『貴方色に染まる』
第6章 ごめんそしてありがとう
「若武っ!」
「お兄様っ!」
若武が勢いよく
私の方に走ってきた
「アーヤ危ない」
若武が私に
おおいかぶさった
若武を見てびっくりした
だって若武が…
若武が
血だらけだったから
「大丈夫?若武」
辺りにいる人がざわつく
若武の足に弾丸がかすったらしい
私を狙っていた弾丸だ
そのあとのことはあまり覚えてない
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次の日みんなが私のところに
やってきた
「アーヤおはよ」
「はよ」
「おはようアーヤ」
「みんな…」
みんななにも言わない
「行こっか」
しばらくたって
小塚くんが言った
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まだ病院は前みたいに
治療器具だったり
ベッドだったり色々なものが
足りていない
若武はどうなったんだろう
「若武おはよう」
「おはよう」
いつもの若武だ
「足大丈夫?」
「まぁかすっただけだから」
「あのさちょっとだけでいいから
2人にさせて」
みんなは黙ったまま部屋を出てった
「ごめん若武
それとありがとう」
「大切な人守るにはこんくらい
平気だから」
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若武ー大丈夫かーΣ( ̄ロ ̄lll)
足って…サッカーできる(・・?
↑そこ!?