夫と妻、二人暮らしの夫婦がいた。
夫は1ヶ月くらい前から毎日毎日、
夢かどうかもわからない、毎日同じ、おかしな夢ばかり見ると言う。
“真夜中、ふと目が覚める。
すると天井に自分と全く同じ姿の人間がしがみついて、首だけ自分の方に向けて
『お前はもう十分生きただろ、変わってくれよ』と言ってくる”
と言うものだった。
だから夫は、まるで朝の挨拶みたいに、
また今日も見ちゃったよ…と毎日毎日妻に相談していたから、妻も心配していた。
でもある日さ、その夫、起きてもおはよう、しか言わないの。
妻があれ?っと思って、あの変な夢、見なかったの?って聞いたら、夫はさ、
『な ん の こ と ?』
縦読みすると
俺
包
丁
持
つ(っ)
た
女
ニ
居
座
ラ
れ
て
に
げ
ラ
れ
な
い
た
す
け
て
「俺包丁持った女に居座られて逃げられない助けて」
>>23
夫とその夢に出てきた人間が入れ替わった。