>>42
いえいえ、そのくらいは大丈夫です。
さて、久々に気になるニュースが見つかったのでここの事を思い出して戻ってきました。
今話題のウクライナ危機に関するニュースです。
社民党の機関紙がウクライナ危機でロシアを支持する記事を削除(JSF)
https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20220221-00283080
ロシアは安全を求めているだけだとしていますが、満州事変を起こした関東軍の人も日本本土の安全を求めていた面があるには違いないわけで、この理屈を使えばほとんどの侵略戦争を正当化できてしまいます。
反米に躍起になるあまりロシアが国境沿いに軍を展開してウクライナを脅していることを無視してしまっては、適切な分析はできないでしょう。そもそもロシアはもはや社会主義でもなんでもないので、社民党が擁護する利点はあまりないと思うのですが、冷戦が忘れられないのでしょうか……。
だいたい、少なくとも国際法上は問題のない日本の集団的自衛権ですら「戦争法」と称して止めようとした(注1)ほど平和への意識が高い社民党が、武力による脅迫を行うロシアを擁護したのはどのような理屈によるものなのでしょうか?
ちなみに、左派政党の名誉のために言いますが、共産党の志位委員長はロシアをしっかりと非難しています。社民党も少しは見習ったらどうでしょうか……。
ロシアは軍事威嚇をやめよ――国際社会は外交的解決に力をつくせ/ウクライナ問題 志位委員長が談話 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2022-02-13/2022021301_01_0.html
(注1)15年の安保法制は立憲主義の観点から問題があると私は考えてますが、それはともかく、この法律とロシアの一連の行動のどちらが人々の安全と平和を脅かし、戦争を誘発する傾向にあるか、という点では議論の余地はないでしょう。