…いてて、こんにゃろ〜
( 目が覚めた頃はとっくに暗く。どれくらい経ったのか分からないまま、教会の床から半身を起こす )
グロロ、キモ助、エグ太。
お前らも起きてんのか?
『 ・・・ 』
おいっ、グロロ、キモ助、エグ太!
起きてるのかって!
『 ・・・』
グロロ、キモ助、エグ太っ!
( いつもなら、体にいるキセイモンたちが、グロくてキモくてエグい姿で体に現れるはずなのに。返事すらもない。そして、何よりいつもと違って股間に違和感がある。ので、手を恐る恐る伸ばしてみた )
…あぁー? えっと…
アレがない…?
( 今度は胸に手をやる)
アレがある…?
どういうことだ。オレは……私は。
( 蠢木 宿は気づいていない。
与えられた回復魔法によって、体の性別まで元通り回復してしまったことに)
いや言えよ。オレの体に何したんだ?
なんでオレが女に戻ってるんだ?
てかっ!グロロを返せ!
(( 回復魔法が寄生生物を駆逐する効果があることは知らない世界観だったんだよ。きっと。あと、確定ロルばりばりやっていいよ))