……愚かな。
我が信徒を離せ、狂信者。
我々を救いに導くのはハリジャ様だけだ。
(すくっ、と立ち上がるモブ)
貴様ごときが褒めろだと?
我らが誰かを褒めるとしたら、それは多大な苦しみを受けた者だけだ。
その方がより救われるからな。
『 やぁぁあぁあぁあぁあ ! ! !』
オレもやぁあぁあぁあぁ ! ! こんな可愛い子が痛めつけたくない〜 ! ! ! いやー ! !
( 破片の三角形になってる部分を、狐耳の子の喉に少しずつ刺し込んでゆく。ゆっくりと、じっくり。狐耳の子の目尻から涙が出てくる。心が痛いよう。これもぜんぶ、モブのせいだ )
『やだっ やめ』
せーーのっ [ ザク…っ ]
『 やぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあ ! ! ! 』
やぁあぁあぁあぁあぁ ! ! ! あ、まだ続く。
おい。モブ。次は喉の血管ぶっちんだぞ。
いいの?やでしょ。なら褒めろよ。