そこには誰かが居た
人間かもしれない、化け物かもしれない
それは知り合いかもしれないし、赤の他人かもしれない
ただ、ここではそんなものは関係ない
この場所では、世界の仕切りなどない、多重に重なる世界線の枷は、ここでは意味をなさない
数多の世界の訪問者たちが集う場所
“クロスオーバー”
物語には、番外編というものが付き物である
さぁ、“スピンオフ”を始めよう
ここは皆様のキャラたちが談笑する用のスレです
世界線等の壁はありませんので、既存のキャラも新規のキャラもご自由にご参加下さい
戦闘は他の皆様が入り辛くならない程度にお願いします
荒らしは無視定期
(まぁいっちゃうと1日1回〜スレで中の人たちが話してる雰囲気でキャラたちも談笑させようぜ、という、話の流れで立てたスレです、ゆるい感じで楽しみましょう!)
4:Piero*◆RI:2021/03/11(木) 22:06 「と!なにやら素敵な場所に迷い込んだようだね!」
(『瞳』があるが故、ここがどう言った場所なのかを理解する、交わる世界線、クロスオーバー)
「とりあえず、僕がどうやらここの第1到達者のようだし、茶でも飲んで出会いを待つかね、どうやらここは、『談話室』のようだし」
ここは…あら、先客ですか。
(辿り着いた先には見覚えのある顔。)
…ふふふ、ごきげんよう。
お茶会でもいたしますか?
シキ・アクアティーレ。
「!おや、ヘルちゃん、いらっしゃい、──随分と早いお茶会になってしまったが、まぁいいだろう、『ここは本筋とは関係なさそうだしね』」
(次に来た者をみて、ふふ、と微笑んで、おそらく彼女にはまだ分からないだろう、物語上の話を告げる)
「よし、準備しよう、これから、人も増えそうだしね」
ええ、なんとなく察していますわ。
ともかく、あなたとお茶会ができるなんて幸いです。
「あはは、それは光栄だ、どうせまだ2人なのだし、また次の人物が来るまで、少しお話をしよう、…………おそらく、君には話さないといけないこともあるし」
(そう言って、ティーカップを手に取る、先までは『己1人分』しか無かったのに、彼女が来た瞬間、2人に増えている、テーブルも椅子もそうだ、きっと、人が来るだけ増える仕組みなのだろう、珍しいものだ)
「ふむ、美味かな美味かな」
(紅茶を注ぐ、好みの味だ)
…話さないといけないこと?
なんでしょう、とても胸が踊ります。
シキさん、心の底から邂逅を願っていました。
あれからあなたのことをずっと考えていたのです。
…とても嬉しい。
(紅茶を手に、一口。深い紅で満たされた双眸の奥にシキへの『正常ではない』感情がある。)
「……んふ、そこまで好かれているとは、有難いねぇ、……さて、話したいことと言うのは、この場所にも関係あることなのさ」
「僕、君が知ってるシキ・アクアティーレと、ちょぉっとちがうんだぜ、ヘルちゃん」
(ま、本人ではあるのだけどね?と、【unknown】は語る)
…私にはあなたがいればそれでいい。
どんなあなたであろうと、構いませんわ。
うふふ、話してくださいな。もっと声が聞きたいのです。
「…………君、僕と合わないうちに随分変わったね、まぁ良いが、─僕はね、君と去った後、既に監獄に存在している僕な訳なのだよ、2桁くらい君と会った後に年が立ってるんじゃないかな、僕の主観だとね」
(彼女の様子に、特に気にもせず話し続ける、知り合いのあの子になんか似ているなぁとは思うが)
姿は変わらないのに、不思議ですね。
…私は、あなたを想う一秒が一年のように感じるほど恋しいのです。
直接的な時間の差はあれど、ようやく会えた…それが嬉しくてたまりません。
あなたを監獄に閉じ込める無礼者は誰ですか?
「ん?あぁ、気にしなくていい、自分から入ったのさ、情報も自分で1部提供した、その監獄というのがかなり興味の湧くだったのでね」
(紅茶に口をつける、興味のためならこの身を捧げることも厭わない)
「まぁそういう訳で、僕は現在の監獄ライフを楽しんでいる、でも安心したまえ、『僕と君とは世界線が違う』、君の世界線の僕なら、君が呼べば助けるくらいしてくれるさ」
…監獄への興味が、こんなにも身を焦がすとは思いもしませんでした。
あなたの感情が向くすべてが憎らしい。
おかしいですね、ふふふ。
…それでもいつか、私の知るあなたも離れていくのでしょうか。
たった数十年なんて月日で。
「……少なくとも『君の僕』では無いからなぁ、君の世界線の僕ならなんと言うかは分からないけれど」
(頬杖をつきながら告げる)
「まぁ、そちらの僕は君のことを『友人』と呼んでいるようだし、離れはしてもまた舞い戻ってくるだろうさ、関係性を呼ぶのは珍しいからね」
「わー!」「わー!」「……えっと……?」
(幼女と少年の三人組が不意に現れる)
「!おや、可愛い子供たちだ」
(椅子の背もたれをもって後ろを振り向くと、新たなお客人が増えていることに気づく)
「いらっしゃい迷い子たち、警戒心は向けないでね!僕らも迷い人なのさ!」
(そう言って笑いながら子供たちに手を振る)
次に会う時は、きっと…救いの時ですわ。
それがどちらかは分かりませんが、もう一度あなたに会えてよかった。
『シキ・アクアティーレ』…
(眼前の彼/彼女を慈しむように見つめ、その名を呟く。
すると、背後に突然現れる三人の子ども。)
…新たなお客人ですか?
教会以外でお客人と会うのは初めてですね、ふふふ。
「まよいご……?」
(知能も幼女相当まで下がっているらしく首をかしげる碧月。)
「……あーすまん、しばらくうるさくなる」
(唯一まともらしい葬月が頭を下げるも、その手にはほうじ茶。楽しむ気満々である)
(ちょっと落ちます)
22:シキ◆RI:2021/03/11(木) 23:17 >>20
「あはは!よいよい!ここは談話室……お話をする部屋だ、適当に語り明かそう」
(談話、というのは少し難しいかと、簡単な話し方で子供たちに告げる)
「いやぁにしても、知人以外もとは……ふむ、世界線だけでは無いようだね」
(誰に聞こえることも無い大きさでそう呟いた)
(りょーかい!)
24: リリィ ◆cE:2021/03/11(木) 23:34
「 あらあら〜、随分と賑やかなのねぇ、んふ 」
( 足音を殺して近づく人影が一つ。頬に手を当てながらくすり笑い。この御茶会の中心人物であろう人に声をかけ )
「 ごきげんよう〜、お邪魔しても? 」
「おはなし!」「おはなしー!」
「······と言っても話題なんかないけどな······」
(そう言いつつ、微笑む聖職者らしき女性に、三人を代表して葬月が頭を下げる。
そして性別不明の人に向き直る······も、視線は何故か幼児退行している少女に向き)
「──おや、ようやく僕の世界線の住人がお出ましだ」
(現れた彼女は、見覚えがある人物だ)
「ハロー、リリィ、元気に中立しているかい?もちろん談笑に参加はOKだ」
(そういって手で丸を作り、OKのサインをする、はてさて、同じ世界線と言っても彼女は僕を知っているのかね)
>>25
「はは、まぁ話でなくてもいいさ、楽しければなんだって……あーいや、戦闘はだめだな、限度が居る、この部屋をぶち壊されては僕の興味が満たされない、うむ!まぁ適当に飲み物でも飲んで遊べばいいよ!」
(まともなようで自己中心的な発言をし、ケラケラと葬月に笑いかける)
>>27
「まあこっちとしても戦闘はやめてほしいからいいけどな」
(ほうじ茶を啜り、幼女二人の『魂の消耗』を気にしながら言う)
「 んふっ、わたしはは元気にやってるわぁ、シキせんせ〜こそ元気に実験でもなさってるのかと思ったら小さい子たちと御茶会なんて 」
( すっと目を細め、口元を隠し笑い。つかみどころのないふわふわした口調のままのんびりとしゃべりつつ。そのまま視線を小さい子たちに向け手を振りつつ、そういえば…と思い出したように白衣のポケットに手を入れ飴を三つ取り出し )
「 毒もなんにもない飴だから安心してど〜ぞ? 」
「……君たちも、色々と抱えてるんだねぇ、興味がある、……が、まぁそれを弄ると戦闘に発展してしまいそうだし、我慢するかぁ、はー、自分が言ったことで自分の首を絞めてしまった……」
(本質が『救世主』から【unknown】に変わっている彼/彼女は、基本的に一般常識でよろしくないことも躊躇なくやるが、今回ばかりは悔やみつつも我慢している)
>>29
「うーむ、そう言えば実験中だったような、しまったな、ボスに怒られるかもしれない、……ま!別にいいか!」
(楽観的思考)
「ま、君と語る時間は前々から欲しいとは思っていた、ちょうどいい機会さ」
「ありがとーおねーさん!」
(碧月は別に警戒せずに飴を受けとる。確かに毒はないらしい。)
「……俺はお茶飲んでからで」
(そういう葬月はシキの言葉に引っ掛かりを感じていた。
……なんとかできるかもしれないらしいが戦闘になるのか……と。)
>>31
「 あら、それはうれしいわぁ〜…わたしもシキせんせ〜の体一回でいいから解剖したいって思ってたから交渉するいい機会かも♪ 」
( その言葉をきききょとんとしながら頬に手をおき、その後物騒な言葉を頬を染めて呟き )
>>32
「……どうにか出来るのか、とかいうんじゃないぞぅ?君、僕今我慢してるからね、腹に風穴開けられて弄り倒されたくないだろう?」
(僕ってば貧弱お兄さんだから、余裕で子供に負ける自信があるしね、と紅茶を飲む)
「……お姉さん、興味でしか動かないからね、君強いだろう、僕が本気で今興味だけで動いたら、君にボコボコにされる未来しか見えないしね」
(平穏な空間でよかったねぇと、からになったティーカップの持ち手をもち、ぷらぷらと揺らす)
>>32
「 んふっ、いい子ねぇ〜 」
( 素直な様子の子供たちを見て優しそうに微笑み、そっと頭を撫でて。次炊き出しいつ行こうなんて考えつつまたポケットの中からクッキーを差し出し、いる?と首を傾げて )
>>33
「ハッハッハ、相変わらずだなぁ君、いや僕が言える事でもないが、……ふむ、解剖か、自分では良くするけれど、他人にされたことは無いな……」
(興味あるな〜〜〜などと軽い気持ちで考える)
>>34-35
「……だよなぁ」
(既に肺が片方無い手前、あの二人が同じことをされたらキレる自信がある。平和でよかったなぁ、と同じように思って。)
「くっきーいります!」
(葬月の視線の先には平穏の象徴のような幼女想月が『おねーさん』にクッキーをねだっているところ)
>>36
「 あらやだ、シキせんせ〜ほどわきまえてないわけじゃないわぁ〜、だってシキせんせ〜は死なないでしょ? 」
( 相変わらずにこにこしながら、相手を見つめ。楽観的な相手を見て楽しそうに微笑み )
「 前向きに検討よろしくするわぁ 」
「…………子供とはやはり平和の象徴、か、ふむ……」
(あんなに無邪気に子供してたかなぁ、僕、などとどれほど昔になるのか分からない話を考える、まぁ思い出せるほど近い話では無いので直ぐに切りやめるが)
「………………ま、たまにはこうやって見るだけなのも乙……なのかな」
>>38
「ハッハッハ!言うなぁ君ぃ!まぁわきまえてはないがね!!」
(彼女から告げられた言葉に、まぁそれもそうだと肯定する)
「ま、シャングリラに帰って覚えていたら、まぁ解剖でもなんでも付き合ってあげよう、あ、でも興味が尽きるまでは極力長引かせてね!」
(自らの体を解剖されるというのに、長引かせろと、どう考えても異常な発言をする)
>>38
あはは、楽しいお茶会ですね。
…ところであなた、どなたですか?
