了解です、では行きます!
白い大狼に変身し、丸くなり始める。そして...
『大型白狼車輪』!!
(高速に回転し、草を切りながら直ぐに攻撃)
一つ息を吐いて、回転し迫る“ソレ”を見る、狼に変じたかと思えばソレは回転を始めた、けれどそれはあまりにも――
「単調な攻撃ね」
そもそも狼は回転するものではない、まだ爪と牙を武器に跳び掛かられた方が対処が難しいと言うもの。
『――ファントムクラスタ』
異能の名を唱えると同時、視界が切り替わる。
その瞳に写るは転輪し遠ざかる白狼の姿、そしてもう一人の自分自身。