「そうですね……よろしくお願いします」
(異能で別の世界線の自分でも見たのだろうかと首を傾げる。が、仲良くしようとの申し出には全面的に賛成だったので頭を下げる)
(……消えたスナイパーに首をまた傾げたが、唐突に手を繋がれ)
「……ひゃっ!?」
(びっくりして振りほどこうとする。あと超能力ではないですって、と冷静に反応するくらいには気力がまだ余っていた。)
なァ、さっきの手品どうやったんだよ姉ちゃん。
俺ぁ楽しいことが好きだぜ。超能力でも異能とやらでも何でもかまわねェ。
(振りほどこうとする篝の手を更に強く握る。目には好奇心。)