シキさんとは親しいように見えますが。
(一貫して沈黙を貫いていた死の女王が声を発する。空になったティーカップを置くと、リリィに笑いかけ)
>>37
「 んふふ〜、いいわよぉ、どーぞ? 」
( そういいながらポケットからクッキーにマシュマロ色んなお菓子を取り出し笑って。 )
>>38
「 あら〜?なら麻酔なしでやる?…ご遺体を解剖するから麻酔医はいないし〜頼む必要はないし一石二鳥ねぇ 」
( 長引かせろという言葉をきき何でもないような顔でケロッといい。ふふっと微笑む彼女の脳内にはどうやって解剖しようという思考が大半をしめていて )
>>42
「え、痛いのかぁ……痛いのはほとんど知り尽くしているしべつに興味はないんだが……まぁいいや、好きにしたまえ、うるさくても知らないぞう?」
(少しテンションが下がったようにも思えるが、とくにそこまでの変化はなく、そのまま紅茶をつぎなおす)
>>41
「 あら?シスターさん?…ごきげんよう〜 」
( 振り返り目を細めて笑いかけ。関係をと立場を聞かれ少し困ったように眉根を寄せながらなんて説明しようと戸惑い。今日あったばかりだし…なんて思いながら頬に手を当て )
「 ん〜、わたしは解剖医よぉ、シキせんせ〜は……解剖相手?かしらぁ〜約束してくれたし、んふ 」
>>44
「あれ、なんか知り合いからランクダウンしてないかい?解剖相手って、まぁ間違ってはいないけども」
(おやおやおや?と言葉を漏らす、うーん)
>>44
…へえ、そうなのですね。
先生…シキさんはあなたと同業者ですか?
>>43
「 んふふ、痛いというかぁ〜…まぁしゃべらないほうがシキせんせ〜の楽しみになると思うわぁ 」
( しばらくワインは飲めなくなるでしょうけどとつけたし、不老不死の人間をどうしようか考えうっとりした表情を浮かべ )
>>45
「 あら〜?違うの?…知り合いって言ってもお互い知ってただけじゃなかったかしらぁ〜? 」
( きょとんとした表情で不思議そうに訪ね )
「うわ、……まぁ酒は苦手だからいいけれどね、どうやって解剖されるのだろうと興味が湧いてしまう自分が恐ろしいよ」
(対して恐ろしいなどと思っていなさそう)
「流石に知り合いの方がいいだろう、解剖相手だなんて幾つランクが下がったかわからん」
(呆れたようにそう告げる)
>>39 >>42
「ちょっと騒々しいが……確かにこれも」
(平穏だな、と感慨深げに)
「わー、おかしいっぱい!」「いいのー?」
(たくさんのお菓子を見て歓声を上げる幼女たち)
>>46
「 違うと思うわぁ…なんていうか職業らしき職業はないんじゃないかしら? 」
( 静かに首を振り紅茶を口に含み )
>>48
「 あら、それならシキせんせ〜のご期待に添えるよう頑張るわぁ 」
「 そう、なら知り合いってことにしときましょ、んふ 」
( そう言ってぱんと手を叩き微笑んで。 )
>>50
ええ、私もそうだと思いました。
娯楽に生きる彼/彼女が縛られることなど考えられません。
…それにしても……
少しだけ、胸が騒々しいですね。
(微かな嫉妬を双眸に宿して空のティーカップに目線を落とす。)
シキ・アクアティーレ。
あなたの果てなき死の傍にいたいと願うのは傲慢でしょうか。
その腸も、目玉も、何もかも、独り占めにしたいと思うのは。
両眼に私だけを焼き付けていたいと希うのは。
…私はもう、あなたがいなければ救いなどありません。
ずっと、ずっと…愛しているのです。
(ぽつり。ただひたすらに、狂気の愛を囁く。)
>>50
「よろしい、まぁ期待しておくよ、君の腕は確かだからね」
(知り合いまで戻ったことによしよしと思いながら、なんなら僕の『瞳』もいじっていいぞ、サービスしてやろう、とにやりと笑う)
「ま、同業では無いが、同じ監獄仲間だよ、ヘルちゃん」
>>52
「…………、別世界線の僕にまでこれ程の執着をもっているとは、」
(ほんの少し驚いた様子で彼女を見る、あぁ)
「……ミヤがいなくて本当によかったな……ほんとに戦闘になりかねん……」
(小さくそう告げる)
>>49
「 ええ、いいわよぉ〜。お姉さん甘いの好きじゃないから食べてくれるとうれしいわぁ 」
( そう言って頭を撫でてにっこりと微笑み )
>>51
「 ん〜、生きてる人を見たことないから何の病気かはわからないけど、酷くなるようなら病院をお勧めするわぁ 」
( そのことばをきき、そもそも嫉妬というか人として大事なものが欠如しているのでどこか的外れな回答を返し )
>>55
うふふ、あなたも変わっていますね。
…言うなれば、恋患いでしょうか。
誰にも治せない病気です。
(多大な愛が腐って執着と化したそれを、愛おしそうに語る。
人間として大事なものが欠如した彼女に愛を説くように。)
>>53
「 んふっ、わたしも楽しみにしてるわぁ 」
( そういいつつも瞳と聞き少し顔をしかめつつ首を振り )
「 シキせんせ〜の瞳は興味あるけど遠慮するわぁ…それはわたしのルールからはずれるもの〜 」
>>57
「はは、わかっているさ、だから言ったんだ」
(彼女の目に対する思いはしっている、まぁ興味が達成できなかったのは残念だが、後でグランギニョールの誰かにやらせればいいか、と、職権乱用で部下の胃を痛める発想をする)
>>56
「 そう、わからないわぁ、人が人を好きになる要素は証明されてるからわかるのだけれど 」
( んふふと微笑みつつ、興味がないのか大変ねぇと呟き )
>>59
あなたもいずれ分かる時が来るでしょう。
永久とも言える時の中で、魂すら捧げても構わないと思える存在が…
ああ、もちろん、人間だけではありません。
あなたは既に魂を捧げているのですね。
…人体への執着でしょうか?
>>58
「 んふっ、わたしとしても残念だけど…仕方ないわねぇ 」
( 死なない人は興味ないというか無駄だし…とおもいつつ紅茶をのみ、ため息をつき )
「…………」
(彼女らの会話を聞きながら、愛とはやはり恐ろしいものだなぁと考える、恋愛感情の機能など、とうに調べ、理解し、切り捨てたものだから、他者に与えられる愛に己が答えることは無い、が)
(自分はどうやら厄介な愛され方をしやすいらしい、だってほら、シャングリラにはその代名詞とも言える子g)
「しきさまぁっっっ♡♡♡♡」
「!!!!!!!」
(急に現れた己を呼ぶ何かにおそらく抱きつかれ、シキは容赦なく座っていた椅子ごと吹っ飛んだ)
>>60
「 簡単には教えないわよぉ、でもそうねぇ近からず遠からずってところかしらぁ? 」
( 首を振り口を抑え目を細めて笑い。大事なもの、ねぇ )
>>62
……
(困惑。広がる情緒、そして嫌悪感。)
…あらあら、どなたですか?
無礼なお客人。
>>63
案外、秘密主義者なのですね。
ですが、分かるのです。
お互い『愛』に生きる者ですから。
…そうでしょう? ふふふ。
「ぃ、……っつ…………」
「あぁシキ様、シキ様っ!どこに行ってしまわれたのか心配でしたわ!ようやく会えました!」
(もう離さない!と言わんばかりに吹っ飛ばされ壁にぶつかったシキの体に抱きつく、が、かけられた声に振り返ると……)
「……は?なんですの、猿に語る名などありませんわ」
(飛び出てきた言葉は、シキに向けられた甘い言葉ではなく、刺々しい毒であった)
>>66
失礼、お客人ではなく獣でしたね。
まるで知性が欠如しているようです。
獣の言葉に傾ける耳などありません。
(あはは、と笑う。目は笑っていない。)
>>65
「 わたしは『愛』には生きてないわぁ…、むしろ必要ないと思うけど、人それぞれよねぇそれは、んふっ 」
( その言葉をきっぱりとノーといい、頬に手を当て微笑む。新たな来客をみて面白そうに眺めてくるくると自分の髪の毛で遊び )
「…………知性が無いのはあなたでしょう、ま、聞く耳も持たないのならかまいませんわ、私、お猿さんに興味ありませんの」
(ふんっと顔を逸らし、もう一度シキを見下ろす)
「……あのなぁミヤ、馬乗りになるのはやめたまえ、痛いし、僕貧弱だから君どかせられないんだぞ」
「ふふふ♡どかせるつもりありませんもの♡」
「…………」
(はぁ〜と前髪をかきあげ、どうしたものかと考える、このままいくと……)
「うふ、うふふふふ、このながめ、最っ高ですの……!」
(恍惚とした表情で『双剣を持つ』彼女に、リリィより先に解剖される)
>>69
…あなたの鳴き声は実に姦しいですね。
お嬢さん、仕方ないので私が躾てあげます。
シキさんの『全て』を見るのは私の権利ですよ?
愛しい腸を渡す気は毛頭ありませんから。
(席を立ち、シキに馬乗りになるミヤの元へコツリと歩み寄り)
「……僕、リリィ以外に臓器を見せる許可は出していないはずなんだがね」
(目の前で起きそうな争いに、意味もなすのか分からない言葉を告げる)
「……あなた、ほんとになんなんですの?シキ様の全てを見る…?」
(ふらりと、立ち上がる、手に持つ双剣はゆらりと輝いて……)
「……何抜かしてやがります、この猿めが、シキ様の何を知る訳でもない猿が、発していい言ではありませんの」
「 あら、別にミヤちゃんがシキせんせ〜のこと解剖してもわたしとしてはべつに構わないわぁ〜 」
( 傷はあるか興味のまま確認しに近づきつつそう告げて。 )
あはは、笑わせてくれますね。
あなたこそ何を存じているのでしょうか。
私とシキさんは救いを誓った関係なのですよ。
…あの日から、シキさんの一語一句、全てをこの耳朶に焼き付けていますわ。
邪魔をされては困りますね。
>>72
「なんだぁ、僕は解剖の許可まで出したんだぞぉ?謝礼として助けるくらいしろぉ〜」
(ミヤが立ち上がったことにより自由になったからだで、ゆるーい文句を告げる)
>>73
「あはぁ、可哀想ですわねぇ、貴方とはシキ様とそばに居た時間が違いますの、私は常日頃、シャングリラでシキ様の付き人として、ずぅっとそばにおりますわ」
(そう言うと、その日々の様子を思い出すかのようにうっとりとした顔になる、なお、シキは付き人などという契約は一切していないので本人に認知されたストーカーに近いのだが、シキがへろっている今それを伝えるものはいない)
>>74
あなたは愛の本質をご存知ではないのですね。
恋という果実が熟し、腐った愛は執着になります。
愛とは、会いたいと願う心の始まりにあるものですわ。
あなたはどうでしょう。
シキさんの隣には私がいればそれでいいのですよ。
>>74
「 人同士のいざこざはめんどくさいもの〜、愛関連は特に〜 」
( 元気そうな様子を見てあからさまに残念そうな表情を浮かべ、文句を聞き珍しく不機嫌そうに表情をゆがめて )
「なーあーりりー、僕はいったいどうしてこんなに厄介な愛を持つ子ばかりよってくるんだ〜?????むしろ興味すら湧いてきたんだが」
(腕だけ起こして彼女らを指さしつつ、傍観している彼女に尋ねる)
>>75
「ふふ、何を言い出すかと思えば、愛の本質などどうでも良いのです、あなたの愛などどうでも良い、それに常日頃、隣には私がいますわ?猿の席などありはしません」
(あまり気は長い方ではない、ゆらりと揺れる双剣が、ギラギラと光っている)
>>77
「 あら、だったら調べたらいいんじゃないの〜?医学的には肌のにおいとかで惹かれるとは読んだけど…わからないわぁ、お力になれなくてごめんなさいねぇ 」
( そもそも生きてる人間へのそういう感情が欠如してる彼女も首を傾げ傷をみて興味深そうに観察して )
>>78
理解する脳もないのですね。
そのような存在に隣を奪われては胸が痛みます。
あなたがシキさんの隣を豪語するなら。
その座から引きずり下ろすだけですわ。
「……肌の匂いって……とんでもないな……」
(ぺたんとあげていた腕を地面におろし、ため息を着く)
「……しかたあるまい、ここには子供たちもいるのだし、戦闘になりそうだし、……とめるかぁ……」
(と、腕に力を入れ、上半身を起き上がらせる)
時を経て腐ったものは捨てるのが定石です。
愛とは永久にあるべきもの。
…私なら叶えられる。
いつまでもシキさんの隣で――
(そういって微笑んだ女王の姿が淡く透ける。)
…そろそろお暇させていただきますわ。
少々口惜しいですが、私もまだ道の途中。
信者が救いを待つかぎり停滞は許されないのです。
…それでは、さようなら。
いいえ、愛しています。
(燐光をわずかに残して、死の女王は姿を消した。)
「ミヤ〜、ヘルちゃ〜ん」
(口元に手を添え、呼びかける)
「はいっ♡なんですのっ?シキ様っ♡」
(ケロリとその呼び声に、先までの殺気を一瞬で消し飛ばす)
「いや僕、隣ならもうとっくの昔に埋まってるから、勝手に争われても迷惑だ」
(爆弾投下)
「ってあ、いなくなってしまった……困ったな……、ま!困るのは別の世界線の僕だしいっか!ここ『ストーリー外(アナザー)』だし!」
「?、???、シキ様……何を言ってらっしゃいますの?」
「気にする事はない、あとミヤ、僕に迷惑をかけるなと散々言ってるだろう、嫌いになるぞ」
「!?!?!?……も、……もうしわけありませんの……」
(しょぼんと頭を下げ、謝罪する)
「……こうやって手を繋ぐの何時振りかな、姉さん」
「うーん、鏡花がまだ私よりちっちゃかった頃かな? 」
(言葉を交わしながらお茶会の会場に現れたのは対照的な二人、けれどその顔立ちは似通っており傍目にも血の繋がりを感じさせた)
「······ん?」
(再びお茶会の会場に復帰した三人。今度は全員少年少女の姿で)
「······あ、新しい人だ······」
「いらっしゃいです。私が言うことではないですけどね」
よォー、愚民ども。俺様が邪魔しにきたぜ?
