探偵チームkz事件ノート 〜夢小説☆〜

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534:棗◆Gk:2016/10/05(水) 14:56 ID:MUk

【雪山は知っている】part two

《雪山到着》

辺りは一面雪景色!
「うっわー!すっごーい!」
東京ではこんな景色、見たことなかった。
私たちはホテルに入って荷物を置いた。
部屋は若武・黒木君・翼の部屋と
上杉君・小塚君の部屋と
わたしと島崎さんの部屋、と、別れた。
「立花さん、よろしくね!」
「はいっ!」
私は笑って答えた。
荷物を置くと、私たちはロビーに集合した。
「時間もあることだし、周辺を歩かないか?」
若武が言った。
“行くか。”
みんな同意だった。
そして私たちはぶらぶらと歩き始めた。
「おいっ!あれ、みろよ!」
そういったのは黒木君で。
わたしは急いでそっちを見た。
すると、女の子が空き家に入っていった。
「あそこ、空き家だろ?」
「いってみよーぜ!!」
行く気満々な若武。
「俺、行く。」
黒木君は言った。
「どうしてあそこに入っていくのかわからな
いし、パッと見小5くらいでさ。
危険な状態なのかもしれないし。」
その言葉によって私たちは空き家に入った。
『カチャ…カチャカチャ。』
ガラスのようなものが擦れるような音がした。
じっと見ると影がみえる。
そのとき、若武が階段に差し掛かった。
ギシィ…
階段の鈍い音がした。
するとさっきの影がパッとどこかへ逃げた。
「おいっ!逃げたぞ!」
若武が叫んだ。
すると
『パタン』
と下で音がした。
黒木君がそっと降りる。
「だれ、ですか?」
「えっ!?あ、あなたこそ、だれ!?」
「すみません。僕は東京から遊びにきた
中学生です。あなたは、なぜここに?」
「そ、そんなこと言わなくていいでしょ!」
そういって女の人は家を出て行った。
「ねぇ!みんな!きてみてよ!」
二階で小塚君が叫ぶ。
みんな急いで階段を上がった。
そこには、三角フラスコに、何かの薬品。
そして、マッチと、、ガソリン?
「これは二酸化マンガンと、過酸化水素水。
そしてガソリンとマッチだよ。」
「はっ!?なんでそんなもんが!?
ガソリンとマッチがあるってことは、、」
「「「爆発させようとした!?!?」」」
え、うそ!そんな!?
「でもさ、どうして二酸化マンガンと
過酸化水素水がいるわけ?」
確かに…
「その二つを化合すると酸素になるんだ。
だから、酸素をつくろうとしたのかな。」
どうして酸素が必要だったんだろう?
「これは事件だ!アーヤ、記録!」
え!?そんなこと言われても、散歩に
もってくるわけなじゃん!!!
しょうがない。頑張って覚えよう。
「日付、12月30日。時刻、午後3時半。
場所、空き家。事件名は少女火災事件だ!」
「異議あり!かってに火災起こさないで!
事件名は…薬品と少女の謎ってどう?」
「ん。それでいい。経過は、俺たちが散歩中
少女が空き家に入っていくのを見た。
不思議に思い、中へ入ると女の子は
どこかへ逃げた。その直後、女性が一階
の部屋から出てきた。なぜか焦っていた。
そして二階には二酸化マンガンとマッチ、
過酸化水素水、ガソリンがあった。」
「なあ、それってあの人めっちゃ怪しくね?」
上杉君が言った。
「確かに。焦ってたしね。」
と翼。
「よし。まだ時間はある。調べてみよう!」
若武が元気よく言った。
あぁ。明日のイベントまでに、間に合うの?


ここ◆mU:2016/10/05(水) 16:21 ID:2Zg [返信]

>>534 面白い!!酸素とか難しいけど…


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