色々と )
「 ...じゃあもう一発、撃つか 」
( 再び手を銃の形に構える ...左手で支えて、先程よりも反動が強めそうな... )
「 [もふっ]ーっ… ぁ、だんな様ぁ?
多分、人の体以外 何も効きませんわよ? 」
( 撫でられて抱き付き
…衣は血液の用意を行う )
>>133
ケッケッケ、クケケケ…魔人、あんたぁ賭けはしたことあるか?
切り札ってヤツはさァ、最後の最後まで見せねーんだってよォー。
き、な、よ。
残さず喰ってやっからさァ?
(腕を広げて攻撃を受ける姿勢。)
「 .....うん、分かってるよナイア、そしてアンタ ....残念ながら切り札ってもんじゃあない、試作中の技だよ、使い所を考えてたんだ 」
( 袖を捲る ....いつもの魔人の腕よりも肌が白くて細い “人間の腕” )
[ ビシュッッ ]
【 ハンドガン・血閃 】
( 指先から放たれるは魔力0の血の弾丸 見た目こそ地味だが威力は鉄板を貫く ...何より、勢いが激しい )
なんだぁ? まァーた同じ技――
(血の弾丸を口に入れる寸前で、魔力の流れを一切感じないそれをかわす。
だが、間に合わずに弾丸が手をかすった。)
……なぁかなか、かしけーこと考えンねぇ?
(ポタリ。穴が空いた手のひらから垂れる紫色の血。)
「 鉄砲は鉄砲でも水鉄砲って訳よ。ま、その代わりこんな感じで ....遺体とは言え人間の腕を使うって言うのが気味が悪いし慣れないから嫌だけど.... 」
ま、躊躇もしないで良いか、流石に嫁貶されて無事で返すのは ....“甘い”よな?
( 次々と魔人の手が空中に浮かぶ、数十、数百、数千.... )
「 ........準備万端 」
「 やっちゃえー! 」
( いつの間にか長椅子に戻り )
うゥん? ゲームかァ?
いいねェ、上等じゃァ〜〜ん。
要は当たらなきゃぁいーんだからよォ。
(数千の手を前にして、尾を左右に揺らす。)
「 ....ナイアさぁ 」
( 呆れるもまぁ安心、寧ろこっちの方が生存確率が上がるし )
「 ......浅はかな考え、避け切れるなんて思うか? 」
( まだ増えて空を数万以上の手が覆う 全てが先程と同じ様に銃の形に ...魔力の反応は本体の魔人にしか無い )
「 下手な鉄砲、数打ちゃ当たる ....だ 」
【 ハンドマシンガン・赤雨弾崩 】
[ ズドドドドドドドドド ______ ]
( 相手が旧神やとある堕天使にしか使わない様な必殺技 全部が相手を狙い、足元から避けれる半径5m以内を一秒間に万発以上の弾丸が埋め尽くす
血も濃く込められていて、次々と穴が開く ... )
「ヨルムンガンド…北欧神話のロキの子か」
部下A:頭!
「どうした?」
部下A:我らの拠点に敵勢力が出現したとの報告が入りました!
「お前達は拠点に戻れ。殿は俺が務める」
部下A:御意!
(部下達がワープ装置を使って退散していく)
「さて、本当は遊びたい所だったがあと数秒となってしまった…何やら見覚えのある邪神にやり投げして俺は退散するか?」
(ヨルムンガンドとニャル様らしき者達が戦ってる隙に撤退しようか考える)
おれェ、鬼ごっこは好きだぜぇ〜〜。
だってさァ負けねーもんなァ!
(地面を埋め尽くす銃弾。数多のそれをかわそうと、蛇に変化して地面にもぐる。
木の板がまるでもぐら叩きのよう。しかし弾丸は鱗で覆われた体躯を襲う。
入り口まで音速で飛び、空へ駆け上った。)
……よーやく、目ぇ覚めたぜ。
(縦横無尽、あらゆる方向に避けながら、数百発を体で受けきると、血を吐きながら『魔人の手』を掴む。)
>>142
おうおう、その方がァ身のためだぜ?
ただよォ、その前にいっこお願いがァあんだよぉ。
「 ......なんだ ....蚯蚓かよ、お前 」
( 煽る魔人、どう考えてもピンチは此方、なのに余裕の笑みは絶えない .....だって )
[ ________パァンッッッッ!!!!! ]
( 掴んだ魔人の手が爆発した様な衝撃を与えて ....大きな音と同時に目潰しと言わんばかりに骨の破片や血が飛び散る )
――ッ!!
(弾け、飛び散る肉片や血。
避ける暇もなく、ヨルムンガンドを爆発の衝撃が襲う。)
(どさり。地に落ちた蛇の姿があった。
やがてゆっくりと変化が解けていく。)
「 ........まだやんの?しつこいなお前.... 」
( とは言え新たな収穫が出来た、魔力を使わない戦闘方法 ...そして血の弾丸、練習には程良かった。ただやはり魔人的には魔力使った方が楽で....溜め息 )
「 ...まぁ、別に良いけど、死ぬまで殴っても良いし 」
( 魔人は腕を軽々と再生して元通りの状態に ...まだ魔力も半分以上残ってる )
>>144
お願い?
(ある程度察しは付くが応対する)
>>147
……ハリジャはおれに背を預けたな。
兄さん、任せただっけ? よォく思い出せねぇや…
(自分が蛇の半神として生まれたのは。特異体質で生きることを強いられたのは。
きっと救われるための命だからだ。)
…おれはァ死なねえよ。
ああ、やっと。目が冴えたな。
(己の命を危険にさらしてまで吸収した全身全霊の『魔力』。
受けた痛みを魔力に変換する。それが今まで隠していた第二の能力。
にやりと笑った瞬間、ヨルムンガンドの腹に光る紋章が浮かび出た。)
言ったろォ?
切り札は最後の最後に使うってよォ。
(バァァァァ……――――ン
腹の紋章が口のように開くと、中から強大な魔力の束が放たれた。
溜め込んだ魔力よりも遥かに強い力。それは地平線までを飲み込まんと膨張を続ける。)
>>148
あぁ…おれにぃ魔力分けてくんねーかァ?
さっきからよォ痛くてなぁ、そんぐらいしていけよ。
修理代はぁチャラにしてやっからよ〜。
「 ....教会、ぶっ壊すつもりかよ 」
( 魔力が迫る中で冷静に ...笑みを浮かべては “黒く染まった腕”を一振り )
一瞬で消える、膨張された魔力
「 じゃあ俺も切り札を教えてやるよ、これが“魔人の腕”発動に半分の魔力を消費する代わりにどんな物でも壊せる、不老不死の命でも、空間でも、な? 」
「 ...とはいえ流石に疲れたが 」
>>151
…はァ?
(目の前で起こったことにぽかん、と口を開け。)
……ククク、クケ、ハハハハハ!
なんだよそれ…おれぇ夢でも見てんのかァ?
ありゃぁ全力だったァはずだぜェ?
…はー、もーいーわ。やるなァ魔人ってのも。
とりあえずよ〜〜、オマエらがキレたのはおいらのせいってわけ?
なら謝る代わりに五臓六腑でもォやろうかぁ?
…とにかく、これで満足だろォ。
救世の邪魔ァ目的じゃねーンならこれ以上なんもしねェ。
すんならぁ別だけどな?
「 ....つっても、あんましたくねーけどな?魔力消費半端無いし、おまけに発動してる間は魔力がどんどん減る、んで他の技も使えないし魔力が無くなるまで解除不能...ハイリスクハイリターンなんだよ、魔人の腕っつ〜のは 」
( 後体が軋むしと付け足す ...実際腱鞘炎以上に身体が痛いし熱い 徐々に黒さが消えていく )
「 ...そもそも俺はナイアに呼ばれたから来た、んで俺はお前がナイアの事を貶していると ..そう判断した、ただ....正直俺はどっちとも思ってない。ま、今回はお互いに見逃そうか、次は本気で殺るけど 」
( 冗談抜き )
…へェぇ、そうかぁ。まァいい。
どうせ、な……
おれン仕事は終わったぜ。
あとはハリジャが上手くやってくれりゃぁなァー。
はァ…
今日は空が綺麗だなァ
(瓦礫に埋もれた教会の地面に寝転がって、空いた天井の先を見つめる。
そこには青い空だけが広がっていた。)
[トコトコトコ]「 yes give、GO めでぃっく。 」
( …音沙汰もない気配からゆっくりと魔人の背後 )
「 ま。…人の稀有な力ってのは神なんてもの易々と
超えてきますわぁ?…あんまり心配しないで、ほら 」
( よいしょ、と軽く魔人を衣が吊り上げ )
>>150
容易い願いだ。
(右手を開けて掌を上へと向けると、朱い何らかの力が魔力に変換されて行く。魔力に変換したそれをヨルムンガンドに分け与える)
お前達が詰らない碧の集団で無くて安心した。
之で安心出来るな。
では失礼する
(リーダーもワープして退散していった)
(/お相手ありがとう御座いました)
>>156
へへへ、うめェやぁ。
じゃぁなァ、兄ちゃん。
(ぺろりと魔力を平らげ、傷が治っていく。
去り行く尾を振って別れを告げた。)
(こちらこそありがとうございました!なんか混沌状態でちょい申し訳ないけど楽しかったです!)
(あ、脱字気にしないで)
159:ハリジャ◆o6:2021/02/23(火) 13:18
(一方その頃。)
信徒の部屋から反応が消えましたわね。
兄さんは退けてくださったようです。
ならばわざわざ顔を出すまででもないでしょう。
この場で最も重んじるべきは『地下』ですから。
(教会の奥、重い扉に手をかける。
扉を開けると、その先には暗く鬱蒼とした階段が伸びていた。
明かりもつけず一段ずつ降りていく。
見えた灰色の床、扉がもう一枚あった。)
(ギィ。扉を開ける。)
…ああ、ふふふ、こんにちは。
よく耐えましたね。それでこそ我が信徒です。
(笑う修道女の眼前にいるのは、椅子に縛り付けられて衰弱した様子の信者。
なにも食べていないのか痩せこけている。)
これからあなたに更なる苦しみを与えます。
あなたを最上の救いに導くための試練です。
大丈夫、神を信じるのですよ。
多大な苦しみを乗り越えた先に、救世は有るのですから。
(信者は頷く。修道女はそれを見てにっこりと微笑み、牢屋みたいな部屋の壁にかけてある『ペンチ』らしきものを手に取った。)
ご存知ですか?
爪や髪など、幾度も生えるものを残らず削ぐのは、更正の機会を与える儀式だそうです。
神々の遊びでしてね、うふふ。
もちろんあなたに更正を強いているわけではありません。
あなたはわたくしの教えに従い、その魂を清きものへと昇華させたのですから。
これは現世の未練を断ち切る最後の苦しみ、言わば試練ですわ。
(信者の足元に屈み、ペンチで爪を挟む。そのまま躊躇せずに、ゆっくりと、ゆっくりと爪を剥がした。)
(信者は激痛に顔を歪ませながらも決して声を上げない。
この苦しみさえ乗り越えればきっと救いが待っている。
否、導いてくださる…)
…親指の爪が全て剥がれましたよ。
どうです? 痛いですか? 苦しいですか?
たくさんたくさん苦しみなさい。
さすればより救いへと近付く。
次は二本目の爪を剥がします。
その間に、この爪を噛み砕いて食べてください。
これまでの自分を全て受け入れるのです。
余すことなく。
(信者の口に剥がした親指の爪を放り込む。バリバリと音を立てながら咀嚼する下で、ハリジャは二本目に手をかけた。)
(信者は足と指、全ての爪を剥がれ、そして咀嚼した。
指先から流れる血の温さも激痛も感じない。
それでも『試練』は終わらない。
爪がなくなれば髪を、
髪がなくなれば皮を、
皮がなくなれば目を、
目がなくなれば耳を、
耳がなくなれば歯を。
苛烈、熾烈、純悪に。
救いを盲信してただひたすら。
…もう信者は原型を留めていなかった。)
素晴らしい。
よくぞ試練に耐えました。
敬虔なる信徒よ…
(もはや人間とは呼べない『それ』を抱きしめる。
まるで死体のようだ。)
尊きあなたには救いを与えましょう。
新世界のための礎となる資格を。
…口を開けてくださいな。
(がり。修道女は己の舌を噛んだ。
命令通り無防備に開いた口に、舌から滴る血を分け与えていく。
――【生生流転】
失われていく信者の命が、死霊へと姿を変えた。)
…ふふ、ふふふ、あはははは!
神よ、我らの親愛なる神よ!
今宵また救世へと近付きました。
新たな救いがやがて新世界を創るでしょう。
(こつり。黒い踵を鳴らし、足元に魔法陣を展開する。
死霊となった信者の肉体は封印されし【ヘルヘイム】へ召喚された。)
(ただ笑う。地に落ちたウィンプルの上、赤黒い二本の角が生えていた。)
(どれだけ永い時間を歩いただろうか?自分では分からない。)
167:アモル:2021/02/23(火) 19:29 (/ごめんなさい、ミスしました。166の続き書きます)
( 夜の月日が茶色のトレンチコートを着た10代後半の外見をした青年の姿を映し出す。青年は覚束無い様子で歩いていると一つの教会を見つける。それを見れば、数秒の徒歩の後に協会の前で意識を手放した )
ぅ…ぁ………。
(此処で終わるのだろうか?僕の命は。蝋燭に灯した焔を吐息で吹き消す様に、僕の命は此処で潰えるのかな。此処で眠ってしまうのも悪くは…)
>>167
…大丈夫ですか?
