「……ふむ、数は減ってはいるのでしょうが、なんとも分かりづらいですね」
「轢きましょうか」
ガンッッッ!!!!
今までで、1番大きな音が、彼女のヒールから鳴り響く
次に咲くのは
「やはり、これがいちばんですね」
彼女の足、彼女の相棒
「さて、ひきずりまわしてしまいましょうね」
ブルンッッと、ハンドルを握り、鳴らす
次の瞬間、鉄の塊が視認したのは、顔面に迫るその前輪であろう
{大衝撃音}_____gGGgGggg!!!{爆発音!!!}
( 機影1、和服女に轢かれ 爆散!…爆風が
可憐なるライダーの後ろ姿を照らし彩る…! )
『逃がすな❗』『ATTACK❗』{駆動音}____
( 背後から残る4機がブースターを吹かして追い縋る! )
{破壊音}___『CRAaaaaaaSH❗❗』
( 和服女 前方… 道路標識をバットのように構え
待ち構える機影が1機!!! )