「雛。怪我したんですか?駄目じゃないですか、凜は俺との喧嘩以外で付いた傷見るだけで発狂しちゃうんですから」
「だったらにぃも加勢すればよかっただけの話だろ」
「おや、心外です。一応心配したのに。」
(そういいながらそこその傷をおった彼女に近づく影がひとつ。ため息をつきながら頭をわしゃわしゃなでる)
「とりあえず治療しましょうね」
「にぃ、酒臭いぞ、あんま雛に近寄るなよ」
「はい?」
「ん?」
「ひなたん〜!!もーだいじょーぶ!!!?」
ようやく終わったと思いつつ、2人の様子に安堵して駆け寄る
「あ、りんたん」
そして、名前を呼ぶ