(ぽう。倒れた青年の前に、蝋燭が差し出される。
闇空に輝く星の光の下。もう夜だ。
修道女はただ優しく微笑みかけた。)
( みんながわーわーやってる一方で )
>>85
オレは回帰教だ。アンタのおやびんといちいい結びつけんじゃねぇよ。ばーーか。
( 最後にムカつく野郎の目の前で「ペッ」と唾を吐いた。これで勘弁しといてやる。あらゆる苦痛を免罪符に換言しちまうドM信者をボコボコにしたところで意味はないし、今はもっと、ボコボコにすべき奴がいる。そいつを叩きのめすために、まずはこのバカでかい扉を『ばこん』『ばこんっ 』『 ばこーーん っ』と蹴り飛ばして、廊下を歩いて歩いて、歩いて、歩く… )
はぁ、教会ってこんなデカいもんなのか…
( 疲れた。ずっと同じ廊下を見てる。飽きた。なので、スタンドグラスの方を見ると、黒くてうねうねしたキモイ物体と、目が合った )
おまえ、キモ助じゃん。
なんで?魔法で飛ばされたはずじゃないの?
『 嗚呼。99%の肉片は飛ばされた。しかし、ワガハイは、おまえが幾分か前に打ち放った死風刃雷弾 ( シップウジライダン )の残りカス。本体とは異なる。』
ふーーん。なんか別に嬉しくないな。
『 外気に夥しい感情が渦巻く。ワガハイは生身では感情に侵食される。早く寄生しろ 』
えーー私、久しぶりに女に戻ったんだけど、ちょっともったいなくね。ていうか、アンタが私に寄生するんだろ。
『 外気中の感情が強く轟いている。ワガハイたちの認知外で大きな何かが起こっているのだろう。早く見たい。寄生しろ 』
チッ どいつもこいつも自分勝手だな。
( 私は腕を突き出した。黒くてキモいそれは塒を巻いて、皮膚の中にもぐっていく。これで、また、男になるのか。 )
よし、行くとするか。オレのこと適当に雑魚扱いしたアイツすっげームカつくし、絶対ぶっころしてやる。
>>169
そこのぉ…なに?
女? 男?
半分ヤロー、オマエぇなにしてんだァ?
(暗がりの教会。崩れた屋根の下で瞳を赤く光らせる男が一人。)
>>170
う〜〜ん
( さっきからずっと歩行感覚に違和感がある。今のオレにはアソコがないからだ。この場合、オレの性別はどっちになるんだろうか。男?女?中性?半分野郎? )
『 本体がお前の体から消えたせいだ。
生殖器はどこか別の場所で生えたのかもしれんな 』
心ん中、覗かないでくんない?
( そんなこんなで暗い洋風廊下を進む。所々、破損具合が激しい壁に手をつきながら。
そうして到着したのは、崩れた天井から闇が差し込む場所。赤い点が二つ。ソイツは間もなく話しかけてきた )
いや誰やし…(ボソッ)
オレは、クソ修道女?クソ教祖?クソビッチ?とにかく分からんがハリジャとかいうクソ女を探してんだよ。ソイツをぶっころすために探してる。おまえ、ソイツ知ってんの?
>>171
知ってたらぁ〜、なんだァ?
そんでぇおれがさァそいつの兄ちゃん、つったらどうする?
おめー考えてもみろよぉ?
オカマが妹のこと殺してやるって探しててェどー思うよ。
おれだったら目の前でブッチだぜ。
>>172
どうするって言われても。
( オレには弟がいる。もしも突然、弟を殺したがっているオカマがいたら、オレはどうするだろう。たぶん、言うまでもない。例え、弟がバケモノでもそれは変わらない。でも、 )
おまえの妹? もしそうなら、そりゃあ気の毒だ。
でも、ころす。だから、そこどいて?
スーー…ハァーー
「(なんでこんなえらいことになっとんねん…)」
(教会の外、入口の壁にもたれかかりつつ座り、タバコをふかしている一人の男)
「(…というか、この辺の人間、あんまり見かけへんと思っとったら…宗教狂になっとんねんな…しかもシスター人間とちゃうみたいやし、戦っとる奴らも人間とちゃうし、はぁーあ、考えるんめんどくさ)」
(どの思考も声に出すことはなく、ぼけーっと、いつ戦いが終息するのかとタバコをふかせながらまっている、この件に横槍のように関与するつもりは毛頭なく、現状把握以外に中を除く様子もない)
「(……ヨルムンガンド…ねぇ)」
(中にいるものの会話、それだけは見ずとも聞こえてくる、その会話の中で、様々な神話を思う内容が聞こえできていた、クトゥルフ神話、北欧神話、発生地が分からない神もいたようだが、……あらゆる『神』が多重に存在していることだけは簡単にわかる)
「俺の神さんはあんただけでええけどな、『_____』」
(そう、名前、だろうか、聞き取ることは出来ない音、それを告げると、ふわりと声に似た音だけが空気の中に混じり込む)
『──────、──』
「浮気なんかせぇへんよ、それに……なんかあってもあの蛇の兄ちゃんと妹…シスターの前には出るんちゃうで?」
『────、──』
「ん、わぁっとる、後でな」
(そう言うと音は無くなる、もう一度、男は吸っていたタバコを口から外し息を吐く、灰色の煙に、薄く、目を開いた)
「…………『ラグナロク』、ねぇ…」
>>173
じゃァさ〜おれもオマエんこところすぜ。
そういやぁ腹減ってきたしぃ…オマエころして、満腹で、一石二鳥じゃね〜か!
(二つの赤い点が揺れる。彩度の残像が消える前に、蛇の尾が宿に襲いかかった。)
>>174
あら…こんな夜更けに、どなたですか?
うふふ、煙は体に悪いですわよ。
神父さま。
(蝋燭を持ったまま、ゆっくりと男に会釈する。
会話は聞こえなかったようだ。)
>>176
「………あーれ、なに、終わったん?中の喧騒、おじゃませぇへんように外おってんけど」
(…来るんかぁ、外まで)
(座っていた状態から立ち上がり、かかった声に返答する)
「神父様って分かっとんならええよねぇ素性は、俺は至る所の教会巡り歩いとるだけの一般人神父様やでシスター、まぁ様子みたらさっさと次行くけどな?」
(先まで見ていた中の様子から、あまり関わり合いになりたくは無いのか適当な説明をする。)
「んで、ここに来たわけなんやけど、なんや賑やかやから、静かになったら声掛けよ思うて、な」
>>175
え?
( 真正面から鋭い風。額に当たりかけたその瞬間)
鎧 ッ ! 『 ……42秒 』
[ キンッッッ ! ]
( 何かが大きく打突した。その衝撃で、こちらの足は 一歩、二歩 と退かざるをえず。のみならず衝撃音は未だ[キーーン]と鎧内まで響いている。
頭から胸にかけてのキモ助の鎧。もしこれが間に合わなったら、オレの頭は果物みたいに弾けていた。心臓がドックドックしてる。早く終わらそう。こんなの心臓に悪い。 )
銃。 『……8秒 』
( ナイモノネダリの力。
[ カチャ ]装填 )
しね。[ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ]
( 空間余すことなく満遍なく撃つ。赤い二つの点の動きを頼りに満遍なく、いっぱい撃つ )
>>177
そうですか…喧騒は終わりましたわよ。
親愛の蛇によってね、ふふふ。
それにしてもあなた、一般人ですって?
…なにか『別の匂い』がしますわ。
(笑みだけは形作ったまま、瞳を訝しげに細める。)
>>178
(シュンッ。深紅だけが暗闇の中で目まぐるしく動き、弾丸をかわす。
否、弾丸を『喰む』。
すると、ドサリ。宿の背に半蛇の体が覆い被さった。)
…ひとつ聞くけどぉ、半分野郎。
オマエなんでハリジャを殺したがってる?
>>179
「別の匂い〜?なんやのそれ、……あァ、鴉の匂いちゃう?さっき戯れとったわ、この街来る前」
(獣臭かったんとちゃう?たはーすまんなぁ!と、人の良さそうな笑みを浮かべている)
「匂い着いとん嫌やった?おっかない顔せぇへんとってやぁ、シスター様なんやし」
(そう、『笑っている』彼女に対して、そうつげた)
>180
うぉおぉおぉおぉ早くしねぇえぇえぇ!
( 1秒経過。まだ当たらない
[ ダダダダダダダダダダダダダダダ ]
2秒経過。まるで映画フィルムみたいだ。光 闇 光 闇 光 闇。ただその繰り返しで3秒経過。ピカッと明るくなる度に、壁紙の荒れ具合は激化。まだ当たらない。イライラしてくる。4秒経過。ピカッと明るくなる度に、対象は揺れる。廻る。振れる。変動してオレの心も。 )
なんでだよ っ!しねよ!!しねって!!
[ ダダダダダダダダダダダダダダダ ]
( 5秒。地面はこんなにも弾で溢れているのになんだか切ない気持ちになってきた。当たらない。6秒。どうしてなぜ? 7秒。食…っている?
[ ダンッッ !!シュ〜〜ゥ ]
8秒経過。終わり。 銃は無に帰す。同時、オレの体は途端に押しつぶされる。ーー後ろ )
離れろ!エッチ野郎が!お前の妹は、あたおか教祖だからころすんだよ。しょーこーしょーこーをくり返さないようにするために!
>>181
……
(初めて笑みが消える。が、すぐに唇で弧を描き)
あはは、鴉は嫌いですわ。
特に二羽の使い鴉は見ているだけでも虫酸が走りますの。
…なんて、冗談です。
神父様、あなたもなにか教えを?
>>182
えェ〜、無理な、それ。
つーかぁ、そんならマジころす…
ってもハリジャに聞いた方がいいかァ?
オマエさぁ救いはいらねーのぉ?
(覆い被さったまま語る。相手が素性不明な異種族であることから、救済の資格を持ち得ていると淡い判断。)
>>183
「(…おっかな…)へぇ?そうなん?まぁカラスは嫌いな奴多い言うし、しゃあないかぁ、……教えはなぁ、おん、まぁ一応あるし受けとるよ、……ま!放浪神父なんや変なもんやっとるから、教会からまともな教え受けてへんけどな!」
(はーはっはと笑う、そんな様子から陽気な雰囲気が伺えるが、)
「ま、きぎょーひみつ?っちゅーやつや、詳しくは言えへんよぉ、そこはまぁ、俺もあんたに聞かへんから、ほっぽっとってな」
(ずい、と顔を近づけてそう告げる、人のいい笑は変わらない)
>>168
………?
(聞こえてくる声。意識が覚醒する。誰のものだろうかと確認する為に、瀕死の体を無理やり動かす。軋む体を無視して顔を上げ、虚ろな碧眼でめの前に来た誰かを見つめる)
……ぁ。
(目の前に来ていたのは一人の女性。ほんの僅か見た後に思考が奈落に落ちて行く。空虚な思いしか抱く事が出来ず、再び気を失った)
>>184
救いってアレだろ。苦痛イコール死後幸せになる確率上がるよ的な詐欺だろ?ばーーーーーか っ!
なんで今生きてる自分を簡単に放棄できるのかマジで分かんない。あほじゃないの?ほんとに。てかさっきからマジ重いんだよ っ !どけよ。
>>185-186
…ええ、聞きませんわ、神父さま。
ところであなた、先刻から…
嘘の笑顔がお得意なのですね。
(意趣返し。にこにこと笑う神父に笑顔で言い放つ。)
ああ、すみません…お客人ですわ。
ひどく疲弊しているようです。
わたくしが治療に当たるので、神父さま。
また後でお話しましょう?
(軽く頭を下げ、アモルの腕を己の肩に回し、運んでいく。
空白。思慮の時間が神父に訪れた。)
>>186
(客室。白いベッドの上。)
…これで危篤は越えましたわ。
この教会に来るのは、みな衰弱している。
体か、あるいは心か。
だから救いを求めるのですよ。
ふふふ、お客人…
目が覚めたらあなたをきっと救いに導きましょう。
(眠る客人の髪を撫で付け、治癒魔法をかけ終わり席を立つ。)
>>187
はぁーー、わりーわりぃ。
(パッ、と宿の体から離れる。)
てゆーかさぁ、ここの信者ぁ?
生き地獄ってーやつ、生きてるほうが辛いとよぉ、
死んで役に立ったほーが超楽じゃん?
それを救いってェ呼んでるだけだァ。
…ああ、でも、そろそろかぁ。
おいらが一夜いねぇとアイツが嗅ぎ回っからなー。
いーや、とりま行けよ半分野郎。
殺せんだったらなぁ。
(そう告げると、赤い点は宙に伸びた。大蛇の姿に変化したヨルムンガンドは、窓を突き破って星空へ消えていった。)
>>189
(数時間後、酷く疲弊していた青年は目を覚ます)
此処は…?
(ベッドの布団を右手で引きつつ、上体を起こして周囲を窺う。此処は何処だろうかと疑問が浮かんだが、一先ず自身の体を確認すると傷1つない状態になっていて安堵した。僕は助かったのだろうか?誰かが助けてくれたのだろうかと、色々と考える)
>>188
「お互い様やろ?それに営業スマイルなんて常識やで」
(嘘については正解であるが、人当たりのいい笑みを変えることはなくそのまま返答する)
「…ま、さっさと俺はお暇したいんやけどな?ま、ええよ、あとで、な」
「…はー、おっかな、やっぱ女は怖いなぁ、………『_____』やっぱそうなん?」
(シスターの気配が教会の中へと消えていったのを確認し、ぽつりと呟く、すると再び、声にならない音が聞こえてくる)
『───、─────、─』
「そっかぁやっぱそうなんやな、っはー困ったもんやわ、聞いとった?『二羽の鴉』嫌いやって、『フギン』と『ムニン』の話やろあれ、おっそろしいわぁ、…」
『──…─、─』
「ん?あぁ、きにせぇへんでええよ、平気や……いつ帰ってくるかもわからへん、また隠れときぃや」
『…………』
(そう告げると、音は再び聞こえなくなった)
「聞こえるわ、より良い明日を求める人々の声、此処もそういう場所なのね」
鈴を転がすような少女の声。
教会の前に佇む黒いローブ姿。
その背格好は子供のよう、しかしそれはヒトではなかった。
――それは骸骨だった。
肉を持たない骨だけの存在、それが言葉を発している。
【お知らせ!どうしても場所とかの状況によって主だけだと反応できなかったりするので、その場にいる方同士で会話とかもジャンジャンやっちゃってください!】
195:名を捨てし者:2021/02/28(日) 21:47 シスター様神の祝福お願い
女神ヴィーナス様の像あります
触れて良いですか?
