メチャ簡単です。
3:30
二階の部屋でくつろいでいた。自分の右からさしこんでくる太陽の光が眩しい。いきなり机の上の本が動いた。
3:31
怖くなり、隣の妹の部屋に行った。妹はいなかった。
3:32
仕方なく一階へ行った。
3:40
自分の部屋に戻った。
3:41
右から変な声がした。妹の部屋に行った。
3:50
妹が仕掛けたものだった。机の下に隠れ、机を揺らしたらしい。一階に行っていた時に自分の部屋に戻ったそうだ。変な声も妹が言っていたらしい。何処に隠れていたのかはどうしても言ってくれなかった。
4:00
電話が掛かってきた。「落ち着いて聞いて欲しいの……… あのね」
この電話の内容が分かるかな?
電話の内容は…
「落ち着いて聞いて欲しいの…あのね…今、お姉ちゃんと話してるのは、私(妹)じゃないの」
「私は、今ベランダに閉じ込められてるの…助けて」という妹からの電話。
光の描写から、主人公の部屋の右側にベランダがあり、そこに閉じ込められている妹の設定です。
最終的(3時50分)に、主人公が話してるのは、「じゃ、誰なの?」
というのが「意味が分かると怖い」という落ちかな!
【最終会話3時50分】
>>妹が仕掛けたものだった←断定的な言い切りに対して…
あとは全ての言い切りが「らしい」になっている
↑他者から教わる言い切りになっている
コレは、推理小説でよく使われる叙情的なトリックです。
映像がないのを利用して、当然、話の流れからして主人公と妹の会話だと誤解させるトリックです!
>>何処に隠れていたかはどうしても教えてくれなかった
↑主人公が話してる人物が、妹の所在をベランダに隠してる為。
【結論】
ベランダに閉じ込められている妹が姉に助けての電話をかけている
どうでしょう?正解ですかね?