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■最賃闘争を大きく広げて強めよう
最低賃金の引き上げは、
会社に向かって声を上げにくい非正規雇用労働者にとって
まさしく「春闘」に当たる取り組みだ。
名古屋ふれあいユニオンは今年の春闘でも、
最低賃金の大幅引き上げを求める街頭行動や署名活動を
行なってきた。
こうした活動は「コミュニティ・ユニオン全国ネット」や
愛知春闘共闘と共に取り組んだものだ。
記録的な物価高騰で、
最低賃金で働く人の賃金引き上げは急務だが、
給料は黙っていては上がらない。
8月1日の朝8時から名古屋ふれあいユニオンは
愛知労働局三の丸庁舎の辺りで宣伝活動を行なった。
前の日までの愛知の最低賃金審議会の様子を
愛労連と共に人々に伝え知らせ、
最低賃金の大幅引き上げを訴えたのだ。
名古屋ふれあいユニオンの鶴丸周一郎運営委員長は、
「名古屋ふれあいユニオンには、
最低賃金ギリギリの生活を している人が多く居る。
そうした人たちは元々、
食費を削ったり健康を害したりして暮らしてきた。
皆さんの近くにも最低賃金の影響を受ける人が居る。
最賃に関心を持ってほしい」と話した。
愛労連は、
「物価高騰の中、
中央最賃審議会の引き上げ目安額41円では足りない。
非正規雇用労働者の意見陳述を
なぜ行なわせないのか」と語った。
道行く人々の関心は高い。
用意した800枚のチラシは全て配りきった。
不安定雇用労働者の因り所として
最低賃金の大幅引き上げに
これからも地域・全国の仲間と取り組み、
これを大きく広げていこう!
【参考記事】
愛知の最低賃金が初の千円超え 物価高に1500円超求める声も(朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/ASR847HLMR84OIPE00F.html
ユニオンみえ:「最賃千円」署名を提出
https://imadegawa.exblog.jp/13992367/