>>195
(私の頭では全てを理解しうることは困難だが、救済をお求めか?
話すことはいとも容易いだろう)
シスター様そうです
祝福お願い
聖水飲まして
>>197
(把握した。それと君はジャンプ同好会に来てくれた人だよね?
あとでたくさん話しましょうね!)
>>197
…あなたも神からの祝福をお求めですか?
(暗い廊下、コツリと鳴る床の先に謎の人物がいる。)
いいでしょう。
きっと苛烈な苦しみを受けたのですね。
ですが大丈夫です、神が必ずあなたを救いに導きますから。
聖水ですか。お安いごようです。
では一滴も溢さず飲むのですよ?
(懐から聖水が入った小瓶を謎の人物に渡す。)
シスター様もっと聖水飲まして
シスター様もっと祝福お願い
シスター様僕に聖なるあーんと膝枕お願い
刀葉林から手招きして
魔女の釜何煮込みました
シスター様僕に天罰お願い
シスター様体触れましたから
許して
>>200
ああそうですか。
より救いをお求めなのですね。
ならばあなたには特別に救済を与えましょう。
今すぐ救世への礎へ導いてあげますよ、うふふ。
(飲んだ聖水が神様の体内で膨張する。
それは自分の体液。
救世へと導く契約の証。)
(刀葉林に招かれる
天罰が訪れる
許しを乞う
糾弾を希う
弔う
何度も何度も何度も聖水が溢れる
刀葉林刀葉林刀葉林刀葉林刀葉林刀葉林刀葉林刀葉林刀葉林刀葉林刀葉林刀葉林刀葉林刀葉林刀葉林刀葉林刀葉林刀葉林刀葉林刀葉林刀葉林地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄地獄
終わり)
シスター様もっと祝福と聖水と刀葉林お願い
203:西川大黒◆o6:2021/03/02(火) 22:59 >>202
闇より出でる黒き福音
万物の命を集め
ここに
汝の魂を地獄へ導こう
召喚悪魔、西川大黒。
文字に寄生する異質の存在。
究極魔法、【アク禁】!!!
シスター様。聖水は吾輩だけに飲ませて。
吾輩こそ刀葉林まで招いて。
肉欲のままにその肉を全身で貪らせて。
こんな自称神は相応しくない。
おまえは畜生界に堕ちろ。堕ちろ。堕ちろ。
シスター様もっと祝福と刀葉林お願い
206:西川大黒◆o6:2021/03/02(火) 23:04 待つがよい
そなたなぜ刀葉林を欲する?
おまえは畜生界に堕ちろ。おまえは言葉を話すな。おまえは家畜だ。家畜以下だ。おまえに言葉という特権はない。世界を秩序する権利などおまえにない。おまえは家畜だ。ぶひぶひ鳴くのだ。人間に食べられる未来の時まで、ぶひぶひするのだ。ぶひぶひ。
208:西川大黒◆o6:2021/03/02(火) 23:55 ワハハハハハ、言葉などなくとも世の秩序を保つなど私にとっては容易いこと。
せめて未来の果てで終焉まで鳴くがよい
刀葉林好きです
210:西川大黒◆o6:2021/03/03(水) 07:11 そうか ならば反転させよう
神様よ、君の好意を逆説的に反転させ対極を為す
刀葉林を嫌い、天国を好むがよい
天国の女神様来て
212:天国の女神◆o6:2021/03/03(水) 10:31来ましたよ
213:名を捨てし者:2021/03/03(水) 11:09 女神様釜何煮込みました
聖なるあーんと膝枕と祝福と聖水飲まして
天使と天女呼んで
釜で人間を煮込みましたよ
膝枕ですね分かりました、竜の膝で眠りなさい
そして私が祝福と聖水を幾世層から無限に与えます
天使ー、天女ー、召喚!
天使と天女が現れた!▼
女神様魔女と雪女と鬼女召喚お願い
女天使様釜何煮込みました
祝福と聖水とあーんと膝枕お願い
天女様あーんと膝枕お願い
女神様刀葉林の女神と閻魔女王召喚して
天使と天女を煮込みました
祝福と聖水とあーんと膝枕をあなたに捧げます
はいどうぞ溺れるくらい聖水を飲んで焦がれるくらい祝福を受けてください
魔女と雪女と鬼女と刀葉林の女神と闇魔女を召喚しました▼
女型の飽和により染色体が崩壊を起こしています▼
全て煮込みます▼
そうです全ては神を殺害するためです
神に与することは大罪です
祝福を受けることは愚行です
聖水を飲むことは禁忌です
召喚によってもたらされる飽和は混沌です
そうです混沌に現れるのが塵の魔女です
あなたは数多の罪を犯しました
神を己の傀儡としました
自由に祝福を欲しました
誰が裁きますか
私です
塵の魔女が混沌を沈めます
神を殺害します
罪人を糾弾します
魔女様何煮込みました
僕釜茹でグツグツお願い
杖で叩いて
女神様
あーんと膝枕と祝福と聖水と召喚お願い
分かりました分かりました
神を食べ殺します
塵と化します
神は不味いです
髪の味がとてもします
肉の味はしません
なぜなら神だからです
全ては塵に成ります
全てを召喚しましょう
地獄の釜を呼び寄せて飽和の混沌を沈めましょう
ここに全魔力を集めます
はい。現れました。
最大魔力、【カマユデール】
やぁ、こんばんは。嘘つきの魔女さん。
>>220
嘘は私の前で塵となるでしょう
あなたは嘘をついています
そうです
そうだね。言うまでもなくこの身は塵になるだろうね。だが、今じゃない。今この時には塵にはならない。三世超人のうちの一人がそう教えてくれる。そんな物騒な事より冷静に話をしようじゃないか。嘘つき。嘘つきの魔女。
三世超人。
その名を耳にするのは久しいです。
話とはなんでしょう。
希望は私の権能によって塵と化す。
しかし時の因果と三世超人によって封じられているようです。
嘘つきだとは人聞きの悪い。
あなたはなにを望み、願いますか。
こりゃ驚いた。三世超人を知っているとはね。ならば君は骨を折る日々に苦労しているのだろう。嘘つきの魔女、そんな君には長々と話すわけにはいかないから、丁寧かつ簡潔かつ手短に話すとしよう。端的に言って、吾輩の願いは君が嘘をつかないことだよ。君が嘘をついているから、世界がぼやけて、具体性を失っていくんだ。言っている意味が分からない?分かってくれ。考えてくれ。想像してくれ。君が嘘をつくからこうなっているんだ。元に戻してくれ。君の嘘を早々に終わらせてくれないか?
願い。
その願いを叶えましょう。
嘘の自覚は私にはありません。
根源はあなたです。
あなたという存在が塵になれば嘘は消えます。
そうでしょう。
なので私は願いを遂行します。
命有する万物に終を告げる
塵の福音を世に捧げる
摂理と奇跡の名において、汝を塵と化する
【臨終正念】
……随分と優しいじゃないか。
極楽往生までさせてくれるなんて。
だが輪廻は廻る。そして吾輩は再誕する。
君の嘘が世界の輪廻を廻すんだ。そして吾輩をここまで導く。
だから、君には分からせてあげなきゃね。
【 因果応報 】
これで、君の魂には【 法 】が適応された。
君は次の行動こそ慎重にならなければならない。
指先の動きから呼吸に至るまで、あらゆる器官を集中させて考えるんだ。気をつけろ。自覚しろ。根源は君だ。
……
…………
もしやあなたは今の三世超人ですか?
法を要する摂理の権能は三世超人しか持ち得ないはず。
なぜなら私の権能を妨げることなど通常の時流では不可能だからです。
…私は権能を遂行します。
たとえどんな未来があろうと。
もう一度摂理を。
塵と化しなさい。
(塵と化す摂理)
魔女様何煮込みました?
釜茹でグツグツお願い
杖で叩いて
魔女様女神や天女や雪女と刀葉林女神召喚して
魔女様ここ地獄?
女神様天国から聖水かけて
蜘蛛の糸垂らして
>>228
小さな天使たちが地獄へ聖なる水と蜘蛛の糸を送り込みます
あなたを大きな釜で茹でます
空から杖が降ります
全てが召喚されます
それらは摂理です
最後に切望の塵が降りました
家畜。おまえは畜生界に堕ちろ。
おまえにはなんの権利がある?話す権利があるのか?動く権利があるのか?関わる権利があるのか?ない。ないんだよ。なぜならお前はブヒブヒと鳴くだけのただの家畜だからだ。ブヒブヒと気持ち悪い。豚未満のお前はゲテモノの畜生だ。気持ち悪いのはそれだけじゃない。自分を中間者たる人間であると思っているところだ。異常生物。なぜ服を着ている?気持ち悪い。気持ち悪い。本能に従って、与えられた飯を貪り、肉欲のままに腰を振り、そして快楽のままに社会性を捨てたお前は本当に気持ち悪い。早く畜生に帰れ。
>>230
オンドゥルウラギッタンディスカーー!!
ウソダドンドコドーーン!!
貴様は誰だ…畜生か
よいわ
混沌にしやがって
地獄へ堕ちるがいい
身勝手の極意!!!
全てを消せ!!
【これらは全て時の狭間で起きたことだった。
誰も知らない混沌の時空線の話である。
というわけでここから下は通常通りどうぞ】
>>227
……今度は極楽まで送ってくれなかったね。
かなり辛かったよ。でも、嘘つきの魔女、君が嘘をつく限りこの事象は続く。そして君は法を犯した。
【 不妄語戒 】
君には苦痛が与えられる。嘘をつく度に。
…いや、正確にはこの瞬間もそうであるように、君が嘘をつき続けることで、法を永続的に犯していることになる。つまり、過去の君 現在の君は 未来の君に苦痛を委任しているんだ。全ては、法の適用された君のカルマの選択でね。そのことは、今君が感じるその苦しみで分かるだろう。さて、そろそろ君は嘘をやめるかい?
>>233
(誰も知らない時の時空線)
…なるほど、それがあなたの摂理ですか。
魂に刻み込まれた摂理を無に帰すのは容易ではない。
くっ…
(膝まずく。苦痛に絶える瞳に浮かぶのは深い絶望。
それと同じ色の絶望が常に撒き散らされている。)
摂理とは虚像。
理解に及びます。
ですが…私は『嘘などついていない』。
(新たな摂理)
>>191
(机に小さな紙が置かれていた。そこには整った文字でこう書いてある。)
『わたくしはハリジャ。
聖神教会の修道女です。
疲労したあなたの身に安らぎを与えました。
もうしばらくしたら再び訪れます。
それまでお休みになってくださいませ。』
(聖女のような言葉が紙面で踊る。そこに潜む禍々しい魂胆に気付くことは容易くないだろう。)
>>234
【 不妄語戒 】
新たな嘘を作り出すことは、未来の自分に苦痛を負担させるだけさ。肉体の中身を意識してみてほしい。その痛みは、まるで体内で何者かの触手が全身の隅々に及び、骨に巻きつき、肺をまさぐり、腸をかきまぜ、心臓に絡み着く感覚だろうね。その苦痛がまさに今、強まっている。
君は嘘ばっかりだからね。
吾輩の根源が分からないのか?
この世界の意味ついて本当に本当に分からないのか?
分からないのなら、吾輩をもう一度、塵にするといい。ただし、次の苦しみはもっと大きい。覚悟するといいさ。
ここから天国と極楽と地獄合体します
鬼女と雪女と刀葉林女神も来て
天使様糸登って良い?
>>236
…あなたが嘘だと呼ぶそれは、摂理です。
虚像は希望となり、希望は現実になる。
私の権能によって。
そして等しく絶望が与えられるでしょう。
世界の意味など決まっています。
希望を叶えることです。
私は言いました。
『嘘をついていない』。
(生み出した摂理により、不妄語戒が一時解除される。
そして、絶望が訪れる。)
【臨終正念】
黙れ畜生。外なる畜生。吾輩はおまえが一番嫌いだ。おまえは畜生界に堕ちていろ。早いところ、口を捨て、目を捨て、鼻を捨て、耳を捨て、手を捨て、足を捨て、命を捨てよ。生きる価値のない虫ケラめ。お前に与えられる機会はない。糸なぞない。ただ釜の底でグツグツと煮込まれ醜い鬼の餌にでもなるといい。
>>239
(アッごめん勘違いしてたみたい。私に言ってるのかと思ってたわ。も〜〜早く言ってよ〜語彙力素晴らしいじゃん。仲良くしよね。刀葉林さんと同一人物?)
(混乱しててごめんちょ〜〜、未来さんは未来さんなのね。多分。頭バグってたすみません。)
242:未来:2021/03/03(水) 18:01 >>238
答え合わせといこう。
吾輩は君の妄想だ。
君の妄想が、嘘が作り出した存在。
それでいて君の未来を叶える存在。
そのために魔女になってしまった君を目覚めさせる存在。そのために訪れるこの絶望から君を救う存在。
君は、優しさという嘘を道具に自分を守るのが癖だから。吾輩はね、その道具を使う度に壊れていく君の心を保護する君からの義務を負っている。だから、吾輩は本音を言う。だから、吾輩は君の代わりに、『 お前が嫌いだ 』と何度でも言おう。刀葉林、お前が嫌いだ。お前は畜生界に落ちろ。お前は最低だ。お前はクズだ。だから早くーーーされるのを願っているよ。
>>242
…それすらも、摂理ですか。
(現れた虚像の希望。
絶望の塊が、少しずつ、少しずつ、浄化される。)
希望を夢見ることは許されない。
願えば願うほどに、絶望は世に訪れる。
それなのにどうして…私を守るのですか。
尊い希望を見出だすのですか。
(時空の狭間、一瞬だけ塵の魔女が希望を宿した。
ありがとうございます。そしてちょっと勘違いしててごめんなさい。
恥じたいです。)
その答えは、まさに君の中にあるよ。
本当はね、君は知っているけど、その知っているという事実に気づいていないだけなのだから。未来の君がきっと気づくだろう。さて、そろそろこの虚像の世界から目を覚そうか。
君がどうして魔女になってしまったのか。
どうしてこの世界が絶望で満たされているのか。
君がどうして嘘をつかなければならなかったのか。
君は答えを知らなくちゃいけない。
準備はできたかい?