(バンッ!と扉を蹴り飛ばす。赤黒い髪を地面まで伸ばした半裸の男、神殺しの魔王こと喜怒哀楽。)
「……あー、お前は」
(見たことがある顔が来たので先手を取って茶を渡そうとする葬月)
「――ッ! 何なのあいつ……」
「……お客さんみたいだけど」
(驚いた表情を浮かべ姉の背後に回る鏡花、一方の六華は冷静に相手を観察し)
>>89
(名前ミスりました)
「おやおや、今度はいきなり3人も、大所帯になってきたねぇ」
(いらっしゃあいと、のんびり手を振る)
「……、!……シキ様シキ様」
「ん?どうしたんだいミヤ」
(くいくいっと桃色の彼女が白衣を引っ張る)
「私、用があったのをすっかり忘れておりましたわ、申し訳ありませんが、私もお暇させていただきます」
「あー、うん、まぁ別に許可とかいらないけど」
「うふふふふ♡シャングリラにお戻りになった際は、また怒ってくださいましね♡」
(そう、人の話も聞かず、おそらく反省もせず、彼女はふわりと元の場所へ帰っていった)
「……ヘルちゃんもそうだったが、帰ろうと思えば帰れるんだなぁ」
「賑やかですね……」
(葬月が喜怒哀楽の方に行っている間に想月がクッキーを食べながらシキの方にやってくる)
「!、そうだなぁ、それに面白い、興味を沢山見いだせて正直楽しいぞここ」
(やってきた葬月に気づくと、そちらを向くように、立ち上がってくるりと椅子に逆向きにすわり、椅子の背に抱きつくような形で葬月に向き合い返答する)
「まあ、色々な世界の人が交流する……そんな場所ですしね」
(よくわかりますよ……と、本来想月がいる時代ではお目にかかれないような者、物を眺めて)
「ほんとだ、シャングリラも賑やかだったが、ここも同じくらい楽しい……あ、いやまて、撤回する、ここは我慢しなければならないからシャングリラよりは下だ」
(見る何も研究できない、と座っている椅子をぐらつかせながら話す)
「……」
(葬月をちらりと見て)
「安全に勝ることはないと言いますし別にいいので……ぁ、はい」
(言いかけた言葉を研究者としてのシキの性格を考えて呑み込む)
「色々な世界か、……世界が違っても姉さんはわたしの姉さんだよね?」
「ええ、あなたは私の妹よ。はい、鏡花どら焼き」
(六華は抱えた紙袋からどら焼きを取りだし鏡花に渡す、そしてあなた達も食べる?と全員に問い掛けて)
>>88
あ?おめークソ坊主じゃねェーか。
その茶ァ毒入ってねーだろーな?ま、入っててもいーけどよ。
(葬月が持っている茶を半ば奪う感じで受け取る。)
>>97
「はぁい僕いる〜、甘いものは好きだとも」
(ゆるりと腕をふる)
「入れる訳ないだろ……ほら、あっちでどら焼き配ってるし合わせて食べたらどうだ、和菓子と茶はめっちゃ相性いいぞ」
(碧月がどら焼き欲しい、といった様子で鷹嶺姉妹に近付くのを見て)
>>96
「……んふふ、安心したまえ、ここでは僕はただのお兄さんだよ、ま、我慢が続けばだがね、変に手を出したりしたらボコされる可能性しかないので、今のところ我慢は継続するつもりだが」
(ニコニコと笑いながら告げる)
>>101
「……ご自愛くださいねぇ……」
(その笑みに含まれた成分を感じてやや震えながら想月の言葉)
「……自愛ねぇ……」
(告げられた言葉に、ほんの少し目を張り、ぽつりと呟く)
(自分の得になることのためならこの身を差し出すことも厭わない、それは果たして自愛になるのか、悩ましい)
「……客観的見られる自愛と、主観的な自愛、その差はどんなにおおきいんだか……」
(聞こえるかも分からないこえで、椅子の背に頬杖をつき、呟く)
>>99
>>100
「はい、どうぞ」
(シキを皮切りに次々とどら焼きを手渡していく、どら焼きはまだ仄かに温かかった)
(一方鏡花はどら焼きを頬張り幸せそうな顔で皆の様子を眺めていた)
>>104
「む、どうもありがとう、頂くよ」
(ふと渡されたどら焼きを手に取り、そのどら焼を半分にして真ん中から食べ始める)
「うむ、美味かな美味かな、やはり甘いものはいいね、思考が回りやすくなる」
「主観客観はまあどうでもいいとして。自分がやれる最善を尽くすのがいいと思いますよ――――なんだかんだ言いましたが」
(碧月がもらってきたどら焼きを頬張りつつ)
>>106
「……、……」
(ほんの少し、ほんの少しだけ、驚いた表情をする、そして)
「……僕に最善を尽くさせたら、ここにいる全員実験台にしてしまうんだけど、いいのかい?」
(こてんと首を傾げる)
「ただし」
(見越していたのか指を一本立てて)
「他の人も最善を尽くしますからね」
(やるか……やれるかは覚悟と周りの人次第だ)
「……ふふ、ボコボコにされちゃいそうだなぁ」
(その言葉に楽しそうに微笑む)
「…………ま、もし僕が何かやらかした時には…………殺せるものなら殺してみてよ、それもまた、僕の研究の一環だ」
(椅子の背の上に腕をかさね、そこに沈むように顔を埋める、ほんとうに、楽しそうに)
>>97
オイ、そこの女。
その食いモン全部寄越しやがれ。
(椅子に座りながらテーブルに足を乗せて催促。)
っつーか…さっきからなんか話してっけどよー、俺ぁ実験台にされてみてェな。
「……その時は……」
(祈りを捧げる。シキを倒せるような災害が起こるかはわからないが。)
「……あ、時間だ……」
(そう呟いて三人は不意に帰っていく)
>>111
「……ふふ、楽しみにしてるよ」
(微笑みながら、帰ってゆく彼らに手を振る)
>>110
「おや、珍しいお希望だ、自ら実験台に死亡するのなんて僕ぐらいかと思っていたよ」
(同類かな?と、そちらの声に振り返りながら告げる)
(字間違えてるやん、死亡じゃなくて志望ね())
114:喜怒哀楽◆o6:2021/03/13(土) 00:02 なんだ、帰っちまうのかよ。
つまんねーなァ、…まーいいか。
(茶を一気に飲み干すとシキに目線をやる。)
俺ぁ死なねーからよ、感情だけが生きる全てだ。
実験台になったら楽しいだろーなァ。
そういや、オマエ誰だ?俺様は喜怒哀楽。
唯我独尊、百戦錬磨の魔王だぜ。
>>113
(どんまい´^`)
「ふふ、そうかそうか、ならやはり同類だ、僕はシキ、シキ・アクアティーレ、君と同じ死なないお姉さんだよ、魔王様」
(椅子の座り方を正しいものに戻し、手に顎を置きながらそう告げる)
ふーん、この世には無限がウジャウジャしてやがんだな。
しっかし、女?男?…ま、関係ねーか。
それでよォ、実験台ってなんのことだ?
今の言葉じゃアルバイトって言うんだろ?
「おや、まさかのバイトをご希望かい?」
(いかにも驚いた!というふうな反応をする)
「あ、それと、性別は己の体を改造しまくっているので覚えていないから、好きなように考えてくれて結構だよ」
(僕も気にしてないからね、と指をクルクルと回しながら告げる)
改造か…あん時やりゃあよかったかもな。
楽しそうじゃねーかよ、えーっと…シキだっけか?
俺は退屈してんだぜ、バイトでもなんでもやってやる。
ギャッハハハ、久々にコーフンするぜェ。
(享楽に笑い、己の体にうっすらと赤いオーラを纏わせる。)
「ふふ、魔王様がバイトとは、こちら側としては大歓迎だが、いいのかい?威厳とか」
(目を細め、結構本気で楽しそうに笑う)
「まぁ、頼めるなら今度やってもらおうかな、流石にここではしないよ、誰が来るか分からないし、刺激的だからね」
威厳?そんなモンはいらねーよ。
言ったろォ、俺ぁ唯我独尊の喜怒哀楽だぜ。
生きてるだけで世界にゃ十分なのさ。
とにかく、用があったらいつでも呼べよ。
秒で飛んでってやる。
「……ふふ、とんでもないツテが増えてしまった、嬉しいなぁ、うむうむ、わかった、いるかどうかわからないけれどか、一応バイト代も弾ませておこう」
(いつになるかは分からないが、期待しておいてくれ、と笑う)
バイト代?なんだァそりゃ。
クエストの褒美みたいなもんか。
ちょっと前、道端の浮浪者取っ捕まえて聞いたぜ。
そしたらそいつが新薬のアルバイトがどうちゃらとか言っててよ、金貰えるとか言ってたな。
別に微塵も欲しくねーけど、大事なのは中身だ。
実験台って言やぁ、目ン玉ほじくりだしたり腸裂いたりすんのか〜?
「ん〜?まぁそうだね、報酬だよ、まぁなんの実験をするかは……うーん、まあ興味が満たされるまではあらゆることはやっては見たいけど、お求めがあれば優先的にそうしよう、協力してくれている訳だしね」
125:喜怒哀楽◆o6:2021/03/13(土) 00:39 ああ、最優先の特等席にしろ。
…しかし、興味、ねェ。オマエとは気ぃ合いそうだな。
永遠に生きてりゃ命を示すモンは感情だってよ、ガキに言ったことがある。
(追憶を瞳に宿して宙を見上げた。)
「おや、そうかい?……感情かぁ、色々ほっぽり投げてきたきがするが、……命を示す、か」
(そういうものもあるのか、と考える)
本当の死ってのは感情をなくすことだ。
手前の生を否定しちゃ世話ねーだろ?
だから俺は感情で生きている。
おめーはどうだよ、シキ。
「………………………………………………………………」
(ニコニコとした笑み、そして無言)
「…………………………」
(その笑みのまま、首を傾かせる)
「……いくつかは、もう、ないね」
(理解して、捨てた)
(笑みは変わらず、そう告げる)
「理解したものは、まだその場に居続けても、思考の邪魔になる、だから、いくつか、必要優先度の低いものは、捨てたよ」
(そのいくつは、どれほどの数だったかは、覚えてないけどね)
そうか、ならいいじゃねーか。
どんだけ捨てたとしても、最後に一個残ってりゃそれでいい。
理屈なんか関係ねー、命がそこにあんのさ。
何よりまだ殺せんだろ?
