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「……ここは既に『終焉』した者達の末路……なら貴女がいるのもおかしくはない、ということですか」
(おそらく自分と同程度の身長を見つめる)
「……何が目的ですか?……墓には死体以外の何もないのですがね」
(近くの手頃な墓石に寄りかかる。不気味な雰囲気を感じ、必要以上には近づかない)
「あたしの目的? 残念だけどそれはあたしにも分からないわ、気付いたら此処に顕現していたの」
投げ掛けられた少女の問いに分からないと答えシロは辺りを見回す、そして呟くように。
「ふふ、もしかするとこの場所があたしを呼び寄せたのかもね」