(ただ頷く)
>>192
…うふふ、ごきげんよう。
神父さま。お待たせいたしましたわね。
(風に揺れる草むらの上を歩き、目映い星空の下で修道女が姿を現す。
相変わらずにっこりと形のいい笑みだけを浮かべて。)
シスター様もっと祝福と聖水とあーんと膝枕お願い
シスター様僕の為に女神と天国教えて
>>246
「……待ってへんけどぉ」
(吸おうとしたタバコを止め、少しの沈黙の後に振り返る)
「…別に、様子見に来ただけやのになぁ」
(ぽそ…とかなり小さな声でため息を零しつつ呟く)
【 ポタポタと 】
( 充満する血の匂い。白いベットの上で。ある少女は哀れな立場に置かれていた。少女の小さな手、短い指が握るものは、黒くて、グロくて、気色の悪い紛い剣。どくどくと波打つ得体の知れない禍い剣。 )
「 テメェなんて、」
( 剣の先へ先へと向かえば向かうほど、何かの肌色の肉塊に埋もれてみえない。間もなくして、【 グチャグチャと 】少女の体に赤い臓物がこぼれてくる。ベットに仰向けになる少女にこぼれてくるのだ。 )
「性欲処理の一つもできねぇ娘なんて、 」
( 少女は刺している。自身に覆い被さる父親の腹部にその剣を。【グシャァァァァァと】腹からうどんのように溢れてきた。グロくてキモくてエグいものが少女の全身に浴びせられる。 )
「産ませるん…じゃなかった… 親殺し…魔女が」
( 腸と胃と色々な赤い肉に溢れる中。赤いベットの上で。生を喪失した父親の体が少女の体にのっかかる。その呆然としている少女は君だ。ーーそして、剣は静かに「君の体に」潜り込んで消えていった )
>>248
あら、つれませんわね。
安心してくださいませ。
長居させるつもりはありませんから。
(くつくつと笑ったあとに、深紅の双眸を訝しげに細める。)
…あなたから漂う臭気、どうも嗅ぎ覚えがあるのですよ。
喉の奥まで焼けつくような禍々しい気配。
この腐れ世界で最も嫌いな者に似ています。
>>249
(静かに、静かに、塵の魔女になる前の記憶を見守る。
追憶の中で遥か昔の情景を瞳に宿していた。)
「…そんなこと言われてもなぁ?そんなに鴉嫌いやったん?そうならさっさとおらんなるわ!気分害してすまへんなぁ!」
(また1つ沈黙をおき、そして、陽気に笑いながら立ち上がる)
「……な?可愛いシスター?」
(『後ろ』からの殺気を感じつつ、そう告げた)
魔女様何煮込みました
釜茹でグツグツお願い
杖で叩いて
>>252
…黙りなさい。
いつまでシラを切るつもりですか。
(神父の背後、その殺気を感じつつも負けじと睨む。)
二羽の使い鴉も心底から嫌いですが、『あれ』には及ばない。
なにせ諸悪の根源ですから。
――そうでしょう、神宿しの大罪人。
>>251
我々の目に映るこの光景は、実に悲惨なものだね。何が悲惨って、グロさとかそういう外面的なことじゃなくて、君がお父さんを、行為中に自らの手で殺してしまったことだ。体内に偶然宿った寄生物を使ってね。ところで君はあの時、何を考えていたのか、覚えている?
>>255
…よく覚えていないけど、ただ空虚の中にいた。
深くて暗い海の底みたいに。悲しいのか怒ってるのかそれすらも分からなくて。
ただ…解放されたい。
それだけだったと思う。
教会破壊しました
女神様天罰として
釜茹でグツグツしながら聖水無理やり飲まして
女神の杖で叩いてお尻に挿して
刀葉林から手招きして
>>257
来るがよい、新たな罪人よ。
その無限に限りを与えよう。
刀葉林女神様罰お願い
十二単触れて良い
貴様、新手の妖だな。
刀葉林の招き手の気配を察知して来たぞ。
地獄へは行かせない。
ここで貴様を払うぞ、刀葉林の化身よ。
刀葉林から女神様手招きしています
刀葉林来ました
女神様抱かして
女神様来て
魔女と鬼女と雪女と刀葉林女神来て
女神様聖水飲まして
封印された筈の刀葉林が化身として現世にのさばっているとはな
万有の妖を生み出す諸悪の根源よ
その身ここで朽ち果てるがよい
聖なる抱擁は身に余る
女神は貴様に救いを与えぬだろう
この世から立ち去るがいい
うわ時間がない
時間がなくてヤバい
いいか刀葉林
ゴアマガラを討伐しろ!!
さらばだ!フハハハハハ!!!!!
女神様聖水飲まして
刀葉林姫様手招きして
>>254
「………おっかないなァ、無視した方がお互いのためやろうに」
(シスターから告げられた言葉に、神父は変わらず笑っている、差し込む月明かりに照らされて、妙にその笑みは───あぁ、歪な程に美しい)
「…なぁ、シスター?もう一回だけ聞くで?俺『ら』を見逃す気はあらへん?お互い、1番被害がない平和な解決策やで?」
(バタバタと音が鳴る、その音の持ち主は、黒い翼をはためかせる二羽の鴉、『彼ら』は神父の肩に乗り、じっ…と、目の前の彼女を見つめる)
・・・・
「今なら『許させ』たるよ、『女王サマ』」
>>265
あはは、白々しいですね。
人間の一個体に既成するとは堕ちたものです。
…そして、わたくしは言いましたね。
鴉は心底から嫌いだと。
見逃す気など毛頭ありませんわ。
神の復活は近い。
これより真の平和が築かれるのですから。
(ふいに風が吹き、絵の具で塗ったような桃髪が揺れる。
そしてウィンプルが深紅の瞳を遮り――
頭上に二本の赤い角が姿を現した。
修道女は人間でも悪魔でもない、半神。
『死の女王』、ヘルだ。)
「うーわ、正体現しおった、あんまし面倒事に関わりたくないねんけどなぁ」
(でもやーっぱ、当たっとったか、ヨルムンガンドの妹となると、そりゃまぁヘルサマしかおらへんよなぁ)
(姿を表す彼女を見て、冷静に考える、どうすればいいのかを)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(どうすれば、背後にいる我が神が辺り一帯を消し飛ばそうとし
・・・・・・・
なくなるのかを)
「……………あんなぁ『ヘル』サマぁ、ほんまに僕争いたくないんよぉ、戦闘とかあんま好きとちゃうし、一旦落ち着いてお話とかせーへーん?ほんまにー」
(一応と思い、口に手を添え、声を発して問いかける)
黙れ、外道。
その腐れ神のせいで世界は一変し、罪なき種族が虐げられるようになった。
解放しようと戦った父さんが悪いわけない。
…だからね、救いを。
『私』はこの世を救世へと導くのです。
素性が露呈し、あなたに知られてしまっては仕方がない。
そんな神に従っているくせに争いが嫌いだとは虚言も甚だしいですね。
(逐一棘のある言葉で神父を罵倒する。瞳には怒りと嫌悪感。)
「父さん…あー、トリックスターとかいう…はは、なんか皮肉っぽいなァ、あんたの父やん、親友があの雷神やろ?んで、その雷神の宿敵があんたの兄やん、で、その宿敵の父やんがうちの神様、はは、こないな関係性滅多に見られへんね、おもろいわ」
(棘だらけの罵倒に狼狽えるわけでもなく、むしろ妙なところで話を広げ、ケラケラと笑っている)
「それにな?シスター、僕が争い嫌いなんはほんとなんやで?うちの神さん…というか、北欧の神様はどいつもこいつも争い好きで困ってまう、やから、僕はブレーキやの、今だってこうやって、あんたさんとうちの神さんの『戦争』の仲介しとるやろ?僕おらへんかったら、今頃うちの神さんどこぞの神さんにラッパ鳴らせ言うとるとこやわ」
(そういってタバコを吸う、彼は嘘はついていない、実際のところ、彼がいなければ彼の神はすでに「槍」を投げているだろう、神の破壊を止める、アクセルをふもうとする神を押しのけてハンドルを握るのがこの神父である)
…チッ、馬鹿にしてるんですか?
あの裏切り者の雷神などどうでもいい。
名を聞くだけでも耳が腐りそうです。
それと、煙草はやめろと言ったでしょう。
あなたの健康ならいくら害そうが構いませんが、私は嫌いなのですよ。
ああ、心底虫酸が走る。
(先程までの笑みは面影もなく消え、神父と対極を成すようにただ睥睨する。
今にも殴りかかりそうな気配。)
「あーはっはっは、しらへんよぉ、やって僕もあんたの好き嫌いなんやなんやろうと構わへんけど、僕はすきなんやもん」
(オウム返しのように、彼女が言った言葉をわざとらしく似せて返す、表情は変わらずケラケラと笑いながら)
「それに、あのトリックスターやろぉ?あの男のことやし、現状スラも楽しんでそうやん、あーでも、あれは辛かったかもしれへんね、毒やったかなんやったか、あれで悶えたのが地震になったとか……まぁ詳しくは忘れてもうたけど、流石にあれはうちの神さんといえドン引きやわ……」
(本気でそう思っているのか、ほんの少し顔を歪めつつ告げる)
あなたは人を苛つかせる天才ですね。
いえ、神を、でしょうか。
兄さんのことまでその性悪神に聞いたんですか?
…本当に雷神はとんだ困り者でした。
今もどこかを放浪しているのでしょうか。
見掛けたら生き血を一滴残らず搾取したいところです。
さて、それでは。
少し冷静に。
あなたの目的はなんですか?
慎重に答えるのですよ。
さもないとあなたの首が飛びますからね。
「あは、最初から言うとるやん、僕は放浪神父、世界各地にある教会を回ってる、ほんで今日来た場所があんたがたまたま囲っとる場所やった、そんだけや、目的も何もあらへん、強いて言うなら、……『迷える者に救済を』、…聖職者の務めやで」
(に、と煙草を咥えたまま笑う)
「というか、神様に至っては僕が居るとこに居るだけやし、まじで、何考えとんやろうね、僕にも分からへんわ」
(他人事のように考える素振りを見せる)
へらへらと、よく舌が回る。
その舌の根が乾く前に引きちぎってあげましょうか。
救済を与えるのは唯一無二のみ。
その他は私が許しません。
どうですか、その『憑き物』、私が祓ってあげてもいいのですよ?
あなたも迷惑しているのでは?
(すっ、と人差し指を神父に、否、背後の『それ』に向ける。)
「あんたが許さへんだけやろそれ、あんたの支配は死の国だけや、死ぬ前の地上の人間は管轄外とちゃいますの?勝手に救いを求める『生きた』人間にまで手ぇ差し伸べるやなんて、健気で優しい女王サマであらせられる、でもホッとったらええのに、人間やって、あんたやあんたの唯一無二が救うに値する価値があるんか?いやまぁ、下僕にするとか死者の国の軍隊にするとか、そういうあれならわかるんやけどね?」
(タバコを口から外し、疑問を投げる)
「それと、僕は神様に『生かされとる』から、祓われたらこまんねん、もうちょい生きてたいしな」
生そのものが苦しみならば、死は報われるものでなければいけない。
そのための救済ですわ。
…それと、とある目的の為でもありますが。
もう勘づいているのでは?
神に愛された神父。
御託はもういいでしょう。
あなたが真に神の寵愛を受けているか、私が確かめてあげます。
(すると、指先から魔力の束が神父めがけて放たれた。)
「生の苦しみ、な、…はて、目的なんぞ知らへんなぁ、僕はただの神父様やし」
(飛んでくる魔力に動揺もない、彼はただ語り続ける)
「でもまぁ、そんなん言うても、あんたには理解してもらえなさそうやね、…でもええわァ」
(残念そうにいいながら脚をずらし、片腕をぐぐぐ、と後ろへ引く)
「『ディバイン』」
(そう唱え、彼は目の前の魔力の束を『殴った』、真正面から、なんの躊躇いもなく、すると飛んできた魔力の束は中心に穴を開け、そのまま魔力は形を失い、結果相殺された)
「僕ってば、うちの神さんしか要らへんし」
(いつのまにか、彼の手には銀色に輝くものが嵌められていた)
…なにが一般人。
平然と虚言を弄し忌まわしい力を行使する。
逐一癪に触ります。
でもその力でなにができますか?
あなたは積もった塵も吹けない、私の人生を通りすぎるほんの微かな風でしかありません。
神の怒りを買ってみましょうか。
(形のいい笑みを浮かべて挑発。伏せた指先にジジジ、と仄かに魔力を纏わせる。
なにが神の寵愛者。祝福を除けば所詮はただの人間。本気を出せば一瞬で塵芥と化す。半神の修道女は完全に神父を見下していた。まさに傲岸不遜である。)
シスター様聖水飲まして
280:Piero*◆RI:2021/03/05(金) 19:42 「んー、何ができるか?せやなぁ…─」
(挑発を含む問いを聞き、薄く笑う、すると、トンっ、トンっとその場で軽い跳躍を繰り返し始める)
「土手っ腹に風穴開けるとか?」
(ダンッと、地面を蹴る音が鳴る、音の主は、目前に)
「死なんとええねぇ、可愛いシスター」
(そう、拳を捩じ込むように目の前の女王に向かい放つ)
っ、ぐ……っ
(ポタポタ。後ずさりする修道女の顔面を拳が穿つ。
顔を覆う指の間から血が流れ出た。うっすらと涙が浮かぶ双眸には怒り。)
クソが…
ふふ、ずいぶんと安い挑発に乗りますね。
こんなにか弱い女を躊躇なく殴るなんて正気の沙汰ではありませんわ。
やはりその神と同じく邪道を歩んでおられるのですね。
(傷の治りが遅い。相手が神の寵愛を受けた祝福者だからか。
完治せずとも止まった血を手で拭い、ぺろりと舐めると相変わらず屈託なく嘲る。)
「か弱い?はは、おもろい冗談やね!…それとも何?手加減して欲しかったん?ならはよぅ言うてや、『か弱い女王様』」
(嘲りに、皮肉を返す笑っている表情に変わりはない)
「それに、『正当防衛』っていうやろ?先に攻撃してきたのはそっちやし─、神さんと人間っちゅう戦力差で、面白がっとんの、流石にどうかと思うわァ、『正気の沙汰』とちゃうんやない?」
(笑みは、崩さない)
手加減なんて不要ですわ。
あはは、その虫ケラのような脳ミソで考えてください。
あなたが私に屈服する時、どんな表情をするでしょうか。
許しを乞いますか? 生を願いますか?