(永久を生きた彼/彼女の前で、1000年間の封印を強いられた魔王はただ笑う。
異常性、狂気、そのどちらもを覆うのは紛れもない『享楽』てある。)
「…………ふふ、」
(くすりと、笑い声が漏れる)
「うんまぁ、残っているとも、流石にね、でも」
「うん、君と僕とは、同類だけど、ちょっと違うね、僕はね、興味と好奇心が満たせるのであれば、それが一番効率がいいのであれば、なんだって切り捨てるんだ、感情もね、楽しいとか楽しくないとかもわからなくなっても、知識欲が満たされればそれでいい、……ロボットに近いかもね!思考としては!」
(ぱっ、と両手を顔の横に広げ、笑う)
「……だからまぁ!……お気に召さなかったら、ごめんね」
俺様が嫌うのは生者のくせに死んでる奴だ。
なんも感情もなく神の言いなりになってる天使共みてーにな。
俺は感情を否定しねェ。
だからその知識欲を俺で満たせ。
五臓六腑か飛び出るくらい解剖してもいーんだぜ?
「……ロボットなったら、ほんとに怒られそうだなぁ」
(天使、という言葉に、そう、呟く)
「……んふ、ふふふ、知識欲を俺で満たせだなんて、素敵な殺し文句だ」
「よし、とりあえずまぁ、うん、素敵なお誘いに、答えるとしよう、実験台、よろしく頼むよ、魔王様」
へっ、任せとけよ。
俺は高ェぞ?
逆に自分がリタイアしねーように気をつけるこった。
(そういうと瞳を伏せ、空のティーカップをバリバリと咀嚼する。
口内からだらだらと流れる血。)
へぇ〜〜、ここの陶器はうめーんだな。
痛みもちょうどいい。
「死なないとヒトってここまで異常(おかしく)なるの」
(と鏡花は思った。死ぬのは怖い、けれどそれはある意味救いなのかもしれない)
ああ?俺様は生まれた時から俺様だぜェ、変化なんてモン食ってやるよ。
んなことよりどいつか殴ってくんねーかぁ?
>>133
>>134
「はは、素晴らしい機会なんだぜ?リタイアなんてするものか」
(魔王の言葉にくすりと笑う)
「……いやぁ、まぁ、さすがの僕でも陶器を分解できるわけがないからあればやらないけどね、ま、不老不死なんて狂っててなんぼさ」
ぐはぁ、胃がいてーぜ。
あ〜〜この悲鳴が最高なんだよなァ、ぐるぐるいってやがる。
まーいくら内臓がやられても治るからよォ。
(口の端から血を垂らし、胃が傷付いてもなお嬉しそうに笑う。)
「うーん、流石だ、不老不死を客観的に見たことは無かったが、かなり面白い図だね、僕も客観的に見るとあんななのか……」
(机に顎を置き、だら〜っとした体勢で呟く)
よーよーシキさん。
人を形作るもんは痛みと感情だろ?
だから俺ぁ…心の底から生きてるって実感するぜ。
そんで痛ぇと楽しーわけだ、俺んなかで永久機関があんだなぁ。
ギャハハハハ!
(などと意味不明なことを口走り、最後の欠片をごくんと飲み込む魔王。)
「なはは、たしかに、僕ら不老不死はまさに永久機関とも呼べるものだね、まあ君個人の楽しみは分からなくもないけれど、やはり不老不死って異常性を持っていながら『精神的に』生きられているやつは、みんなこんな考え方なのかにゃ〜」
(まぁ、まともな思考回路をしているやつが、永遠を生きて狂わないわけが無いのだが)
なぁ〜〜に、生きてる奴はよォ…どいつも必死だろ?
(両手の人差し指を立てて人を再現。ちょこちょこ動かしている。)
何千年でも生きてみろ、そんなんどーでもよくなる。
いらねーもん削ぎ落としたら命しか残んねェからな。
もっとも、俺は最強の魔王だし元より心配なんかねえけど。
「……そうか、君は先天性の不老不死だったね!」
(ふと、喜怒哀楽の話を聞いていると、思い出したかのように顔を上げる)
「僕ってば、後天性の不老不死お兄さんなんだよね、そうだそこの違いもあった」
(首を軽く曲げて頬に人差し指を添えつつ告げる)
後天性だァ?いつから不死になったんだよ、巷で話題の実験か?
144:◆RI:2021/03/13(土) 21:48 「ん〜?んーん、違うとも、僕だってただの一般人だったんだよ、だがまぁ、ちょっと盛られてしまってね、薬というか、毒というか」
「呪い」
(そう、目を閉じて口元は笑いながら己の腹をさする)
へぇ〜…そいつのこと恨んでっか?
(机に頬杖をつき、どこか遠い目で尋ねる。)
「……恨んではいないよ、今の生も楽しいからね、……まぁ」
「あいつの顔、思い出せなくなってしまったことだけは、まぁ、……」
(沈黙、表情は変わらず)
(この目で見れば、すぐに顔などわかる、だが、『見なければ思い出せなくなった』、その時点で)
「……ま、いいんだかね」
(紅茶をのむ)
あいつ?
…悲しいか?
なら、よかったなァ。
まだ生きてるよ、あんた。
だから相手んことも忘れねーでおけよ。
忘れるってのはそいつの存在すら殺しちまうことだからな。
「…………はは、」
(乾いた笑い、表情は変わらず)
「…………………………顔も思い出せず、声も思い出せず」
「だがまぁ、うん、存在だけは忘れられないさ、なんたって、あいつが、僕が不老不死になって初めて、……死に際を看取ったやつだからね」
ふぅーん…辛さも悲しさも、いいもんだな。
俺にとって唯一少ねえ感情だ。
俺もずいぶん多くのことを忘れたはずだ。
でもな…心さえ忘れてなけりゃあ、万事オッケーってやつだろ?
最近の言葉らしーぜ。
「……はは、そいつ以外の必要のない人間なんて、全員わすれたよ、…………今覚えている人間も、興味が無くなればいつかわすれる、思考の邪魔だもの」
(あいつ以外は)
「………いいね、きみは、魔王様の癖して、僕より人間味に溢れている」
(尚更興味がわく、と頬杖を着きながら微笑む)
そりゃあな。
だって俺様は感情の魔王だぜ?
…へっ、おめーのことは百年くらい覚えといてやる。
シキ・アクアティーレ。
「……酷いなぁ、僕らは永遠に生きてるんだぜ?永久に死なない知り合いのことくらい、永久に覚えておいてくれよ」
(はは、と笑う、自分を置いていかない相手なんて、りょうてでかぞえるほどもいないのだから)
また会う機会があればなァ。
用があったら俺を封印しやがって神にでも聞け。
最強最高の喜怒哀楽の居場所を教えろってな。
…つーか、眠ぃ。
(背もたれにもたれかかり、目を閉じる。)
「······」
(······いつの間に現れたのか、長身で地味な、だが猟銃のような物を背負った女性が隅の方でコーヒーを飲んでいた)
「ふむ、了解した、神に聞くのはまぁ、難しいかもしれないが、『目』を使えば場所くらいわかるだろう」
(目を閉じた彼にそう告げる)
>>154
ん…?
(逸らした目の先で女性を発見する。)
誰だおめー、新しー客か?
>>154
「おや、はろ〜そこの君、会話に気を取られて気が付かなかった、また人が増えて嬉しいよ」
(ひらりとそちらに手を振る)
>>155
ああ、分かったよ。
こーいうのを今じゃアポって言うんだっけか?
…ま、なんでもいいか。
よろしく頼むぜ。
>>158
「うむうむ、人間がいなくなった頃にでも行くから待っていておくれ」
(くすりとわらう)
「······んー」
(ふと辺りを見回すと、何人かいた先客のうち一番癖が強そうな人、そして中性的な人と目が合い)
「······そうだね、私は新しい客だけど」
>>160
「ふふ、人が多いのはいいことだ、いやまぁ、1人でいることもいい事だが、何より楽しいからね」
(そう言って、目が合ったことに気がつくと降っていた手を机に下ろす)
「……うん、僕と関わりのない子達が増えてきたし、新しい刺激が多くて嬉しいよ」
>>160
ここは色んな奴が来んだなァ。
ギャハッ、楽しいと全身の血と細胞が踊るぜ。
面のいい女、おめーはなんでここに来た?
「……ここにいる人達……はあ、あの時からだいぶ平和になったんだ、世界は……」
(昔自分がいた殺伐、無法の世界を思い出して)
>>162
「……そうだね。なんで私がここにきたのか……思い出せないんだよね」
(飄々としているが混乱しているようだ)
不老不死に続いて記憶喪失かァ。
いいね、最高だ。
二つ目の質問をするぜ。
その銃を見てなんも思い出すことはねーのか?
>>165
「あるよ。この銃は私の能力の体現なんだけど……」
(そのままコーヒーカップをテーブルに置いて)
「でもね。違うんだよ。思い出す思い出さないの話じゃなくて、その記憶だけが塗り潰されているんだ」
(生まれや育ち、師匠のことは覚えているが、最後にいた世界の記憶がないのだ)
…そりゃあ、困るな。
つまりそれって、行き付けの店の記憶とかも消えんだろ?
で、原因は分かんのかよ。
そんで困ることなのか?
「困るかもしれないね……」
(さほど深刻では無さそうに首を傾げて)
「原因は……時間かな?」
(もうあそこに戻る手段も完璧に忘れている。それほど長い時間、不明瞭な状態で漂っていた)
なーんか楽しそうじゃねーかよ。
記憶を探す旅、手伝いが必要か?
…あ、その前に名前教えてくれよ。美人の女はいくら知ってても損しねーもんなァ。
「······いや別に、と言いたいところだけど」
(確かに────それが自分にとって大事な記憶だったか知るだけでも違うだろう)
「······ふーん、美人に見えるんだ······へぇ···『スナイパー』だよ。偽名と捉えても本名と捉えてもいいから」
(多少口調に照れが混じる)
名前ってのはどんなに時間が経っても消えねえ。
俺だってな、神殺しの罪で千年封印されても未だに畏怖の対象さ。
なんだ、ゲイノージン? みてーに、「喜怒哀楽だ!殺せ!」ってよ、ギャハハ!
(どこが面白いのかわからないが、本人はツボに入ったようでひたすら笑う。)
…はぁ、スナイパー。
とりあえず、その名が残ってるとこでも調べようぜ。
「そういうものなのかな······でもさ、どうやって?」
(勝手にツボに入った喜怒哀楽を適当な目で見つつ首を傾げる。
······すると、スナイパーの机の上に、いつの間にか手紙が置かれていた)
ギャハハハ、ん、そりゃ…?
オイオイ、なんだぁその手紙?
(ふと机の上に現れた手紙をまじまじと見つめ)
「······ん?手紙?」
(今更気づいたようで、手紙を持ち上げて内容を読もうとした時、横から現れるは少女の姿。
ここに居る人は誰も知らない、石鎚 篝だった)
手品か?今時はすげーなァ。
(突如現れた少女に感嘆の眼差しを向ける。)
「···あれれ、目測間違えたかも······そしてこれは手品ではなく······『異能』です!」
(出てくるなりびしっと指を喜怒哀楽に向ける篝。)
(すいません寝ますー)
178:狙撃手と手紙少女◆Qc:2021/03/13(土) 23:53(スレ間違えた)
179:喜怒哀楽◆o6:2021/03/14(日) 00:10 >>176
異能、だぁ?
中々に俺を楽しませてくれそうなモンじゃねえか。
しっかし奇想天外だぜ、数十年くらい前の映画みてーだ…
(実態はあるのか、と指差した篝に触れようと手を伸ばし。)
「……異能……あぁ!君僕の世界線の子か!」
(しかもなんか面影があるなぁ、と篝を見て告げる)
「魔王様、異能なら僕も持ってるんだぜ?というか、僕やその子の世界線なら持っている奴は結構いる、一人一人中身は違うがね」
なら俺のも異能かぁ?
