……そうさせてもらおう
(くわえた煙草を指の間に挟んだ。一言告げたあとに、席を立つ。あの人が好きだった煙草だ。噎せないように傍で肺を満たした香り。けれども、今はなくただ追い求めているだけの香り。)
(ふと、斜め向かいにローブの人影が見えた。)
……俺の他に客が?
(少女は眉間にシワを寄せる。その双眸、否、左目は謎の人物を見つめ。)
>>10
(よろです!最高ですね!)
「……」
(こちらを見つめてくるのは、片方の少女。丁度接触を試みていたところ、非常にタイミングが良い)
「それ、タバコというんですか」
少女が咥えるそれを指さしながら、その少女に僅かに近づく。
(ありがとうございます〜😊)