無様に這いつくばってね。その様を見るのがとても楽しみですよ。
ね、イカれ神父さま。
(背後に伏せた指先に纏わせた魔力。それは地を這い、ゆっくりと、気付かないように神父に迫っていた。油断に付け入る賭博の一撃。
ハリジャの言葉を合図に、魔力の蔦は無防備な神父の身に巻き付こうと動く。)
「…?……────!」
(彼女が何をしていたか、彼は気づかなかった)
(『彼は』、気づかなかった)
『─ ひ れ ふ せ ─ 』
(隠れていた『音』は『声』へと変わる)
(力を含んだその『声』は、蔦へと響き渡る)
――っ!!
(ビリビリと全身に伝わる圧倒的な『神の気配』。
魔力の蔦は言葉の余韻で萎え、淡い燐光を残して消えた。)
…
……貴様の、首を取りたいと、この数百年。
切実に思っていたのですよ。
ようやく片鱗を現しましたね。
忌々しき諸悪の根源、森羅の神…
――オーディン。
(その気配に、膝をつく。
震える体、流れる冷や汗。それでも憤怒に燃える眸をただ向けた。)
>>285
『……』
「お、おーでぃ、」
『いつ、よが、ごんをはっしてよいと、つげたか』
(ヘルの声も、ジンの声も聞かず、ただもう一度、そう告げる)
『ひ れ ふ せ』
(神は、怒っている)
…こちらの台詞です。
隠れていないで出てきてはどうです?
あなたの愛する脆弱な人間が死んでも構わないのですか?
その面とっとと見せろって、言ってるんですよ。
(怒髪天を衝くとはまさにこのこと。お互いに怒りの感情が交差する。)
「………しまったな、まじでこうなる前に収めたかってんけど」
(ヘルと我が神の怒りが交差する様子に、ポツリと小さく言葉を発する)
『…………ジン』
「はーいはいわかりました!怪我する前に出て下さってありまがとうございますぅ〜!!怪我しないようにさっさと逃げますぅ〜!!」
(名前を呼ばれただけで神の意思を理解し、わざとらしく礼をいい、言うことを聞く意思を伝え、その場から立ち去るためにくるりとヘルに背を向ける)
逃がすとお思いですか?
殴ったお礼もしていませんね。
(トン、と踵を鳴らすと足元に現れた魔法陣。
小さく広がったそれはハリジャを飲み込み、一瞬にして神父の眼前に移動した。)
あなたが危険に陥るほど、オーディンが怒るほど、正体は露呈するでしょう。
…なので、まずは手始めに殴られてください。
(先程の神父の仕草を真似るように、ぐっと肘を引き、華奢な拳を固める。
意趣返しというべきそれは神父の顔面目がけて放たれた。)
「お、っわ゛ぁっ!?」
(神父は驚いた、1つ目の声は目の前の彼女の拳に、そして2つ目の声は
急に浮いた己の体に)
「…………回避とはいえ…宙ぶらりんはやめて欲しいなぁ、オーディンさま」
『………のちに、スレイプニルを、よぼう、それまでは、よのまもりのなかにいるがいい』
(姿は見えず、だが恐らく、神が抱えて浮き、避けさせているのだろう、彼の体は地上へ下ろされ、彼の手が地に着いたとたん、彼の周りに結界のようなものが展開された)
姑息な…
はぁ、あの異形馬を呼ぶつもりですか。
それほどまでに大切なのですね、その人間のことが。
愛は素晴らしいものですが、嫌悪感を抱いたのは初めてですよ。
(にこりと笑う。しかし策はない。
スレイプニルまで呼ばれては勝ち目がないからだ。
否、もとより勝ち目などないが、これはヘルの意地と報復。
負けじと神父を睨む。)
さて、私をどうしますか?
神父さま。
馬が来るまで閉じこもりますか?
まあ、臆病で脆弱なあなたにはぴったりですけれど。
「あは、おん、引きこもっとくわ、僕命が惜しい臆病で脆弱な神父さまやから」
(彼女の挑発に、彼はわざとそう返す、もとより争うつもりは無い、怪我とかしたくないし、死にたくもないし、生きられるなら、どんな手を使ってでも生き延びる)
…愚かで哀れな自分を受け入れるなんて、開き直りですわね。
なぜあなたが神の祝福を一身に受けているのか、疑問で仕方ありませんね。
オーディン。答えなさい。
あなたがこの人間に執着する理由を。
(結界の前、数歩後退して神父と向き合い尋ねる。)
『…こたえる、ひつようせいが、な』
「僕も聞きたい!」
『………』
(この守護対象は何を言っているのかという沈黙が流れる)
『……………よは、かみである、にんげんとは、とおくはなれ、たちばのさも、てんとちにひとしい』
(沈黙の後に、声は紡がれた)
『そのにんげんは、かみをよんだ、よは、きげんがよかった、きまぐれに、こやつのまえにあらわれてやった』
(淡々とした声、語り部のように、ただ言葉を紡ぐ)
『そして、こやつは、あらわれたよをまえにして』
『恐れるわけでもなく、喜ぶわけでもなく、驚愕することも無く』
『余を、殺そうとしたのだ』
(そして、声に感情が現れる)
『生きるために』
『生き延びるために』
『人間が!神を!』
(笑い声が響く、酷く楽しく、嬉しそうに)
『ここまで面白い人間はいなかった!余に『刃を届かせた』人間はいなかった!!』
『余はオーディン!死と戦争の神である!その余が気に入る理由など、それ以外にありはしない!!』
(今までの感情のない声ではない、昂りを感じさせる、高揚感を感じさせる)
(姿を現した神は、目の前の男を笑い、目の前の女を嗤っていた)
そうですか、いえ、そうですね。あなたはあの頃から変わらない。
常に自身の享楽に従い、命を弄ぶ。
飽くなき欲望を満たすために。
…たしかに面白いですね。
あなたの不出来な頭が、ですよ?
理由はよく分かりました。ならば提案しましょう。
オーディン、あなたを殺してあげます。
戦闘狂いでしょう?
どうです、大人しく姿を現してみませんか?
(不変の彼に、呆れたような目線を浴びせる。口にした一つの提案。
これで戦闘狂いの神を引きずり下ろして殺してやる。)
『……は』
(神は嗤う)
『貴様が、余をころすか、死の女王よ』
(神は嗤う、パチンと、どこからがひとつ音が響き渡る)
『その言葉、愚者の戯言と知れ』
(神は嗤う、すでに槍は『投げられた』)
この程度――
(手をかざし、結界を展開する。
しかし、オーディンの前では遠く及ばない。)
っっ……――ッ!
(結界はいとも容易く破られ、ハリジャの体は槍に貫かれた。
どさり。星空の下、草むらに倒れる音が響く。)
……っ、はぁ、あれから、数百年経っても…
衰えを知らないとは、この化け物が。
そうです、化け物。あなたは神ではなく化け物なのです。
忌まわしい、口にすることすら憚られる、歴史の汚点……ごほっ
『…余が化け物であるのならば、貴様も化け物だ、ヘルよ、いまだ揺らがぬその怨念、…………………ひとつ告げてやろう、死の女王よ』
『我らが世界では勝者のみが正義であり、善であり、強者である、強く覚えておくがいい』
(そう告げると共に、空をかける馬、スレイプニルが現れる)
「…………」
『ジン、ゆくぞ』
「…あーおん、ちょっと待って」
(結界がとかれ、名を呼ばれる、だが男は女王を見た)
「………………これは同情やない、これは慰めやない、これは軽蔑やない、これは憐れみやない、これは侮辱やない」
(言葉を告げる)
「それでも僕は聖職者や、あんたが救済されることを願う事ことだけは、許してな」
(そうつげ、彼らは飛び去った)
……馬鹿じゃないの?
(飛び去った神父と神を目で追うこともせず、ぽつりと呟く。)
なにが、救済。
そんなもの言われなくても分かってる。
この世が救世に導かれるかぎり。
あなたが何を言おうと、何をしようと、私は変わらない。
勝者こそが善ならば、オーディンはこれから悪になる。
……そうだよね、父さん。
(流れる血の中、微かに雫が混ざった気がした。
傷の治りが遅い。これは致命傷。
薄れゆく意識の中でただ屈辱だけが念頭にあった。)
死にそうになる思いを、何度かしたことがあった。
記憶の始まりにはいつも一つの約束がある。
そして、その続きは決まっていた。
朝か夜か分からない、薄暗い部屋の中。
冷たい鉄の椅子に座って、爪が一枚ずつ剥がされる。
幾度も再生するものを残らず削ぐのは、更正の機会を与える儀式だと人間はよく言っていた。
だから私は何度も罰を受けた。
髪を、目を、爪を、角を、歯を。
削いでは咀嚼を繰り返す。
毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日。
終わることのない罰をただひたすら。
たけどいつか救われると信じていた。
生きているだけで罪になり、命を全うする術もない。
痛くて痛くて、辛くて、苦しくて、この先にきっと救いがあるのだと、そう信じなければ生きていられない。
だから、だから。
もしも救いがあるのなら、温もりがほしい。
抱きしめてほしい。
……数百年も経てば、詰めが甘くなるのですね。
この場で私を殺さなかったこと、後悔するでしょう。
…オーディン。
私の、父の正義のために。
いつか必ずあなたの首を討つ。
(追憶の中、少しずつ塞がった傷。
もうとっくに飛び去った空を見つめ、呟いた。)
……
あの腐れ神。
(倒壊した屋根から星空がのぞく。その下で長椅子に腰かける半神が一人。
オーディンから受けた傷が完治していない様子。)
…あなたの気配を感じる。
完全顕現までは秒読みですね。
ならばこちらも…最後の仕上げをする必要がありそうです。
ふふふ。
「─────♪」
静かな街、人がいるのかも分からない、月明かりのみが存在を強く発するその道に歌が響く
「─────♪」
その歌の主は楽しそうに、踊るようにその道を歩いている
主が目指すはこの街の中心であろう、美しくそびえ立つ教会である
…
(歌が聞こえる。何十年、何百年前のものか分からぬ歌が。
中性的なそれは優しく耳朶に響く。
教会の主は静かに耳を傾けた。)
まるで子守唄のようですね。
「──、あは」
歌は途切れ、代わりに主の笑い声がこぼれる
「これまた可愛らしい、やはり教会にシスターというのはセオリーだねぇ」
その声では、その見た目では、性別など分からないだろう
「ハロー、シスター、ご機嫌いかがかな?」
そんな中性的な人間の表情は、月明かりに照らされ、美しく笑っていた
…ええ、そうでしょう。
教会にならず者がいては務まりませんから。
わたくしは神愛の教えを説く聖職者ですのよ。
(男とも女とも言えるような、謎の人物を一瞥すると、
長椅子に座った修道女はすぐに視線を落とした。
倒壊した壁の先、緑色の草原から吹き込む風に髪を揺らす。)
わたくしはいつでも寛容な心で生きています。
あなたこそご機嫌いかがですか?
「ハハ、僕はいつでもご機嫌だとも、それに、可愛らしいシスターにも会えたしね、ここまで足を運んだかいがあった」
笑顔は絶えず、楽しそうにそう告げる
「それにしても、随分色んな匂いがする、うんうん、色々あったんだろうねぇ」
そう、なにかを含んだように言の葉を紡ぐ、そこに敵意も悪意も無い
「楽しそうだ」
可愛らしい?
…
(修道女の脳裏に忌々しいほど鮮烈な記憶が浮かぶ。
先日教会に訪れた神父の顔と声。そして憎き神。
全てが焼き付いて離れないのだ。)
…うふふ、そうです、色々ありました。
享楽とは無縁ですが。
一つ尋ねます。
あなたはなぜここへ?
「ん?そりゃあまぁ、ここは教会だろう、『懺悔』だとも」
両手を顔の横にぱっと広げながらそう告げる
「でも、シスター、君の機嫌はあまりよろしくないようだ、また、日を改めた方がいいかな?」
そう、笑顔のまま目を細め、問いかける
…機嫌はいいと言いました。
常に寛容な心で生きていれば悩みなどありません。
そうでしょう?
(まるで己に言い聞かせるかのように問う。)
……罪があるならば、わたくしが聞いてさしあげましょう。
それもまた修道女としての役目ですから。
「ふふ、まぁ、シスターが言うならそういうことにしておこう、自身のことは、自身がいちばんわかっているだろうし」
そう言って、あげていた手を下げる
「おや、聞いてくれるのかい?なら全部吐き出してしまおう!前から懺悔をするという行為について興味があったし」
にこにこと、これから罪を告白し、懺悔をする人間とは思えないような様子で笑っている
ええ、なんでも聞きますとも。
わたくしに耳があるのはその為ですわ。
(にこりと笑い、平然と本心を偽る。
完治しない傷が痛むのか、長椅子に座ったまま謎の人物に耳を傾ける。)
さあ、話してごらんなさい。
「それでは、あァシスター、私の懺悔を聞いてください」
(立ったまま、両手を顔の前で握り、頬笑みを浮かべたまま目を瞑り)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「私は私のことを神と崇めた信者達を殺しました」
(そう、笑って、笑って、彼/彼女はそう告げた)
……
(一瞬、目を見開く。が、すぐに平静を装い。)
…そうですか。
わたくしも信者を持つ身ですが…
なぜ殺生を?