ちょいと教えてくれよ、その異能ってやつについて。
「ん〜?まぁ僕らの世界線ではそう呼ばれているだけであって、超能力とか魔法とか、そんなもんじゃないか?僕の異能はこのお目目さ!」
(そう言って前髪をかきあげる、その瞳はほのかに輝いている)
目ぇ?目ン玉がどうかしたのかよ。
ビームでも出んのか?
(机に身を乗り出してシキの瞳をじーっと見つめる。)
「『天眼通』というのだよ、まぁこれは仏教辺りの名なのだが……言ってしまえば千里眼だね、過去、現在、未来など、指定したものをなんでも見ることが出来る、ま、情報収集でしか使わないからここではさすがに使わないけどね!プライベートとかそういうの気にする子いるだろうし!我慢するって言ったからね!」
185:喜怒哀楽◆o6:2021/03/14(日) 00:43 ふぅん…便利な能力だな。
俺が持ってりゃ死ぬ未来しか見えねェだろーけど。
過去が見えるっつーのは面白ぇ。おいシキ、いっぺん見てみろよ!
(嬉々とした顔でシキと向き合い)
「絶対嫌♡」
(頬杖を着きながらニッコリとそう告げる)
「僕の目、現在を指定してみるだけならまだしも、未来とか過去とかを見るには演算が大量に必要なんだ、情報が大量に流れてくるからね、見てるうちに脳がどんどんオーバーヒートして思考回路が焼ききれるか、眼球にダメージが及んで血管が破裂して血が溢れる、だから必要のない限り過去と未来はみませ〜ん、僕は痛みに興味はあれど君みたいに痛みを楽しんでるわけじゃないからねっ♡」
(そう言って、ツンと彼の鼻頭を人差し指で軽く突く)
んだよ、可愛い奴だな。
(弾かれて背もたれの方へ倒れる。)
…思考回路が焼き切れる、眼球血まみれ…ふふ。
(ぞくり。想像して快感が背筋を襲う。こいつ、おかしい)
「んふふ、可愛いか〜い?それはそうだとも、なんだってこの見た目は、僕の傑作だからね!この僕が改造して作ってるんだ!美しくないわけがない!」
(はっはーんと胸にと腰に手をあて、勢いよくドヤ顔で立ち上がる、が、何か想像している魔王を見て、ふむ、と顎に手を当て、口を開く)
「……ま、どんな感じかと言われると………………………………………………こんなかんじ」
(そう言うと、どろりとその目から涙ではない赤色の液体がながれでる)
「あー、やっぱりでた」
(がたりと、ふらついた拍子に背後にあった椅子が倒れる)
ん?あー、おい、大丈夫かよ。
(ふらつくシキに席を立って歩み寄る。)
なぁ今どんな気分だ?
痛ぇ?…ああ、ますます気になる感覚だぜ。
「あー、へーきへーき、すぐなおるさ、きみならわかるだろ?」
(同じ不老不死なんだから、とヘラりと笑う、思考回路が焼けているせいか、舌っ足らずに言葉を紡ぐ)
「ま、そういうわけで、かんたんになおるのだけれど、まぁ、すうびょうはこんなふうになってしまうのさ、あといたい、うん、いたいぞぅ」
(流れ出る血を白衣で拭う、そうすれば直ぐに血は止まってしまう)
「あー、あー、うん、おし、治った、ま、こんな感じだ、興味は満たせたかい?」
ああ、分かるぜ。
段々痛みが引いてく瞬間がたまんねーんだよな。
…おめーの言う通り興味は満たせたぜ。
なら後は『やってみる』だけだな。
(机上のティーカップを手にとり、笑う。
その刹那、パリンと音を立てて握り潰された。)
「いや、僕痛いのは好きじゃな─」
(ふと、ティーカップ割られた音に気がつく)
「───?、???おい、おいおいおい、君何してんだ、また喰らう気か?」
いや?ちと真似するだけだよ。
(ぐさり!躊躇なく破片を目に突き刺した。そして、そのまま奥深く沈み込ませる。)
うーん…脳ミソと目ン玉が熱ぃ、ちゃぁんと繋がってる感じがするぜ。
最高だなァ。
(上の空の瞳から血を流して恍惚の表情。)
「………………………………………………はぁ〜〜〜……」
(その様子を見て、ひとつの沈黙の後、片手で頭を押える)
「……君ねぇ、思い切りがいいのは素晴らしいことだが、………………まぁいいや、お気に召したようで何よりだ」
(そう、投げやりに告げる)
感謝するぜェ、ちょーぜついい気分だ。
へへへ、こんな素晴らしい痛みがあるなんて早く教えろよなぁ。
(笑いながらシキの肩をぽんぽんと叩く。)
「…………痛みなんてものは、この世のほぼ全てと言っていいぐらいには知っているよ、興味があったからね、……軍とかにも、その為に所属していたこともあるし、わざと自分が実験台になったことも多々ある、……それでも痛みは好まない、君は凄いな」
197:喜怒哀楽◆o6:2021/03/14(日) 01:33 痛ぇと一番生きてる感じがするからな。
軍ってのはなんだ?俺様も入ってやろーかな。
っつーか、もっと聞かせてくれよその武勇伝!
(破片が刺さったままの目を輝かせて迫る。)
「……軍というのは国の攻撃手段のようなものだよ、簡単に言うとだが、まぁ僕が主に出たのは戦場ではなく医療と研究と情報収集だがね、ま、勝手に戦場うろついたりもしたが」
(目に刺さってるなぁ、と思いつつも答える)
「武勇伝というかねぇ、らしいものもそうないんだが……」
情報収集ってしょっちゅう出てくるけどよォ…目的はなんだ?
あれか、昔いた魔族の情報屋みてーなヤツ?
(千年くらい前の記憶を最近のことのように比喩する)
「んー、まぁ敵陣の個人の情報とか、作戦とか、行動とか、そういうものを手に入れて自陣を有利に進める為に集めるのさ、僕も興味がある情報を手に入れられてラッキー、一石二鳥と言う奴さ」
(今も昔も、僕はそういう立ち回りさ、それが一番ぼくの利益になるからね)
興味のため、か…やっぱり、気に入ったぜ。
軍ねぇ、今度行ってみっかな。
(ガタリ。椅子に座る。)
「うふふ、それはどうも、うーんそこそこ前だからまだ話が通じるかは分からないが、まぁ、出来たら軍の方に伝えておこう」
(ヒラヒラと手を振る)
>>179
(触れられる寸前、こちらから指を一本だけ喜怒哀楽の手に当てて)
「……まあこれは超能力じみてて…楽しむとかはあまり問題ではありませんよ」
(そう言って、スナイパーの方に向き直……ろうとしたところ、忽然とその長身の女性は姿を消していた)
>>180
「……あなたのことは聞いていますよ……といっても何もしませんが」
(異能のおかげで情報は簡単に手に入る。当然シキのことも知っていた――が、どこかこのやり取り、そして思考にデジャヴを感じてならない)
>>203
あん?なぁんだよ、勝手に消えやがって…
おかしいよなー、超能力者の女よォ。
(当てられた指を通して手をするりと繋ぐ。気さくなのかヤクでもやってるのか分からない。)
>>204
「うん、僕も君のことを知っているよ、『見た』からね」
(といっても、それは別の世界線の話、出会ったのは別の世界線のお互いだ)
「それでもまぁ、僕らはかかわり合う可能性がある関係だ、仲良くしようね♡」
(にっこりと笑い、そちらに手を振る)
「そうですね……よろしくお願いします」
(異能で別の世界線の自分でも見たのだろうかと首を傾げる。が、仲良くしようとの申し出には全面的に賛成だったので頭を下げる)
(……消えたスナイパーに首をまた傾げたが、唐突に手を繋がれ)
「……ひゃっ!?」
(びっくりして振りほどこうとする。あと超能力ではないですって、と冷静に反応するくらいには気力がまだ余っていた。)
「あは、可愛いねぇ、スキンシップは苦手かな」
(目を細め微笑みながら2人の様子を眺める)
>>207
なァ、さっきの手品どうやったんだよ姉ちゃん。
俺ぁ楽しいことが好きだぜ。超能力でも異能とやらでも何でもかまわねェ。
(振りほどこうとする篝の手を更に強く握る。目には好奇心。)
「だ、だから手品なんかじゃ……ああもう!」
(さらに強く握られたことにより我慢が限界に達して)
「いいですか!まずは自分を手紙に添付しm
(篝の姿が消える。そして、手紙の送り先を指定……ちょうどシキからも喜怒哀楽からも離れた席に。そして手紙がそこに「あり」、直後、篝の姿がそこに現れた)
「……こんな感じです」
(……めっちゃ適当)
ん?
(突如眼前から消えた篝、少し視線を逸らせば遠くの席に。)
…なるほどなァ、トリガーは手紙ってわけか。
そりゃー面白ェ。そん手紙破いたらどうなんだ?
>>211
手紙を破く······?······やったことないですね······
(失念していた、という風に顎に手を添えて)
ハハハ、じゃー俺様がやってみっか?
(悪戯に笑い)
>>213
······まあ、手紙はさり気なく送られているので、余程の事が無いと破られる事は無いんですけどね······
(暗に破ろうとしても無駄だということを言って、······そして喜怒哀楽の懐を指さし)
······ほら
(そこには何も書かれていない手紙が入っているだろう)
ん…?
(首をもたげるようにして目線を下げれば、懐に収まる手紙。
指でつまんで取り出すとまじまじと見つめ)
…なんだぁ? やっぱすげーなァ、姉ちゃん。
そんで?こいつ破けってか?
(ピラピラ)
別に今なら大丈夫ですよ?
(私はここにいますし、とやや遠くの席から言って)
へェ〜、なら恨むなよ?
(そういって笑うと、指先に深紅のオーラを纏い、手紙を一刀する。)
······························
(別に手紙には何も添付していなかったので影響はなかったが、流石に応えたようで黙りこくってしまう)
オイオイ、大丈夫かよ?
まったくわざわざ体張るなんざ…気に入ったぜ。
(逐一粗暴な仕草で椅子から立ち、篝の元へ歩み寄る。)
······気に入ってくれたなら幸いですが······?
(長居しすぎたかな、と帰宅用の手紙を準備する······しようとたタイミングで近づいてくる喜怒哀楽に気付き)
······何か用でも?
べっつに、ただ目に焼き付けておくだけさ。
…俺様も美人には鋭いぜ、殴ってもらいてーからな。
ま、今度殴ってくれよ?
······殴るって
(もしかしたらこの人はドMの部類に入るのかもしれない、と思って一瞬手が止まる。が、自分の腕力を思い返して頭を振り)
殴りませんよ、······私はしがない下っ端情報員なんですから······
関係ねーよ、頭だけあっても手足がなきゃ動けねえだろ?
…つーか、なんだ情報員って。
殴りません!
(私には無理ですときっぱりと言って)
情報員とは色々な情報を集める仕事ですよ。······まあいわゆる······捨て駒ですね
(軽く言って、手紙を自宅に送り)
······もう私は帰りますけど、他に聞きたい事とかないですか?
聞きたいことォ? ……あれだ、連絡先?
って言うんだろ、現代じゃ。
連絡先······ですか。······んー、そうですね······住所なら
(喜怒哀楽の机に篝の住所──ただし暗号化されていて、手紙でしか連絡がとれないようになっている上、他の人には認識されない──が記された手紙を置いて)
ここに書いてある住所に手紙を送ってくださいね。
(一見意味不明な記号の羅列に見える)
はぁー? んだこれ…まァいーか、手紙ん書くのは初めてだぜ。
任せとけ。…それと。
姉ちゃん、名前は?
