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美音s、ありがとうございます!よしっ書きます!(長くなるかも…)
「夏の麦畑は知っている」アーヤ目線
そのまま私達2人は、まっすぐ道に進んだ
すると…そこは、崖だった
ア「ここは違うから、他の道に行こうよ。」
マ「うん、そうだね、m「行かせねーぜ」
えっ?
振り向くと、そこには知らない男の人がいた
その人は、ずんずんと近づいている
なんでだろう…この人、何人ものを殺した人のような気がする…
すると、懐中電灯の光が消えた
し・・・んと静まり、真っ暗な中ただ岩にぶつかった水しぶきの音が聞こえる
そして、どんどん近づいていく男の人…
なんでだろう…嫌なことが起こりそうで、怖い…
すると、男の人は、パーカーのポケットからナイフを手にとった
一瞬でアーヤを捕まえ、麻子にこう言った
「おい、こいつを助けてほしけりゃ、金よこせ」
マ「そんなの持ってない!!」
「んじゃあ、こいつを殺す」
どうしよう…私のせいで…
すると、頭の中でこんなこと考えた
〜人質の私がいなくなればこんなことないし、いっそ崖から落ちたら良いんじゃないのかな〜
私は、男の人の腕を噛み、そのまま崖の方へ行くと
マコっぺの方に向き、「ありがとう」にっこり笑って…
そのまま落ちた
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長くなってしまった…ごめんね
全然おかしくないよ、大丈夫!
>>868
な、何何!?どうなっちゃうの、アーヤっ!
『森の神は知っている』
6.いつものパターン
黒木君が興味深そうに言った。
「また、とはどういうことですか?」
オジさんはため息を深くつく。
「この間も、このあたりの崖が不自然に崩れてねぇ。幸い、怪我人や亡くなった方は
いなかったけど、結構な騒ぎになったよ。それでこの有様。全然登山者がいなくなって
しまってね。」
へぇ。
若武がすぐさま身を乗り出した。
「僕が聞いた話だと、神様の祟りとかって噂が流れてるって……。」
オジさんは怒りを顔に現していた。
「全く、誰がそんな噂を流しただかは知らんがね。ただ、神社のさい銭箱から誰かが
金を盗んだんだよ。」
えっ!?
神社のおさい銭箱からお金を盗むなんて、ひどい。
「警察には、相談したんですか?」
若武は、事件を解決する気満々の様だった。
「あぁ、もちろんしたよ。だが全然、取り扱ってくれないんだ。なんか、町の方で
起きた殺人事件の捜査だかなんだかって、忙しそうにしてたねぇ。」
殺人事件……。
そりゃあ、忙しいよね。
若武が胸を張る。
私たちは顔を見合わせた。
「きっと、いつものパターンだよね。」って。
案の定、若武はオジさん達を見て、偉そうに言った。
「僕たちは、探偵チームなんです。よかったら、犯人探しをしますよ。」
オジさん達の顔は、煌めきに満ちているように見えた。
やっぱり、犯人探したいんだ。
「おぉ、そうか。そりゃあ頼もしいねぇ。よろしく頼むよ。」
若武は私たちを見てニンマリする。
「よし、速く解決して俺達はテレビに出放題、めちゃくちゃ注目されるんだっ!」
ああ、やっぱりいつものパターンだぁ…………。