〜Rinへ贈るクリスマスプレゼント〜
。゜・恋の神様からの贈り物・゜。
「ねぇ、凛って好きな人、いるの?」
「ふえっ!?」
はい。突然の彩の質問に、間抜けな声で
答えたのは、なにを隠そう、私です。
私たちは、今年のクリスマスの予定を
報告し合っていた…………はずなのに、
いつの間にか、“恋バナ”に話題が
変わっていた。
そりゃもう、自然な成り行きで。
去年までは2人でオールナイト!で、
今年もそうなるはず、だったんだけどねぇ。
今年はさぁ、彩を“彼氏”というモノに
奪われてしまったんですよ。
実は今、彩は上杉くんと付き合っている。
君たち、本当にシャイな上杉くんと
恥ずかしがりやの彩なの!?
って聞きたくなるくらい、ラッブラブ。
下手すりゃ、激甘のチョコより甘いかも。
「おーい、凛、生きてるー?死んだ?」
「生きとるわ。勝手に殺すな」
ニコッと笑って答えると、彩が一瞬だけ
固まった、ように見えたのは気のせい
だよね、うん。
私が好きなのは美門翼くん。
だけど、それはずっとヒミツにしてる。
だって、翼くんは学校の“王子様”で、
サッカーチームKZのメンバーだから。
「私、知ってるよ。翼でしょ?」
え?
ニコニコと笑うんだ彩に思わず固まる。
だって、なんで知ってるの…………?
∞やつきたいむ∞
読みきりじゃねーな。ごめん。
安心してください。
まだまだ続きまs((殴
勝手に恋愛系にしちゃってごめんね?
よかった、かな?
誤字はっけーん!
笑うんだ彩に→笑う彩
です!
前回
。゜・恋の神様からの贈り物・゜。
「えっと…………彩さん?」
「ん〜、なぁに?」
せっかく入れた気合いが、ふわふわと
した笑みを前にゆっくりと消えて
いってしまいそうになるのを、必死で
こらえながらの
「なんで、私の好きな人を知ってるの?」
という質問に、『なんだ、そんなことか』
とでも言いたそうにニコッと笑う天使。
「わかるに決まってるじゃん!
だって、私たちは“親友”でしょ?」
うぅ、真の天使がここにいた…………!
「でさ、いきなりなんだけど、体育館裏に
行ってくれないかな?
伝言頼まれたんだけど…………」
「うん、わかった。行ってくるね!」
天使の言うことには従うしかない!
そう思って教室を飛び出し…………
大切なことを聞き忘れていたことに
気がついた。
私は、『誰』に『なんのため』に
呼び出されたんだっけ?
首を傾げながら向かっていると、
体育館裏からなにやら物音が聞こえて
きた。
そぉっと覗くと、そこには_____
∞やつきたいむ∞
なんか、めっちゃ話とんだ!
ごめんよ、Rin!
けど、次かその次で終わらせる予定!
じゃ、シュクダイという名の地獄へ
行ってきます・゜・(つД`)・゜・