······私は······とりあえず、『篝』と覚えてください
(ここに来て、恐らく初めて微笑んで一言。
······そして、)
······では、また
(消えた)
…ま、千年くらいは覚えとくぜ。
また会えたらよォ、そんときゃ運命様に乾杯しようぜ。
……さてッと、俺様もお暇するか。
次の享楽は軍だ。
(そう言い残して姿を消す)
──雲散霧消、喜怒哀楽。
(喜怒哀楽が去ってすぐ、それは現れた。
黒々とした衣服を身に纏う背丈の高い男。
言語を【四字熟語】で縛った生死の魔王。)
「ひわわっ…!」
(ぼふんっとその場にいる全員の背後に誰かの声と音がする)
「っ…?…、ひっ、…?っ?、?…」
(そこにいるのは怯えた少女、現状が理解出来ず、胸の前で己の手首を震えながら握り、辺りを見渡している)
「おやっ、人が去ったかと思えばまた増える、どういう仕組みなのかな?まぁいい、はろー新しいお客様、ここは謎の談話室だぜ〜」
(ひらひらと手を振る)
「ひ、…だ、だんわ…?」
(急にかけられた声にびくりと体を揺らすが、告げられた言葉を追うように告げ、理解する)
人間飽和…
(2人をじっと見つめ、呟く)
「ふむ…これまたなんとも興味深い…」
(2人の様子を見て顎に手を添えてふむ…と考える)
「あ、あの…えと、…こ、ここの、談話室…?というのは、その…い、いったいどういう…え、えへ、り、リィンなんかが談話なんて、…失礼ですよね…すみません…」
(おどおどと、意を決して話しかけるが、直ぐに両手を胸の前でぐにぐにと落ち着きなく絡ませる)
「ん?あぁここはね、色んな子が来る場所のようだ、人、場所問わずね、喋るのが苦手なら茶でも飲むといいさ、出入りもおそらく自由だしね」
(などと自由意志を尊重するような言い方をするが、本心としては目の前の少女の性質に興味が膨らみ始めている)
自己否定、夏炉冬扇…談話許可。
(言葉を紡ぐたびに一呼吸置き、おどおどと縮こまる少女に告げる。
要約:そんなことを言うな、話せ)
「っあ、あわ、…す、すみません、お気を遣わせてしまって…」
(声掛けにわたわたとそちらを向き、頭を下げながら答える)
「え、えと…わ、わたし、わたしがしゃべるれるような、わ、話題、なんて、あまり、あ、ありませんので…え、えへへ、…でも、ありがとうございます…」
(目を合わせられない、だが相手の言葉に礼はきっちりと言いながら、束ねている髪の毛をスルスルといじる)
謙遜不要……出自教授。
(肩を竦めて一息。通訳:気にするな、まず何者か教えてくれ。)
「あうっ、す、すみません…り、リィン・レイフォーティア、と、もうし、ます…」
(話し続けてくれることに嬉しくなりながらもびくりと顔を上げて、名を告げる)
「え、えと…ですね…何者…えっと…リィンは、『人工生命(デザインベビー)』といわれる、もの、です」
(ぐしぐしと髪をいじる)
人工生命…
(少しだけ目を見開き、どこか同情するようにリィンを見つめる。)
自信向上。胸襟秀麗。
「あ、え」
(励まされたのだろうか、驚きに相手の顔を見上げる)
「あ、あう、あ、ありがとう、ございます…」
(照れを隠すように直ぐに目を逸らし、またぐしぐしと髪をいじる)
……
感謝不要。
(ため息をついて目を伏せ、椅子に座る)
「…あ、は、はい…」
(座る相手を眺めて、1つ沈黙、の後)
「君!!!!!!」
「ぴゃあ!?!?!」
(興味を抑えられなかった研究者が飛び込んできた)
「き、ききききみ、君!『人工生命(デザインベビー)』!?あの実験の成功作か!素晴らしいね!」
「!?!?!?」
(もみくちゃ)
…喧喧囂囂。
(1人目を伏せ静観)
「あぁあ素晴らしい!あの研究は停止したはずだから、生き残りはもう居ないと思っていたが、愛らしいなぁ!」
「あう、あう、」
(もちもちと頬をもまれている)
状況不明、…
246:◆RI:2021/03/27(土) 20:38 「む、あぁそうだ、デザインベビーは個体寿命が短いんだったな…すまないね、どこか負傷はしてないかい?」
(ふと、目の前の少女が絶滅危惧種以上に貴重な存在であることを思い出し、ぱっといじくっていた手を離す)
「だ、だいじょうぶ、です…」
(弄り倒された頬に手を添えながら答える、が、流石にファーストコンタクトでこれである、かなりシキに対して警戒心が強くなり、たったかと死屍累々の近く(近いかは微妙な席)に逃げるように座る)
シキ「おや、怯えられてしまった」
(反省の色はなし)
跼天蹐地?…安寧欠如。
(ざっとした通訳:怯えてるが大丈夫か)
(別スレ書いちゃって申し訳ない)
「だ、だいじょうぶ、です、おきになさらないで…」
(声掛けにびくりと体が揺れながらも答える、弄られた頬をさすっているよう)
(だいじょぶだいじょぶ!)
…真偽確認。
(リィンの頬に触れようと、振袖から手を伸ばし)
「へぅっっ!?」
(伸ばされた手に驚くが、何をする訳でもなく、されるがまま、固まっている)
「……(傷つけるほどに力入れてないから、触られたことにビビってるんだろうなぁ)」
(近くに座る彼らを眺めながら、考える手を出せないことが本当に惜しい)
…生力特殊……人工生命、未知存在。
(触れながらぼそぼそと呟く)
「…あ、え、…えっと、ですね、人工生命はその…与えられた寿命分のエネルギーが生まれた時からそなわって、いまして…それを消費し終わった時が、寿命切れという、ことに、なってます…」
(だ、だいたい20年くらい、です、えへへ…と生命について説明する)
…
( …推察するに、残り生力は約10年未満。
人工生命にも俺の権能は通用するのか? )
理解十分。…延命希望?
「…?、??」
(無言で下手な笑みをつくりながらも、心底からの疑問を浮かべている)
(人工生命が消耗品である、という基礎認識があるため、寿命にたいしてなんの感想ももちあわせていない)
【生死反転】、会得権能…死力反転、生力全快……
…
(考え込む。そして、深々とした着物の襟から口を出し。)
自分の命だ。使い方はお前が決めればいい。
…死にそうになった時、まだ生きたいと願うなら。
俺を呼べ。
「!?、…は、はい、…ありがとうございます…?」
(普通に喋った!と驚いた顔をしつつも、告げられた言葉に、答える)
…無駄に会話をすると、生力を消費する。
これでも命を狙われている身だ。
…身体疲労。
(息をつき)
「…り、りぃんなどが、そんな、貴方様を、呼んで、いいのですか…?」
(命を狙われている身、その言葉に、問いかける)
古色蒼然、神殺大罪…
…逐一問うな、たかだか十年の時。
俺にとっては赤子の成長のようなものだ。
(呼吸、呼吸、なるべく生力を消費しないよう告る)
「──!あっ、ありがとうございますっ」
(驚く、ひとつ息を吸って、顔を向いて、しっかりと礼を述べる)
──……ふっ。
(くすりと笑みをこぼす、すると、リィンのまっさらな頭に手のひらを伸ばした。)
「あぅ、っ」
(乗せられた手に目を瞑る)
「…え、えへ、えへへ」
(少し戸惑うが、載せられたての主の顔を見て、照れたように笑う、今度は、隠す様子はない)
…光彩奪目。
(目を細め、ぽつりと呟く。
美しくも可憐なリィンに微笑ましそうに。)
「?、??」
(告げられた言葉を不思議に思いながらも、されるがままにされている)
「だいぶ微笑ましいな君たち」
(お姉さんお腹いっぱいたぜ、と机に足をかけながら告げる)
「ぴっ」
(わすれていた、ほかにも人がいるんだったと、現状に照れて両手で顔を隠す)
忘却非礼…
(そう言って頭を下げ、シキを見つめる。
その双眸に残る純悪の気配、【享楽】を探るように。)
「あは、なんだいなんだい熱烈な目線だなぁ」
「あまり見るもんじゃないぞ、僕だけの楽しみだ」
(そういって、『目』を返す)
「…なんちゃって!リィンちゃんといったかな?僕とも仲良くしておくれよ〜」
(ぱっと雰囲気を戻し、フリフリと手を揺らす)
「はわ…」
(グイグイと関わってくる人間はなかなかいないため、嬉しいやら怖いやら、色んな感情が入り交じっている)
教授希望、半分人間。
(『半分人間』とはシキのことなのか、静かに呼びかける。)
…喜怒哀楽、行方不明。
「む、あぁ、彼のことかい?はて、先までここにいたが…ここはだいぶ歪んだ場所らしい、どの場所から、どの世界線からきた彼かは知らないよ」
(あぁでも、郡に興味は持っていた気がするなぁ、とリィンの周りを回りながら告げる)
「アワワ…」
(愛でられなれておらず、色んなところを触られているのを固まってされるがままになっている)
過剰接触。迅速静止。
(べたべたと触られるリィンを見て)
…喜怒哀楽、大罪反芻。肉体復活、神々飽和。
(通訳:喜怒哀楽が復活した神殺そうとしてる、問題起こすなあの馬鹿)
「む、なんだいなんだい、仲良くなっちゃって、デザインベビーなんて超貴重生命体なんだぞこの子は…しかも可愛い、いいだろう愛でたって!」
「あぅあぅ」
(撫でている撫でられている)
「…まぁたしかに彼、僕がちょっと引くくらい自由だったしなぁ、ティーカップ食ってたし」
(やりそ〜なんて思いながら、リィンから手を離す)
…永劫不変。
(ティーカップを食べる喜怒哀楽の姿が容易に想像できる。
どこまでも自由で際限がなく、己の京楽に準ずる純悪の魔王。)
素性教授。
(シキを指さし)
「?僕の素性?えー知りたいのかい?ミステリアスなお兄さんとか素敵じゃない?」
(適当なことを言ってのける、特に意味は無い)
「なんてね、僕はシキ、シキ・アクアティーレ、不老不死のお姉さんだぞぅ!」
(ま、君らにとっては珍しいものではないかもだがね、とウインクを飛ばす)
「?僕の素性?えー知りたいのかい?ミステリアスなお兄さんとか素敵じゃない?」
(適当なことを言ってのける、特に意味は無い)
「なんてね、僕はシキ、シキ・アクアティーレ、不老不死のお姉さんだぞぅ!」
(ま、君らにとっては珍しいものではないかもだがね、とウインクを飛ばす)
(なんか2回送ってたごめん無視して!)
275:ヤマダ◆o6:2021/03/27(土) 22:13(問題ないアルよ)
276:死屍累々◆o6:2021/03/27(土) 22:15 …不老不死。
(どこか親近感が湧いたように)
……喜怒哀楽、談話内容。教授希望。
「談話内容?ふーむ……まぁ僕含めここに居た何人かの子と話してたからなぁ、僕という存在についての話や、僕や他の子の『異能』についての説明実践、とか?あとはさっきも言った軍についてとか…」
(指をおりながら説明してゆく、もう片手はリィンのかたに置いている)
…軍…
(ぽつり、四字熟語ではない言葉。)
教授感謝。…動向静観。
(椅子から立ち上がる。)
「おや、そうかい、…魔王様といい君といい、興味深いなぁ君たちは、もちろんリィンちゃんもだが」
「??」
「可愛いなぁ君は」
(愛しちゃう、と頭を撫でる)
……意馬心猿。
(2人を見つめて呟く。と、リィンのもとへ向かい)
「はぇ…?」
「おやっ」
(彼の様子に、するりと撫でる手を止める)
…俺はじきに去るが、リィン。
お前の魂の構造は理解した。えてして、生死反転が及ぶ。
呼ぶ時は強く願え、さすれば俺が感知する。
……それから、シキ。喜怒哀楽は信用するな。
所詮彼奴は享楽本意だ。…魔王が言えた義理ではないが。
まあいい、それと、あまり人工生命に構うな。生力が浪費するぞ。
(饒舌。普通に喋れよ、というくらい喋る)
「は、はいっ!わかりましたっ」
「…はーいはい、まぁ、善処するよ」
(彼、結構色んな約束しちまってるんだよなぁ…、などと考えながら、リィンから手を離す)
助かる。…息災無病。
(一言だけ告げ、背を向ける。)
「……気に入られちゃったようだねぇ、リィンちゃん」
「!そ、そうなの、ですか…?」
「おやおや、まぁ楽しそうだから僕はなんでも良いがね、さ、あまり触るなとの事だ、リィンちゃんお茶飲むかい?」
「は、はいっ」
(黒々、空間。高い背丈と長髪は吸い込まれ。
やがて消えるその間際に──『泥濁』の気配がよぎった。)
(退場)
(のさばる、蔓延る、泥濁の魔王。
世界を泥雨に落とした大罪人。
その、──腐食した気配。)
……おれを否定するやつは誰でも許さねぇぇぜ。
たとえ神でもな。…そうだろぉ?