「ん?興味があってね、ふと、思ってしまったんだ」
「もし崇拝対象が自分を殺したら、どんな顔をするんだろうと」
平然と、なんの迷いもなく、そう告げる
「皆僕を勝手に崇拝していたから、偶像崇拝ってやつかな?誰を殺したとか何人いたとかは覚えてはいないんだけども」
「とっても良い結果がでたよ」
ただの世間話のように話す、どう見ても異常だ
だが
「でもこれって、行けないことなんだろう?だから懺悔をしに来たのさ」
普通を理解している、その上で、彼/彼女は───
(ああ、やはり。あの歌声に孕んでいたのは狂気だ。
幾世星にも及ぶ時の中で、純粋な欲望を狂気に変えた。
その感情を修道女は知っていた。遠く、近しく、そして愛しい存在を。)
…興味ですか。
それも立派な欲望。
自らの本能に従うことを裁く者など限られている。
ええ、ですから…
わたくしはあなたの罪を受け入れましょう。
信者はきっと、死の間際まで幸福で満たされていたと思いますから。
自分が命を捧げるほど『信じる』存在に干渉を受けたのです。
とても素晴らしい人生でしょう。
大丈夫。だからあなたの信者は救われました。
(こちらもまた異常を紡ぐ。その言葉に偽りはない。)
「─あはっ」
・・・・・・・・・・・・・
やはりここに来て正解だった
そう、死に際の信者達の顔を思い浮かべながら、そう、笑う
・・・・・・・・・・・・・・
(あれは、幸福じゃあないよなぁ)
なんて、笑顔を崩さず思う、でも目の前の聖女は言う
・・・・・・
幸福であっただろうと
信者達は素晴らしい人生として幕を閉じただろうと
あァ、やはり
・・・・
『死の女王』たる彼女は、死をあまりに美化している
ふふふ、懺悔は済みましたか?
(目の前の異質な笑みと平行に、修道女も狂気を宿して微笑む。)
素敵なお客人。
救いとは、苦しみの果てに訪れるものです。
信者の最期がどんな様子であれ…彼らには平等に救いが与えられるでょう。
ですからもっと苦しみを与えるのです。
そうでなければ、人生に意味などない。
あなたもそう思いませんか?
(記憶の果てで繰り返される痛みと苦しみ。
死さえも叶わない自身の命に訪れるものが全て試練だと、
報われるためのものだと、ひたすらに『盲信』している。)
「あーーーーーーーー、うん、よくわかった、よぉくわかった」
そう、話す聖女の言葉に食い気味に声を放つ
「うん、シスター、君と僕はよく似ているね、あァだが、性質はまるで違うようだ、可哀想に」
結んでいた手を離し、スタスタと、散歩をするように、なんの違和感もなく、シスターの元へと歩き出す
可哀想?
――
(僅かな違和感すらもない歩をただ待つ。)
「ああ、可哀想だ」
そう、シスターの前に立つ、そして腰を曲げ、座っている彼女に近距離で視線を合わせる
「試練はいい、きっとそれは娯楽にもなるだろう、ただシスター、君は」
「試練を娯楽にする方法を知らないね」
視線は揺るがず、笑みも揺るがず
「永久と呼べるときを生きながら、そこに意味を『作らない』、そこがぼくときみとの違いだよ、シスター」
敵意もなく、悪意もなく、ただそう告げた
…なんのことですか?
わたくしとあなたはまったく違う存在でしょう?
(否、似た者同士。しかし偽り続ける。
まっすぐ刺さるような視線に応えて見つめる。)
…ですが、一つ答えましょう。
娯楽など『私』の身には余る。
憎き妄執のためなら、永久にでも命を捧げてもかまわない。
そうでなければ苦しみなど無駄になりますから。
いいえ、私の存在すらも。
「君にとって、妄執は娯楽かい?」
問う
「苦しみは必要さ、あぁ、必要だとも、だが、過ぎた苦痛は余計なんだよ、シスター」
教えをとくようにそう告げる、だが、彼/彼女は異常である、それが正しいか、正しくないのかなど分からない、これは彼/彼女の主観だ、だが
「苦痛の先には快楽が必要だ、娯楽が必要だ、だが、それは死を娯楽にするのではなく、生の中で娯楽を作らなければ意味は無い、人間の本質はね、『死にたくないんだよ』」
誰もそれを、『間違っている』と絶対的に否定することはできない、だってその否定も、ただの主観なのだから
「でも、君や僕は違う、死か生、どちらかに娯楽があればまぁいいだろうくらいの生き物なのさ、ただ、僕はその娯楽を生み出すことが得意だが、君は不得意のように見える」
「もう一度言う、君の娯楽は妄執かい?」
人間の本質ですか…
…終わりのない命に苦しみだけが与えられようとも、娯楽はあるとでも?
私に娯楽などないのです。
この命は救世のため。
…妄執そのものでなければいけないのです。
だから、答えはありませんわ。
(少しだけ、ほんの少しだけ。微笑みに悲哀が浮かんだ。)
「あァあるさ、『僕がそうだからね』!」
おっていた腰をあげ、胸に手を当て胸を張る
「永遠の苦痛を、『娯楽にしてしまえばいい』、僕はそうやって生きてきた」
「それに、妄執そのものを欲するならば、妄執が終えれば、君はどうなるのかな?その先に君は何がある?それが君の言う救済かなぁ、その先の死が君へのご褒美なのかな?」
「それじゃああまりに悲劇的だ、だから言ったんだ、可哀想だと」
この感性は今この言葉を紡いでいる主だけのものであり、一般論とはきっと違う
でも、彼/彼女は、それだけで生きてきた、この永久永遠をそれだけで
だからこそ、彼/彼女にとって、目の前の聖女はあまりにも
そうですか、なるほど、やはり…
私とあなたはまったく違う。
(胸を張り、声高らかに語るそれが眩しくて目を細めた。)
いずれ新世界が訪れます。
私の神によって。
そうすれば苦痛などないのです。
この命もようやく報われるのです。
ですから――
(…思い出す。『神に愛された神父』。
救われることを願っていると。使い古された言葉が何度も反芻される。)
……大丈夫です。
真の救いがそこにあるかぎり。
「…新世界、ね」
ぽつりと呟く
「…それでは、もうこれ以上、君の幸福に対して口出しはしないよ、いやもしかしたらするかもしれないけれどね?」
「……聞きたいことがある、『死の女王』よ、…君のその救いというのは、死だろうか、新世界というものは、死こそが救いという定義だろうか」
ふふふ、野暮ですわ。
…
死の女王として答えましょう。
新世界には尊い犠牲が必要です。
みな世界が救われることを願い、信じて命を捧げる。
ですから私が終止符を打ってさしあげるのです。
これまでの苦しみに。
…いずれ戦いに打ち勝てば、苦しみなど消えるでしょう。
私の神はそんな世界を創る【救世主】です。
「───は、ははは、は」
わらいごえ
「あァ、死の女王よ」
「申し訳ない、それでは僕は救えない」
「『死』では僕を救えないんだ、死の女王たる君であれば、きっとよく見れば分かるだろう」
「僕はシキ、シキ・アクアティーレ、つい先日世界を救い、救世主と呼ばれた『化け物』だ」
数万の人間を殺した不老不死の怪物は、ようやく笑顔を崩した
ええ、薄々感づいておりました。
あなたからは『死の匂い』を感じない。
私と同じです。
やっぱり似た者同士ですね、ふふふ。
ですがあなたも救われる。
死によって救済がないなら、その先はあなた次第です。
神が創る世界の夜明けを見守るか、
神が壊す世界でただ絶望を宿すか。
それだけです。
…もちろん、私もね。
(死の女王は救世主を前にして、『初めて』微笑んだ。)
「…あァ、本当に可哀想だ、でも、僕は、僕だけは、『生きた』君を褒め讃えよう」
そういって、彼女の頬へてをのばす、親が子を褒めるよう、優しく
「美しい女王よ、君に真の救済が得られた時、その時は、共にお茶会でもしよう、長年生きているんだ、美味しい紅茶やお茶菓子くらいは知っている」
「きっと、楽しいさ」
――『地獄に生きているなら、死はきっと天国だ』
…ずっと思うのです。
ええ、分かりました。
次はきっと、今度こそ娯楽を謳歌しましょう。
新世界のその先で。
あなたのように――
(添えられた手に嫌がる素振りを見せず、温もりを受け入れる。)
ですが、一つお願いがあるのです。
「おや、なんだろう、僕にできることかな?」
娯楽を受けいれた彼女に、少し機嫌が良さげに、そう問いかける
私を形作るものは怒りと妄執だけです。
この戦いが、地獄が続くかぎり。
だから…
もし新世界が訪れないのなら、
私を…解放してくれますか。
妄執の傀儡となった私の糸を切ってくれますか。
この命を…終わらせてくれますか。
――シキ・アクアティーレ。
(狂気の隙間に垣間見えたのは微かな懇願。
長い時の間で蹂躙された命、それによって歪んだ心に残った一つの希望が顔を出す。)
ヘル様聖水飲まして
僕の為に地獄の話お願い
「……あァ、いいとも、女王様に願われちゃ、流石に首を縦に振る他ないさ」
きっと、これが、『彼女』の唯一の叫びだと、『目』を使わずともわかった
「その時は、僕が救ってあげよう、君の全てを」
「なんだって僕は、『救世主』だからね」
既に捨てた名を、彼女のためだけに紡ぐ、あァ
「可愛いお姫様、どうか君に、幸運あれ」
願わくば、君の叫びが叶いますように
(光る泥の中で生まれ、苛まれる地獄のような人生。
終わりなき命を嘲るような死の背徳。
その全ては救世のために。)
(幸せとは、救いとは。
誰もが人々に尋ねる常套句。
その真髄を知っている。)
(それでも、この妄執の前では。
自分の救い方だけが分からない。)
…
……
約束を。そして、感謝を。
…『救世主』様。
「……んふふ、可愛いねぇ、愛しちゃう」
にこにこと、彼女の言葉を聞いて微笑む、愛など、とうに理解し、興味も薄れたものだが…
「…久々に、頑張ってみようかな、君のためにね!」
あはは!なんちゃって!かっこいいだろう!惚れてもいいぞう!
なんて茶化すように頭を撫でる、実際、自分の最高傑作達に対する感情と似た感覚を覚えている、
「……」
…茶化すのはやめてください。
私の愛は神に捧げていますから、十分です。
あなたは救世主で私は『ただの修道女』。
そうでしょ? ふふふ。
(小さな嘘をついて困ったように笑う。偽りのない感情。)
「あはは、すまないすまない、でも愛情を向けているのは本当だよ?恋愛感情を呼び出す所は死んでいるので全く機能してくれないが、あはは!」
ケラケラと楽しそうに笑っている
「ま、それ以外ならもちろん機能しているがね、おそらく」
ええ、あなたの様子を見ていると分かります。
悲しみすらも領分なのでしょう。
永久の中で薄れゆく自我を保つことは容易くありません。
それに比べて私の機能は劣るものです。
痛覚が鈍るように、色んな感情を落っことしてきた。
…そんなところです。
(身を焦がすほどの怒り、その火種が飛び火して持ち得るものを燃やす。
復讐、確執、妄執により生きる死の女王の顔に感情の片鱗が見えた。
間違いなくシキとの出会いによるもの。)
「ははは、もちろんだとも、この世の全て、僕とってはその全てが興味と好奇心の対象だ、君はね、真面目すぎるんだ、僕みたいにはなから狂っていないんだもの、頑張りすぎなのさ」
そう言って笑いながら、身を焦がす感情を持つ彼女の頭を撫でる
「君はじわじわと壊れていった、最初がまともじゃ辛いはずだよ」
…そうですか?
時々、本当に時々ですが、考えます。
救いとはなんでしたか。信じるとはなんでしたか。
…それがいつまで経っても分からないのです。
あなたはすごいですね。
(狂気の下で渦巻く感情に蓋をする。
大人しく撫でられる頭の下でぎこちない笑みを浮かべ。)
「うむうむ、考えることは大事だ、分からない事は知りたくなるものだもの」
クスクスと笑う
「僕はすごいというのは、ふむ、どうなのだろうね、客観的に見ても僕に対する印象はバラバラなんだよ、まぁ有難く褒め言葉としていただいておこう」
はい。
私は、私だけは…
あなたの罪とも言えぬ娯楽を赦しましょう。
いいえ、肯定します。
もちろん褒め言葉ですわ。
(ふいに長椅子から立ち上がり、まるで本物の『修道女』のように両手を広げる。)
「……これは嬉しい、肯定かぁ……、なんとも久しい響きだ」
自分の行いを、まさか肯定するものが現れるとは、
「……やはり、面白いな、自分ではない誰かというものは」
小さく、ぽそりと、つぶやいた
ええ、とても面白い。
(小さく溢れた呟きにそう返すと、先程のシキを真似するように両手を胸の前で組んでみせる。)
…今はただ感謝を。
迷える私に救いの活路を見出だしてくれたのはあなたですから。
ですが、いずれ来る救世まで。
この怒りと妄執が風化することはないでしょう。
(穏やかな顔。その裏側、あるいは側面に微かな怒りが浮かぶ。
決して消えない覚悟の現れだった。救いを得た今、迷うものは一つもない。)
……次はきっとお茶会を。
そう願っていますよ。シキ・アクアティーレ。
「…………あァもちろんだ、何かあれば呼べばいい、お茶会でも、なんでも、きっと楽しいだろうからね、なんだってやろう」
その彼女の覚悟の様子に、笑いながらそう告げる
「…………とてもいい経験だった、興味と好奇心が満たされたよ、やはり、ここに来て正解だった」
(やはり、僕の目に狂いはない、と後ろ手に腰の当たりで手を握りながら、くるりと後ろをむく)
「……楽しかったぞ、『ヘル』ちゃん?」
…その名で呼ばれたのは久方ぶりです。
遥か昔、父に。
あなたと話していると、私も…
人間が繰り返し唱える「普通」になれるような気がします。
…なんて。
この歪んだ世界を創り変えれば新たな概念が生まれるでしょう。
…お帰りになられますか?
