>>794
祟りが辿りになってたw
後、『2.神様は犯罪者?』にする。
『森の神は知っている』
3.山頂までの道のり
「あ、これ鈴鹿山の山頂までのルートなんだけど、」
小塚君が皆に紙を配る。
「1日って言っても結構大変なんだ。往復で10時間位はかかると思うよ。」
えっ、そんなに!?
だったら、片道でも5時間かかるってことだよね………。
「アーヤ、何固まってんだ。」
若武が私を不思議そうに見た。
「だって、結構山頂までかかるんだなぁって……。10時間って相当だし。」
私が言った瞬間、今度は皆が固まった。
「何言ってんだお前、熱でもあんのか?」
ないよ!
「大丈夫だって!」
叫んだ私を、小塚君がなだめにかかった。
「アーヤ、山って言うのは、低くても500m位あるんだ。だから往復10時間って言っても
軽い方だよ。」
そうなんだ。
じゃあ、楽ちんな方なんだね。
そう考えると、なんだか10時間って言うのが短時間に思えて来た。
「でも、そういう所可愛いよ、アーヤ。」
黒木君が私を甘い瞳で見つめた。
そうやって見られると、思わず真っ赤になってしまう。
黒木君のあの目、弱いんだよねぇ。
翼が小塚君を見て言った。
「で、小塚、どういう道で登る訳?」
小塚君はコピー用紙に目を向ける。
「えっと、まずスタート地点から……」
私はそのコピー用紙を事件ノートに張り、小塚君のペンが辿った道を書き込んだ。
「あれ小塚、もしかして鈴鹿山って、道全てコンクリート舗装されてる?」
忍が頬杖を着きながら言った。
「うん、大体はね。ただ少しだけ舗装されていない道があるみたいなんだ。」
へぇ。
でも、なんで?
連レスごめん!