(現れる、腐食を纏う大罪人。二人とテーブルを前にして、匂いを嗅ぐ仕草、すると。)
享楽と、生死か?
まッいいや、よろしくしろよなぁ。
「…ふむ、さすがに雰囲気とか関係なくわかるな、関係者君か」
(貴重生命のリィンを近づけるのはいかがかという雰囲気に、少女の前にたって述べる)
「よ、ろしく、おねがい、し、ます」
そうさぁ、べつにあいつらなんかどうだっていーけどな。
特に夙夜夢寐とかゆークソナルシ野郎は…
…ん?んん?
(耳朶に響く澄んだ声、同じ目線の先にいる少女を見つけると、ずいっと近付きすんすん鼻を鳴らす。)
おまえ、へんな匂い、するぞ。
(流れる泥が矮躯を包み込む、泥濁の魔王。
リィンに興味を示したのか手を伸ばし)
「ひ、…」
「おやおや、やはり初対面だとだめだな」
(手を伸ばしてきた相手に怯え、まだ話せる(かなり一方的)シキの後ろに逃げる)
なぁんで、おびえんだ…?
おれが気にいらねえのか、否定するのか。
(絶え間なく流れる泥の間、黒い双眸が、轟く。濁流のような泥は更に勢いを増して、泥泥と床を満たそうと降下。)
…なあ、ここどこだよぉ。
「否定と言うよりは本質的な人間不信だろう、過去に何かあったんだろうねぇ」
(少女の頭を撫でながら答える)
「ここは談話室だよ、おそらくね、まぁ僕が第1到達者なんだが、ま、出ようと思えば出られるようだし、拘束力もない、自由にやればいいんじゃないかな」
(あ、戦闘とかはやめておくれね、とゆらゆらと手を振る)
へぇぇ、人間不信ね……わかるぜ、あいつらクソだもんな。
(小さな背を更に縮こめる。泥が緩やかになった。かと思えばすぐに上体を上げ)
神以外は殺さねぇよ、安心、しな。
じゃますんなら別さ、…あああ、今日は気圧が重い。
空を、こわしたくなる…
(のそり、泥の跡を引きずって空いた一席へ。ぺたりと座る。)
「…?…は、はい…」
(神、殺、すなど、余り関わらなかった単語を飲み込んで頷く、同じ目線、少女には年齢という感覚があまりないため、謎の親近感として彼を見る)
「………そう言えば、この子の事を何か変な匂いと言っていたね、死屍累々くん…魔王様がなにかしたのかな?」
(僕は何もしてないしなーと席に戻り問い掛ける)
ん?…ああ、おれは、鼻がきく。
バケモンはバケモンが分かるのさぁ、そいつは普通の匂いじゃない。
…てゆーか、死屍累々…あいつ、なにしてんだ?
生死の匂いも、するぜ。好きじゃねえ匂いだ。
(泥の中、黒瞳だけがまわる。斜め上を見つめて、追憶の表情。)
死屍累々、あいつの言葉、意味不明だろぉ。
だから嫌いなんだ……なんかされたのか?
あいつは魂に詳しいからなぁ。
「何って…おそらく気にいられたんじゃないかなぁ、ね?」
「き、きにいる…?リィンはそんな…えへ…」
(困惑しながら下手に笑う)
「何をしたかとかは僕も『見て』いないから分からないけど…まぁ、デザインベビーであるこの子になにか思ったんじゃないかな?もしくはそれ以外も」
(ま、その辺専門外だからよく分からないがね!と椅子をグラグラと揺らす)
……まぁ、あいつ、人間じゃねえから、な。
だから心底から恨んでんだ、神様ってやつを。
おれも、累も。
(累、とは死屍累々のことか。泥の魔王は指先を机上につんと立て、独り言のように説明する。足が地につかずブラブラ余らせ。)
でもよぉ……所詮は神殺しだ。
法則に反逆する者は罰を受け、生涯十字架を背負う。
まあ、あんまし…深入りすんなよぉ。
「…神殺し、ねぇ、」
(壮大な話だ、と頬杖をつき、目を閉じて笑う)
「…死屍累々様、は、」
「ん?」
(くい、と袖を引かれる)
「あの、方は、…な、なにかあれば、呼んでも、いい、…と…」
「…あぁ、うん、そうだねぇ、その言葉に偽りはないだろう、まぁ、その時呼ぶかどうかは君次第だと思うよ、リィンちゃん」
……え?なにぃ?
あいつそんなこと言ったのか?
…まぁったく、気難しくてなんの片鱗も見せねえよーなやつが、惚れでも、したのかよぉ。
ま、う…累って呼んでやれ、もともとそーゆう名前だったしなぁ。
んで?いつ呼ぶんだよ。
(こちらも頬杖をつきリィンに問いかける。)
「うぇっ!」
「いつ呼ぶんだいリィンちゃん?」
「し、シキ様までっ…」
(からかうように同じ言葉をリィンにかける、その2人からの言葉に、てで顔を覆いほのかに赤い顔を隠す)
「…る、る、累、さま、は…その…わた、わたしの、その、寿命について、な、なにかお考えのようで…っ、…な、なので、リィンが、じ、自分の命を、……」
(命について、想うときに、と呟く、最後の言葉は聞こえるかも分からないような声だった)
なぁんだ、初々しいやつだなぁ……
寿命、か。あいつの権能、生死反転…は、死力を反転させる。
逆も然り、だけどよぉ、つーことは…おまえ死ぬのか?
(呟きは聞こえず、机に身を乗り出して顔を覗き込む。)
「っ、?、?、しぬ…?」
(身を乗り出す彼に驚きながら、疑問符をうかべる)
「……リィンは、『人工生命(デザインベビー)』、です、なので、あと10年以内には体内の生命エネルギーが無くなって、おそらく、死にます」
(それが私の寿命です、と告げる)
「な、なので…それを死屍…る、累様に、お、お伝えしたら、…その……呼んで良いと…」
「あの、死ぬって、どういうことなんでしょうか」
「……………」
(人工的に生み出され、20年以内に死ぬことが確定されている、生命)
「…………(…あぁ、それは、あまりにも)」
無知だ
死ぃ、知ってのは…終わりさぁ。
生命が活動を停止して、抜け殻になる。
空っぽ、空っぽ、なーんにもねぇ…死ってのはそーゆうことだ。
(それにしても、あの冷徹な死屍累々が延命を許可するとは、と一人考える。自身と相手の守護のため、常に距離を作る彼はそれでも命を見捨てられない。)
「…抜け殻…空っぽ」
(新しい知識を理解する子供のように、こくこくと頷きながら話を聞く)
「……10年後に、私は空になるんですね」
(聞いた末に、出た言葉はそれだけだった)
「………、えんめい…このまま空になるか、中身があるままでいるか、」
(独り言のように呟く)
「……………」
(沈黙、無知な少女は、初めて自分の『生』について考える)
……まぁ、自分で決めろよぉ。
一つしかねえ脳ミソで、命だからな。
…ただし、あいつ…累ならその決断を尊重できる。
10年なんて短ぇ、ちゃーんと考えろよぉ。
「!、み、みじかい、ん、ですね」
(人間が100年生きるとする、そして自分の目の前にいる彼らは何年生き続けるかも分からないような不老不死、20年なぞあまりにも短いが、彼女にとっては、『彼女ら』にとっては、人間の一生と変わらない)
(驚いた)
「……人工生命というのは、もうこの世にあるかどうかも分からない様な存在だったんだよ、リィンちゃん、その短命さと、コストのせいでね」
(声が聞こえる、シキ様の声だ)
「そんな君の延命は、僕的にはかなり素晴らしいものだ、僕はおすすめしておくよ?」
(なんてね、お兄さんからのアドバイスだ、と告げられる)
「──────」
(どうしたらいいんだろう)
…あいつの権能も、万能な魔法じゃねぇ。
あくまで、" 一時的 ”なモンだ。
同じ量の生力を…あ、なんだっけな、わすれた。
とにかく…死の際じゃなきゃ使いもんにならねーけどよ。
どうすんだよぉ、人工生命。
「……………」
「………ま!今まで気にもしていなかった急に自分の命について考えろなんてのも難しいものさ」
「わ、ぅ」
(考える少女の姿は、どこか焦っているようだったから、助け舟を出してやった)
「ゆっくり考えたまえ、呼んだら来るんだろう?死に際にしか使い物にならないんだろう?なら最悪、ギリギリに呼んでやったらいいのさ」
(頭を撫でてやる、まったく、)
「自由にやりたまえ、リィンちゃん」
そういう、こと、さ。
…好きにしろぉ。それから、あいつ…
累、延命じゃなくても呼べば来んだろ、暇してッからなぁ。
守護とかなんとか言って…
(両手の人差し指をこめかみに。だらだら流れる泥濁。)
「えぅ!?へ、平気、な、なの、ですか…」
(流れ出る泥濁に驚き告げる)
「そ、それに…累様、は…命を狙われていらっしゃる、と…で、ですので、あまり、り、リィンの都合で、呼ぶのは…」
(ご迷惑に…と口ごもる)
え?ああ、それな、……おれらぜんいん、命狙われてんだよ。
復讐者だの、愉快犯だのそりゃもう大勢に。なんたって……【神殺し】だからなぁ。
ほらぁ、あいつ、喜怒哀楽とか。
やべーくらい恨み買ってるけどむしろ楽しんでやがる。
…ってのは関係ねぇ、ま、大丈夫だろぉ。
「そ、そうなの、です、か…?」
「あは、不老不死てのはどいつもこいつも何かしらやらかして狙われるのかい?もう面白いな」
(神殺しまで行かずとも、大量虐殺(?)者がここに居る)
「ふ、不老不死…?」
「ん〜?あーそうそう不老不死、といっても彼ら全員がそうなのかは知らんがね、あ、でも、延命は延命でも僕らみたいな不死身にはなるんじゃないぞ?おそらく発狂するからね」
(そう言い聞かせるようにポンポンと頭を叩く)
……なんか、おまえも変なやつ、だな。
不老不死…おれは泥で生きてる。
喜怒哀楽は不死身、累は無限、そんで…クソナルシは搾取。
累のは一時的を無限に繰り返すだけだからよぉ、やめ時がある。…とりあえず、気が済むまで生きてみろぉ。
「は、はいっ!わ、わかりました!」
(ピシッと背をのばしてそうつげ、礼をするように頭を下げる)
「あーほんとに愛い、僕が改造してやってもいいんだけどなぁ」
(そんなことしたらぶち殺されそうだけど、などと思いながら願望が口に出る)
「?、??」
「あー気にしないでくれたまえ」
改造?…あっ、おれの泥──
(生死、襲来。黒々の歪みがその場に現れる。)
「あ、やべ」
(うっかりうっかりで死ぬ可能性があるというのはホントだったか、ととくに反省している様子もなくそちらを見る)
「!」
──反応感知。……再度邂逅。
(黒の奥から姿を現す長い着物。深い襟に口元は隠れ、そこから短い四字熟語を発する。長い黒髪を結んだ生死の魔王。)
「る、累様っ」
「わー、まさか再顕現とは」
(がたりとひとりは机に手を着いて立ち上がり、もう1人はあちゃー、という表情を浮かべている)
……滞滞泥泥、邂逅相偶。
(なぜいるのか、とでも言いたげに眉間に皺を寄せる。と、そのすぐ横の白い少女に目線を向け)
人工生命、謙遜不要…邂逅嬉嬉。
(通訳:様はつけなくていい、会えてよかった)
>>319
……
(だらだら、泥泥)
…おまえこそ、なに急にきてんだぁ?