(ほんの僅かな間だが、狂気の下にある本来の姿で言葉を紡ぐ。)
「まァ、帰ると言っても放浪しているだけなんだかね?ほら、僕ってば、救世主ではあるのだけれど、大量殺人事件の犯人だし」
顔だけ振り向き、頬に人差し指を付けてニコリと笑う
「捕まったら監獄行き……まぁ楽しく生きてやるが、……死にはしないがそれくらいの罰がかせられるだろう、一生拘束拷問もありうる、という罰ゲームがある逃走劇さ」
極限の苦しみが己のみに降かかる可能性がある、そう、自らがそう語っているのに、彼/彼女は笑みを崩さない
あら、それなら私も大罪人でしょう。
…うふふ、救世のためですが。
少し前に聞きました。
『勝った方が正義』だとね。
(深紅の瞳に映す追憶は『憎き神』。
笑みを崩さないシキに笑いかけ)
あなたも正義になればいいのです。
ああ、ですが…悪すらもあなたにとっては娯楽でしょうか?
「─あははっ!正義も悪も!そんなもの、大差は無いのさ!むしろ裏表だ!」
そうくるりと、踊るように両手を上げ体を彼女の方へ向ける
「勝てば正義!たしかにそうだ!だって勝ったものにしか、権利はない!だが世の中には下克上というものがある!勝ったものは頂点に居続ける他なく、他者にその場を狙われるが、負けたものはその頂点を『叩き落とす権利』を持っている!」
とても楽しそうに無邪気に笑う、まるで子供が遊んでいるように
「結局!勝者も敗者も変わらないのさ!たたき落とすかたたき落とされるか!それだけの違いだ!だったら僕は──」
「その全てを視る観測者となろう、上も下もない、ただそこにいるだけで、それは正義にも悪にもなれるのだから」
彼/彼女はどちらにも染まることは無い、両方を取り込み、勝者も敗者も利用する、
──あァ!これほどまでに楽しいことが他にあろうか!!
…ふふふ、これも下克上ですね。
未だ世界に鎮座する腐れ神を、神の座から引きずり下ろす。
そして完膚無きまでに敗北の烙印を叩きつけるのです。
あなたが世界の傍観者なら。
生まれ変わる『正しき世界』を、その綺麗な両眼でしっかり見ていてくださいな。
それが私の望みです。
(恍惚の表情で嬉々として語る彼女…否、彼/彼女。
その呼吸に合わせて死の女王は目線を合わせる。)
「─もちろんだとも、僕の目は、全てを見るために存在しているのだから」
そう、目を輝かせる、比喩ではなく、月明かりに照らされてほのかに薄暗くになっている彼/彼女の瞳は、ほのかに美しく輝いている
「この目が見届けるのは果たして、君の願いがかなったその先なのか───」
そしてもう一度彼女に背を向ける、顔だけをまた振り向かせるが、その瞳はもういつも通りに戻っており、影になって隠れてしまう
「───それでもまぁ、お茶会だけはさせてもらうがね」
そう告げて、救世主は去ってゆく、あぁ、それとあとひとつ
「いつでも呼ぶといい!!『友人』に助けを求めなさい!」
そう告げる彼/彼女は、きっと笑っている
――ええ、きっと。
『どちら』でも、私にとっては救いですから。
それでも…またいつか、あなたと言葉を交わせることを願っています。
分かりましたわ、お客人。
…いいえ、シキ・アクアティーレ。
今度は友人として。
(去り行く彼/彼女に、深く深く頭を下げる。
清く正しい修道女のような振る舞いは感謝の表し。
死の女王は最後まで『笑って』見送った。)
〈えと、失礼します。参加しても宜しいですか?面白そうなのでやりたいです!〉
357:ヤマダ◆o6:2021/03/11(木) 18:15(ウェルカムです!!)
358:マリン:2021/03/11(木) 18:16〈ありがとうございます!早速設定を書いてから行きます!!〉
359:ヤマダ◆o6:2021/03/11(木) 18:16(承知しました!)
360:マリン:2021/03/11(木) 18:33 名前:マリン・ユカミ・パエスト
性別:男
誕生日:3/23
年齢:1600万???歳
武器:槍
能力『全ての願いを叶う』〔デメリット:精神が物凄く負荷がかかる〕
紋章石:赤紫のスペード
所持してるモード:全部(本気モード、禁忌モード、オーバー・ライト、最上禁忌モード、厄日化..色々)
髪の色:黒
瞳の色:ラズベリー
角の色:ボルドー
服装:ロングの髪 黒いTシャツ 黒いピンピンの長ズボン 赤いシューズ 翼あり(現代風)
...久しぶりに教会に来てみたが、ククク...先客の人間共が居たか
(天井の上からニヤニヤしながら覗く)
…
(去った彼/彼女の余韻を残した教会で、修道女は新たな客人の訪れを察する。)
ネズミが紛れ込んだのでしょうか?
天より見下ろすとは無作法ですわ。
ごきげんよう、お客人。
(にこりと笑みを浮かべたまま天井を見上げ)
俺が分かるか?信者の人間
(にやけながら天井から降りて椅子に座る)
…ああ、ごめんなさい、申し遅れました。
わたくしはハリジャ。
聖神教会にて神愛の教えを説く修道女ですわ。
あなたも導きを得るためにここを訪れたのでしょう?
んー...まぁ、一部はそうだな。
(にやけから真剣な顔になる)
一部?
…まあ、いいでしょう。
わたくしは少し鼻が利きます。
あなたの匂いは人間のそれではありませんね。
正解だ、流石は修道女の人間よ。
(笑いながら魔法陣を出す)
ちたぁ...この孤児を何とかしてくれや、人間
(魔法陣から召喚した小さな可愛い男の子の天使を呼び出した)
....(マリンの背中に隠れる)
【黄色の髪で白い紳士の服装をして、目がウルトラマリンブルー。持ってる可愛い白い兎を持っている】
…人間ですか、ふふふ。
(マリンの言葉にどこか意味深な笑みを浮かべると、目の前に召喚された少年天使を一瞥する。)
神愛の教徒にはたくさんの種族がいます。
亜人、獣人、魔物…
ですが、天使は初めてですわ。
この少年をどうしろと? 救済をお求めなのですか?
この孤児自体なぁ...天使には珍しく親がいねぇんだよ。
それに言葉も出来ない、人間には警戒して悪魔はしない...
色々ヤバいだろ?だから、あんたらに此奴の教育をして欲しいんだよな。
俺は教えるのは下手だからさ
(苦笑いでお願いを必死にする悪魔)
…へえ、そもそも天使を見たことは愚か、親の顔など知る筈もありませんが。
教育となんでしょう。
その天使に読み書きでも?
まぁ、天使としてのあり方を此奴に教えて欲しいんだよ...頼む!
373:マリン:2021/03/11(木) 19:07〈あ、ペットの面倒なので居ません。また来ます〉
374:ハリジャ◆o6:2021/03/11(木) 19:10
わたくしが天使としての在り方を存じていると思っているのですか。
そもそも、あなたは悪魔では?
天使と生を共にするなど禁忌のように思えます。
…はぁ。頼み事をする時は、まず自身の素性と経緯を相手に伝えるものですよ。
悪魔のお客人。
>>373
(OK)
う、うぐっ...まぁ、素性ねぇ...俺はパエスト家61代目当主、マリンだ。
この孤児を拾ったのはな...セラヒィエルが此奴を人間に馴染ませるところはないのかと言われてね〜...
けどな、俺の魔界は下手すれば...死のとこもある。だから、地界しかなくてなぁ...頼むよ
(苦笑いでまた答える。後ろの男の子はハリジャを見て、ゆっくり近づく)
はぁ…耳に覚えのない単語ばかり。
やはり悪魔の思考は理解しかねますね。
…ですが、この教会は寄る辺のない者が集う場所。
そして救済へと向かう聖地です。
(近づく幼き天使と目を合わせ、語りかける。)
あなたも居場所を欲しているのですね。
ならばわたくしが救ってさしあげます。
とりあえず、言葉が分からないなら…簡単な挨拶でもしておきましょう。
(天使少年の頭に手を置きゆっくり撫でる。安堵を与えるための仕草。)
ニパァ♪
(にっこりと安心して笑った)
マリン「...昔のミカエルに似てるなぁ」
(ニヤニヤしながら見てる)
なにを笑っているのですか、悪魔。
用が済んだのなら去りなさい。
頼みは聞いたのですから。
…
……そういえば、天使の名前は?
うえっ、酷いなぁー...ま、たまに様子を見てくるぞ。
ソイツの名前はソラン。天界の最大の平原『シャイナウォール』に戦時中で見つけた孤児だ。
(むぅーという顔で一応説明)
世界は広いのですね。
…ソラン。
分かりました。
迷える者に道を示すのもわたくしの役目。
悪魔と約束を交わすのは癪ですが、読み書きくらいは教えましょう。
んで...もう一つは、そいつの左腕の一部の紋章柄がある。
何故か熾天使の柄があるんだがな...
(焦る顔になってソランを見る)
あんがとさん、では完了次第...セラヒィエルに送る予定だ。じゃあな
(瞬間移動で去る)
なにか問題でもあるのでしょうか。
天使には疎いのであまり分かりませんが…
…あら、去られましたか。
出会いも別れも、本当に突然ですわね。
さすが悪魔と言うべきでしょうか。
…さて。
(ソランを見つめる。)
?
(不思議そうな顔で見つめる)
あの悪魔も運が悪いですね。
何故わたくしに天使を託したのか…
戦場で拾われた紋章の子など関係ない。
寄り辺なき者は救われる宿命なのですから。
…うふふ、ソラン。
あなたを記念すべき最後の信者にしてあげます。
尊い命を礎として救世は創られる。
それまで保留ですよ。執行猶予とでも言うべきでしょうか。
わたくしが全ての信者を救いに導くまで…ね?
(言葉を理解する術を持たぬソランに笑顔で告げる。
そこにあるのは人間ではなく『人ならざる者』の面影。)
ニパァ♪
(笑顔でハリジャに見せる。まるで女神の微笑みのように)
…なんですか。
ふふふ、面白いですね。
現状すら理解できないなんて。
わたくしは救済を遂行するだけ。
正義に水を差すなんて…野暮ですもの。
とりあえず、執行猶予の間に読み書きくらいは教えてあげますから、ついてきなさい。
(くるりと踵を返して手招き。そのまま歩き出す。)
ちまちま...(嬉しそうにハリジャと一緒に歩く)
391:ハリジャ◆o6:2021/03/11(木) 21:04
なにを嬉しそうに…見た目もさることながら、変な天使ですね。
(背後のソランに目配せしつつ、長い廊下を少し早歩き。)
ちまちま...〜♪
(ちょっと低空に飛んで、兎を空を飛んでるかのように遊ぶ。ハリジャを見ながらついて行く)
…つきました。
入ってください、ソラン。
(廊下の横にある古い扉の前で足を止める。
ギィ、と音を立てて開き、部屋の中を指差して意志疎通。)
っ!〜♪
(飛びながらその部屋に入る)
(部屋の中はいたって質素。
一人用のベッド、棚など、適当な家具が配置されている。)
…ソラン。
いいですか、あなたは特別な信者なのですよ。
本来なら苦しみを与えるところです。
しかし今は執行猶予。それに、悪魔を敵に回すと面倒です。
これ以上目立つわけにいきませんから。
…なんて、あなたには理解できませんね。
その椅子に座りなさい。教えますから。
わたくしは苦しみの先でのみ慈悲を与えます。
そのことは『理解』するのですよ?
(再び椅子を指差す。)
ちまちま...よじよじ
(床に着いてゆっくり座る)
本当に、翼がなければただの幼児ですね。
こんなものに言語を教えるなど可能なのでしょうか。
(椅子に着席したソランの横に立ち、引き出しの中の羽ペンと紙を取り出す。)
?
(羽ペンを見てキラキラ)
こら、しっかり紙を見ていなさい。
まずは簡単な文字からです。
(そういうと、羽ペンに目を輝かせるソランのそばで紙に文字を書いていく。
この世で最も簡単な覚えやすい文字である。)
??
(と言われて紙を見る)
…ああ、盲点でしたね。
文字どころか意味が理解できないのですから。
これは難航しそうです。
ソラン。あなた、なにか話せませんか?
(口元に指先を当て、「話す」の仕草。)
あー...?...ソランエル...でしゅ?...んみゅ?
(子猫のように本人は分からないようだが言葉を話した)
……
(ソランが発した声に、一瞬固まる。)
…はぁ、ふふ、あはは。
わたくしはなにを?
たかが幼い天使の一人。しかも執行猶予の途中ですのよ。
…ううん、ソラン。
言葉は話せるようですね。
それなら良い方法があります。
(再度ペンを取り文字を記す。紙には「ソラン」と書かれていた。)
んみゅ...?ソラン...
(紙を見て発音した)
いいですか?
これがソラン。あなたの名です。
ほら、書いてみなさい。
(羽ペンを手渡す。)
んゆ...んゆ...
(汚い字だが頑張って書いてる)
んや!
(笑顔でハリジャに見せる)
…ふふふ、これから励みなさい。
(微笑みを浮かべてソランの頭を撫でる。)
あなたには意味を文字にして理解してもらいます。
ですから、今日はもう一つ教えましょう。
んゆ!
(嬉しいそうにキラキラしてハリジャを見る)
あはは、ひどい字です。
まるで死にかけのミミズのような…
ですが、なんでしょう。
この感情は…
ソラン。
しっかり見ているのですよ。
…
(胸の前で両手を組み、小さく頭を下げた。
「感謝」の仕草を表している。)
感謝、これは…こう書くのです。
仕草から意味と文字の繋がりを覚えるように。
(今度はペンで紙に「ありがとう」と書く。)
あり...ありが...とう...
(書きながら発音して頑張って覚えるソラン。)
何度も書いて覚えなさい。
文字があると世界は豊かになるものです。
…ああ、ですが、決して誤解はしないように。
わたくしは厚意であなたと接しているわけではありませんので。
(相変わらず言葉を理解しないと知っていながら話す。
まるで自分に言い聞かせるように。)
んや!ありがとう!
(今覚えた言葉を使って、とっても笑顔でハリジャに向ける)
…案外、物覚えがいいですね。
礼を言われるようことは何一つしていませんが、ただの練習。
明日からはよりたくさんの言葉を教えますから、その小さな頭でちゃんと理解するのですよ?
