「っづ、!!」
刀を盾に、結界と獣との間に入り、完全なる破壊を防ぐ
「っらいくんっ!!」
「しおちゃん結界強化集中!!こちらはこれ以上そちらに集中できかねません!信頼しています!」
「っ…!」
刀を振るう、今すぐに、彼女から、愛しい彼女からこの獣を離すために
「あは、苦戦してるなぁ、青年」
(そう告げながら、落下しながら刀を獣にさす。流石に一発でうまくいくわけないよなぁなんて思いながら土煙の中から一人の少女が姿をあらわす。瞳だけ異様に紅く染まった彼女は刀を引き抜き次の攻撃にそなえる)