空気読めよ、だからだめなんだよ、この意味不明野郎。
チッ…やっぱ、嫌いだぜぇ。
(舌打ち、頬杖をつく)
「あ、え、えと…様付けはその…く、くせ、で…、…わっ、わたしもっ、またおあいできてうれしいですっ、…る、るい…っ」
(さま…と、恥ずかしさに俯き、小さな声でつげる、直ぐにのけるのは難しそう)
「………(仲良しと、犬猿)」
(などとあほらしいことを考えながら、蚊帳の外に徹しながら眺める)
…悠悠閑閑。
(静かに近付き、リィンのもとへ距離を詰め頭に手を伸ばす)
>>322
…つーかぁ、まじ相容れねーなぁ、あいつらとは。
……ちっとばかし慈悲をくれてやったのによぉ。
(死屍累々から逃げるようにシキの近くへ。泥が泳ぐ。復讐の裏側は繊細。孤独、寂しさ。)
「わっ…、っえ、えへ、えへへへ…」
(乗せられた手に、少し緊張か、照れの感情が溢れるが、そこに恐怖心は最初よりも無くなっている)
>>324
「ははっ、そういうもんさ付き合いなんて、僕相手に対して好意しかあんまり持たないから、あまりよく分からないけど」
(ここにいる間はシキさんが慰めてやろう!と能天気を演じる言葉を向ける)
(襟の下で微笑みながら撫でる。)
……反応感知、理由何故?
>>326
おれは、おれを否定するやつ、が…なにより嫌いだぜ。
あんたぁいい人間だな。そんな奴には初めて会った。
「!…?、な、何故でしょう、…お呼びしたつもりではなかったのですが…、る、累……さまの、お話をしていたからでしょうか…」
(疑問符を浮かべながら答える)
>>328
「ん〜?そうだろうとも!どんなことだろうと僕は否定などしないよ、いや否定して僕の興味が満たされる結果になるなら話は別だが、基本的には全て肯定するとも、どんなものも全て僕の興味を満たす『結果』だからね」
(ははは!と笑いながら答える)
魂魄構造、理解至難…根底求名。
「なッ、こいつ意味不明だろぉ?おれが通訳、してやるぜ。
まーつまり…『魂は難しいもんだけど、もしかしたら根底で求めていたのかもしれない』だとよ。あーあーー痒いなぁ、最初っから喋れ!」
>>330
ふぅん……じゃ、おれは?
生まれた時から泥ん中だぜぇ。
(差し出した右腕からは、泥濁が流れている)
>>331
「もと、め……、っー!、あ、え、ぅ」
(その言葉にハッとしたように目を開き、その後すぐに、ほんのり赤くなった顔を隠すように握った両手を添える)
「……無意識下ではどうしようも無いなぁ、まぁここに来て一番最初に懐いた相手だから、求めるのも無理はないか…」
(生命とか、難しいこと考えちゃったから、心の拠り所を欲してたのかもねぇ…と、紅茶を飲みながらつぶやく)
>>332
「正直に言うとかなり興味がある」
(泥の中から生まれたとか最高に興味をそそるが????と真顔で告げる)
「なんでも肯定してやろう、それは僕にとっても興味を満たすという『益』がある事だからね」
「おまえが、頭おかしいことゆうから、困ってんだろ。つか、なにしてたんだよ?」
…復讐迎撃。連中殲滅……人工生命、羞恥不要。
(泥通訳:なんか復讐者の連中と戦ってた、それと恥ずかしがらなくていい)
>>335
「あぅ、す、すみません…、!、だ、だいじょうぶですか…?」
(復讐者撃退と聞いて、恥ずかしがっていたを忘れたようにぱっと顔を上げ問う)
>>334
……あぁ、おれなぁ、泥人間さ。
たまたまだったけどよぉ…産み落とされた泥ん中、変なもんが混じってやがった。神の片鱗とかいうな…
(蠢く黒瞳に映るのは、何百年も昔の追憶。)
…おまえ、認めて、やる。
ふふふ、そうさ、肯定だよぉ。
…心配杞憂。身体無傷。
(己の身を案じる彼女に軽く微笑み、近くの席につく。)
>>337
「ふふ、任せたまえ、なんだって肯定してやる、僕は興味を満たすためならどんなことだってする化け物だからね」
(よろしく頼むぞ、魔王様?と、滞滞泥泥に指を向け、ウインクを飛ばす)
>>337
「そ、そう、ですか、…よかった…」
(ほっと息を吐き、彼が座る様子を見て己も元いた席につく)
>>339
よろしくしろって、いったからなぁ……遅いぜぇ。
肯定なんざ、ねえと思ってたのによ。
(輪郭がない肩を竦める。存在を否定され生きてきた泥濁の魔王にとって、肯定とは心底から欲するものだ。)
……リィン。
(ぽつり、四字熟語以外の言葉が、突如響く)
>>341
「なは、僕を誰だと思ってるんだい?君たちが魔王様やら神殺しだとしたら、ぼくは救世主様だぞ?まぁめっちゃ昔の話だが」
(よく考えていないのか適当そうなことをいいながら指した指を下ろす)
「まあ、なんだ、だから任せたまえ、なぁに心配要らない、僕もどうせ不老不死なんだ、永遠に永久に肯定してやろう」
(期待したまえ、と笑う)
>>342
「──────へ、…」
「…おや」
(名前)
(名前だった、私の、)
(突然響いた声に、そちらを向く)
>>343
救世主、か…呼ばれたことも、あったっけなぁ。
まーいいや……泥ん中でも肯定しろよぉ?
(とぷん。シキの目線から泥が消える。机下の泥が泳いでいる。)
>>345
「おや、」
(目の前から消え、どこかへ行った彼を探し、机の下の泥に気がつく)
「君そういうのもできるのか…ほんとに興味深いな…」
(机の下に頭をくぐらせ、机を持ってと逆の手を顎に添え、しみじみと告げる)
──それが、お前の名だろ。
魂に刻んでおけ。
(語る、生力を厭わず)
微々たる消費、連中は退けた。多少なら問題はない。
…リィン、俺が感知したのは、お前が変化を有したからか?
>>346
(刹那、変化。戻る泥の肉体。)
まあ、な……それは、そうとよ、疲れたなぁ。
空はこわさねーでおいてやる。
(黒瞳を閉じる、すぐさま矮躯を泥が包み込み、まさに『泥のように眠った』。)
「あ、え…」
(告げられた言葉に、問いかけに、すこし、口ごもる)
「……わ、か、りま、せん、…りぃん、リィンは…」
「リィンは、変化しているので、しょうか」
(見た目が成長することはなく、生は伸びることはなく、ただ変わらずにいることしか知らなかった少女は、両のこめかみたりに手を添え、下を向く、表情は、初めての感情に感覚に、驚いている)
「………これは」
「これは、いいこと、なの、でしょうか」
(顔を起こし、問う)
>>348
「…それはありがたいなぁ、うん、わかった、ゆっくりおやすみよ」
(頬杖をつきながら横目に彼を見て、手を伸ばし、するりと、眠る彼を撫で下ろす)
「………………ふふ、なんだい、やっぱり美しいじゃないか」
…己の正を全うしろ、お前が幸福であるように。
自分の呼吸で生きてみるといい。
「────」
(ここに来て、何度か言われた)
(生を真っ当しろと、自分で生きてみるといいと)
(自分の生まれた場所では、言われたことの無い言葉だった)
「──が、」
(はじめて、いきていいと)
「がんばり、ます…っ!」
(応えなければと、うれしそうに、花が咲くように、笑った)
ふ、……花顔柳腰。
(花のような笑みに、微笑で返す。襟で隠れた口元は見えないが、内心では嬉しい模様。)
「、ふ、へへ、えへ…」
(へら…とうれしそうに口元に手を添えながらも微笑む、あぁこんなにも嬉しいものだったなんて)
「……微笑ましいねぇ」
(独り言のようにつぶやく、美しいものを見た、これはこれで良いものを見れたと、満足気に紅茶を飲む)
……次に会う時は、別の空間を希望するぞ。
どうにも…俺は茶会に向いていない。猫の舌だ。
ともかく、リィン。お前の魂の安寧は任せておけ。…四六時中。
…延年転寿。
(微笑むリィンの頭を撫で、席から立ち上がる。着物の振袖を翻し【出口】へと向かった。)
「は、はいっ、よ、よろしくお願いしますっ、累様!」
(深深と彼に対してお辞儀をする)
「……行った、か……?」
(辺りを警戒しつつ現れるのはどこか軽薄そうな印象を受ける男。
……しかし見る人が見れば隠しようもない気配を纏わせている)
「!おや、気が付かなかった、また新しいお客人かな?」
(そちらの方に振り向きつつ告げる)
「……彼になにかあったのかい?」
「ちょっと昔殺されかけてな?」
(安全を確認したらしく机に近付いてくる)
「あは、なんだいそれ、いいねぇ修羅場になりかけじゃないか」
(面白い、と近づいてくる相手に告げる)
「………」
(新しい人だ、と、シキの傍に隠れる)
「あーそうだ。……危ない危ない」
(冷や汗を垂らしながらもう一度出口の方を見る。
……そしてシキに向き直った時、彼(彼女?)の傍にもう一人――――いや、誰か……人工生命がいることに気付く)
「!あ、ぅ、…」
「おやおや、僕にも懐いちゃった?喜ばしいことだが、隠れちゃ可愛い顔が見えないぞ?」
(気づかれたことに気がつき、なにか言おうと声を出すが、何を言えばいいのか分からず、口ごもる)
「へぇ……なるほど……って、ん?」
(よくできてるな、とかいう興味の視線を投げ掛ける。……が、その隣にいるシキに……生命の可能性の究極を発見し、隠れた少女から意識を外す)
「…ん?あれ、なぁに、対象は僕に変わったのかい?」
(意識がこちらに向いていることに気がつき、わざとらしく問う)
「ふぅん······俺が『やった』人以外で不死身の奴は初めて見たな······」
(興味の目を向けて)
「ん〜?そうなのかい?まぁ僕も他人にこうされた身ではあるけど、きみたちの権能はすごいねぇ」
(興味にまみれているよ、と笑う)
「……し、し、シキさまっ」
「?なんだいリィンちゃん」
(くいっと、隠れていた相手の袖を引く)
「り、り、りぃんは、そ、そろそろ、おいとま、させていただきますっ、その…あまりここに居るのも、…えと…す、すこし、問題がありまして…」
(斜め下に目を逸らしながら、告げる)
「おや、それはそれは、うむ、了解したよ、気が向いたらまた来るといい、まぁ自己意思で来れるものなのかは分からないが」
(まっているぞう、と頭を撫でる)
「え、えへ…は、はい、っ」
(よろしく、おねがい、します、と告げる、その言葉を告げた少女は、もうその場から姿を消していた)
このスレ下がったままにしておくのはもったいない気がする。
369:◆Qc:2022/01/16(日) 23:06 「「······」」
(気付けばここにいた、と言わんばかりに、ここへ現れてからもしばらくは動かなかった。
見渡せば、かつてここが栄えていた証拠と思しき、整然と整理された机、椅子···
月の名残を追い、双月がやって来た。)
「おや、来客とは珍しいこともあるものだ」
(一体何時からそこに居たのか、2つの椅子を並べたベッドに横たわり、シルバーアッシュの長髪を床に垂らすセーラー服姿の少女、彼女は二人の姿を視界に入れると、横たわった体勢のまま笑みを見せて)
「「······遅いですよ」」
(······二人は一瞬前まで全く感じなかった気配に僅かに泡を食った。だが『ここ』はそういう場所だと頭のどこかで理解もしていたので、口をついて出てきたのは恨み節のようにも聞こえるそんな言葉。······実際結構待っていたのだ。)
「別に良いだろう? 待ち合わせをしていた訳でもあるまいし」
(ゆっくりと上体を起こしながら、面白くなってきたと言わんばかりの楽しげな口調で言い、二人に改めて視線を向け)
「さてと、自己紹介が必要かな、私の名は十七夜月(かのう)スフィアだ」
「「わたしは···双月です」」
(がらんどうとした机椅子の群れを見回して、向き直る)
「「とりあえず、少しの間······よろしくお願いします」」
(そして近くにあった椅子を同時に持ってきて、座る。その動きにラグはない)
「ふふっ、まるで鏡だな、意識しての行動でないなら大したものだ」
(何から何までシンクロする二人の動きに感嘆の声を上げ、席についた二人を目だけを動かし見比べて)
「こちらこそよろしく、ミス・ソウゲツ」