うゆ!
(嬉しそうにハリジャを抱きしめる)
あ、ちょっと…!
おこがましいですよ、執行猶予の分際で。
(といいながらも、抱きつくソランに抵抗せず。)
うゆゆ♪
(抱きしめながら頬をすりすりする。ハリジャの事が相当気に入ったようだ)
弾力のある頬…これは、…あはは、いけませんわね。
執行人として余分な感情は…
…
それにしても、少し痩せていますね。
ちゃんと食べているのですか?
(ふいにぱっと離れ、ソランの姿をまじまじと刮目する。
どうやら少し痩せているようだ。)
うゆゆ...
(ぐぅぅ〜...大きいお腹の音がなった)
もう、仕方ありませんね。
いいですか? いずれ来るその時まであなたを生かしておくだけですからね。
苦行を前にして死なれては困ります。これは慈悲ではありませんから。
ついてきなさい。案内します。
(部屋の出口へ向かう。)
うゆ〜!
(また低空に浮いてついて行く)
( …天使、不思議な存在です。
罪さえ知らぬ無垢な魂…虫酸が走る。
苦しみに生きてこそ魂は昇華するというのに… )
…ええ、そのはずですよ。
この天使の顛末など救い以外に有り得ないのですから。
つきましたよ、ソラン。
何か作ってあげます。
(ついたのは調理室。やたらと広い教会。)
クンクン...うゆうゆ!
(匂いを嗅いで、周りが全て珍しく見えてこれまたキラキラ)
こら、周りに気を付けなさい。
調理室といえど危険はあるものです。
わたくしに栄養など必要ありませんが…
天使の肉体は人間と構造が似ているようです。
…適当に作りましょう。そこで利口に待っていてください。
(包丁、まな板、皿が入った棚。その奥にあるキッチンに前に立つと、興味津々なソランに指を指し。)
う〜ゆ〜
(は〜いみたいな返事天井にしがみつき、白い兎の人形を使って遊ぶ)
ええと…まあ、こんな感じでしょうか。
あ、火が…とりあえず芋を投げれば、
(何やら不穏な言葉が奥から聞こえる。)
にゅ?んゆゆ〜♪
(聞こえて反応したが関係なく遊ぶ)
あはは、鬱陶しい。
調理など過程が多くて面倒です。
初めから一貫すればいいものを…
(ブツブツと言いながら調理を続行。しばらくすると、終わったのか奥から姿を現す。手には大きな皿…と、謎の塊。)
見なさいソラン。
わたくしは今宵新たなものを創造しましたよ。
んゆ?
(塊のものを見て不思議そうな顔で)
名付けます。
これは「芋塊」です。
あとで文字を教えてあげましょう。
(木製のテーブルに芋の塊を置いた。)
さあ、食べなさい。
わたくしの料理を召し上がれるなんて、僥幸なのですから。
ふふふ。
(壊滅的に下手な料理の腕を自覚していない。ただニコニコと見つめ)
バクバク!!
(勢いよく食べる)
....
(顔が青ざめたようになるが耐える)
…どうですか?
(自信ありげに見守る顔。)
んゆ...んゆゆ!
(頑張ってスマイルを作って美味しかった表現)
そうでしょう?
うふふ、全部平らげなさい。
少しつくりすぎてしまったので、「おかわり」もありますから。
んくっ...!?
(まじかという絶望の顔、必死にお腹いっぱい表現)
え? もう満腹ですって?
…天使といえどもやはり貧弱ですね。
それにしても、どうしましょうか。
(少し残った芋塊を見つめ、考える。)
…そうです、信者にあげましょう。
きっとお喜びになるでしょうね。
んゆ、んゆ...
(必死に表現して疲れた汗顔)
?
(疲労を浮かべるソランに首をかしげる。)
…あぁ、疲れたのですね。
分かりました。甘美な料理も食したことですし、次に向かいましょう。
(コツリ、と踵を鳴らすとテーブルの上に魔法陣が展開される。
残った芋塊は『信者達の部屋』に送られた。黒い服をひるがえして出口へ)
んゆっんゆっんゆ〜♪
(楽しみみたいなご機嫌な顔で向かう)
あの悪魔の願いは…人間らしい生活を、でしたね。
教養のなさも甚だしいところです。
せめて汚れくらいは落とさないといけません。
(自室、調理室と過ぎた先の廊下を歩く。
螺旋した階段を下り下層へと歩を進める。)
んゆ〜?
(飛びながら降りる)
(長い長い廊下の最奥に佇む寂れた扉。)
…あまり使ったことはありませんでしたね。
アースガルズの建築家は無駄が多すぎる。
まあ、偶然にも機会を得たのですから不毛にしますが。
ソラン。お風呂です。
(己の腕に手をすべらせ、洗う仕草。)
うゆ?
(ハリジャの真似をする)
はい。
(ギィ、と重い扉を開ける。中は小綺麗な洗面所。)
入りなさい。
んゆ〜♪
(飛びながら入る)
(突然、ソランの両翼に触れる。)
これ、しまえるのでしょうか…
んみゃ!?
(一瞬びっくりした顔になり、赤らめる顔になる)
翼に感覚はあるのですね…服を脱ぐにはどうにも邪魔なのですが。
(翼の仕組みを確かめるようにゆっくり指を滑らせる。)
んみゅみゅ...///
(こそばくては耐える)
あれ、どうしました?
…ふふふ、そんなつもりはないのに。
とにかく、今の段階では意志と繋がりがないようです。
(丁寧に、丁寧に、翼に引っ掛からないよう服を脱がせる。)
んみゃ...んゆゆ♪
(耐えてながらも嬉しそうな顔)
よし、できました。
そろそろ入りましょうか。
(立ち上がり、服を脱いだソランを背後に浴槽へ向かう。
大きな桶の側にある『蒼い魔石晶』に手をかざすと、たちまちお湯が溢れ出た。)
んよ〜!!!
(物凄くキラキラして勢いに入る。ダイナミックで)
慌てすぎですよ、ソラン。
(傍らの石鹸を手にとり泡立たせ、楽しそうに入浴するソランの頭に置いて洗う。)
んゆんゆ〜♪
(頭の上にある宙に浮いてある黄色の輪っかを手で引き寄せて、シャボン玉を作る。そして吹く。
きゃっ、きゃっと楽しそうに笑った)
(遊ぶソランの頭に、手ですくったお湯をかける。
泡がゆっくり流れていく。)
…ふふ、これで綺麗になりましたね。
んあ?
(お湯が流れて少し目を開く。まるで女の子みたいな美貌である)
…さすが天使と言うべきでしょうか。
(ソランの美貌に少し驚き)
やはりあの悪魔、よっぽどの無作法ですわ。
己の身を磨くことも知らぬ原石は所詮石ころのまま。
あなたは幸運でしたね、ソラン。
(濡れた髪を撫で付け)
〜♥
(撫でたその手を自分の頬に当て、嬉しそうにそっと手にキスをする)
…!
……ダメですよ、ソラン。
いずれあなたには救済を執行するのですから、情など湧いてはいけないのです。
(口付けされた手を、するりと頬に寄せる。わずかな葛藤を宿してソランを見つめた。)
んうゆ?きゃっ、きゃっ♪
(意味は理解してないが大好きなのには変わらない笑顔)
なぜでしょう、あなたと接していると感情を忘れてしまいます。
ただ憎き神への怒りを…
…あなたに言っても分かりませんね。
うふふ、そろそろ上がりましょうか。
逆上せてはいけません。
(ソランの手を取る)
きゃっ、きゃっ♪まま〜
(いつの間にか『まま』という発言を出し、笑う)
ママ? …冗談を。
母などと呼ばれてはたまりません。
(しかしどこか満更でもない表情を浮かべ、浴槽から上がったソランを白いバスタオルで吹く。)
みゃ〜♪きゃっ、きゃっ♪
(嬉し過ぎて、羽がバタバタと動く)
面白い羽ですね。
(パタパタ動く羽を横目に引き出しに手をかけ、)
時々ですけれど、浮浪者が訪れることがあります。
そういう時はまず酷い身なりを整えるのです。
予備があったのを思い出しました。
(まっさらな白い服をソランに手渡す。)
うゆぅ?
(不思議そうな顔)
さあ、袖を通してください。
翼の部分は穴を開けておきます。
(白い服に手をかざす。すると、じわじわと焦げて二つの穴ができた。
服を着る仕草をしてみせる。)
うゆうゆ...ぬいぬい...
(頑張って真似して着る)
…よくできましたね。
その方がいくらか天使らしいです。
さて、次は…疲れたでしょう、そろそろ睡眠を。
(ソランの小さな手を繋いで洗面所の出口へ歩く。)
うゆぅ...ふわぁ〜...
(手を繋ぎながらトボトボ歩く)
…あら?
そういえば、なぜ平然と手を…
……
まあ、今宵だけは特別ですわ。
人間のように生きるなら、翼を隠すことも不可欠。
単なる徒歩の練習です。
(ぶつくさ言っていると、いつの間にか自室に到着した。)
うゆぅ...?
(眠気がますソラン。眠そうな顔でドアを見つめる)
端から見ていれば、人間となんら変わらない。
生い立ちも、素性も…名付け親さえも。
…今日はわたくしも少し疲れました。
悪魔が押し付けた天使のせいでね。
あなたのことですよ? ソラン。
(眠そうなソランを抱き抱えてベッドまで運ぶ。)
うゆぅ...スヤスヤ...
(暖かさで眠ってしまった。寝顔がまさに女神)
…愛を捧げる先は、決まっていますもの…
あなたのような天使とは相容れない。
『私』は私の正義の為に生きる。
どうせ、執行猶予が過ぎれば終わる関係でしょう。
(女神のようなソランの寝顔に目線を落としてぽつりと呟く。
口では否定の言葉を紡ぎながらも、修道女の指は髪を優しく撫で付けている。)
スヤスヤ...
(寝てるソランの右腕にあるミカエルの紋章柄が光出す!その紋章柄がソランの右目につたり、成長する!
幼い子供から幼稚園児の5歳くらいの大きさになる)
!?
せい、ちょう…?
(眼前で起こる現象に、驚いて目を見開く。)
スヤスヤ...
(相変わらず女神のような顔は健在しつつ、寝てる)
やはり、得体が知れませんわね…
成長の条件は不明ですが、止める術などありませんし、静観するといたしましょう。
さて…
(完全に眠りに落ちた天使からゆっくりと離れる。
足音を立てないよう静かに踵を返し、部屋から去った。)
スヤスヤ...
484:白い兎:2021/03/12(金) 18:59 ふぅ...やっと寝たわね、何故一緒に行動しなければ行けないのかしら?
取りあえず...そっと出ますかね。
(自我を持ったソランの白い兎が動きだし、忍び足でソランから離れる。)
ソラン「スヤスヤ...」
(本人は気づかない)
(信者達の部屋にて)
…皆様、ごきげんよう。
(ハリジャの前で信者達が規則正しく並んでいる。)
『次の救済者』を指名する前に、お伝えすることがあります。
近い未来で来る決戦についてです。
…奴は人間を拠り所にして現在まで生き永らえています。
現世の終わりに終止符を、そして新世界の杯のため。
この機会に息の根を止めなければいけません。
諸悪の根元を根絶するのです。
(信者達は静かに頷く)
ですので、今日からは救済の儀式を毎夜行います。
もちろん与える苦痛はみな等しいのでご安心を。
( それが全て終われば、執行猶予も終わる―― )
>>484
…あら?
(信者達の部屋から戻ると、視界に飛び込むのは動く白兎。
突然の邂逅に沈黙。)
ウサササッ♪脱出成功〜♪
さてさて...あの当主様には悪いけど、此処で出ないとねー...
(ネズミのように素早く奥へ走る)
お待ちなさい。
(すっと腕を伸ばせば、走る白兎に伸びる魔力の輪。
捕まえようと頭上に伸びる。)
ウサッ!?話せ!ウサッちみたいな世界一可愛いアニマル人形族に触れるなぁ〜!
(捕まえられて大暴れ)
正体不明の天使に喋る白兎。
揃いもそろって理解に苦しみますね。
(コツコツと踵を床に伝わせて白兎に歩み寄り、屈む。)
あなたは何者ですか?
ウサッちはアニマル人形族の一番可愛いラビット人形家の『ウサラミア』よ!
...悲しい事に情報屋なんだけどね、ウサッ
(ドヤ顔で自己紹介)
あら残念、存じておりませんわ。
シルバニアのファミリーでしょうか?
(口元を袖で隠してくつくつと笑う。)
素性は分かりましたが、なぜ擬態していたのです?
それもあの天使に。
誰があの下等兎なのよ!?もう...
それは契約上、お喋りは出来ないわ。私の夢を叶う交換条件でね♪
ただ、夜になると流石に情報を聞かないといけないのでね。仕事だから。
(呆れた顔しつつ、説明)
…そうですか、口を割りそうにはありませんね。
拷問でもすれば別かもしれませんが、値しない。
情報とはなんですか?
ウサッちはお話を聞くのが趣味であるから情報屋になったの。
だから色んな生物達の話を聞くのが一回以上聞かないと落ち着かないのよ
そんなわけで一旦外に出たいわけよ♪
(ニヤニヤ顔でドヤ顔の嬉しい顔)
……兎に嘘をつく脳があるとは思えません。
分かりました、行きなさい。
(魔力の輪がふっと消える。)
理解してくれて嬉しいわ♪
教会の外に行くけど、此処無駄に広いわね...玄関はどこなの?
(周りを見渡して玄関を探す)
玄関? 近頃は教会を破壊する不届き者が多いので、ありませんね。
わたくしが送ってさしあげます。
(コツリ。踵を鳴らせば白兎を包み込む魔法陣。外へ転送する魔法を起動しようと)
ありがとう♪ソランの場所はマークしてるから大丈夫よ。
(嬉しい顔をして手を振る)
…感謝など、身に余りますわ。
(目線の横で手を降る白兎とそう投げかけ、転送を完了させる。)
…ふぅ、わたくしもそろそろ眠りにつきましょう。