えーい、小説更新にゃの!
6.謎な箱
「で、何をすればいい?」
若武は、少し考えてから言った。
「柏崎は音楽担当だが、今は事件が先。事件を探すんだ。」
「……内容ダサいんじゃない?」
「……いいから探せよ。」
私は2人の会話を耳にしながら、柏崎さんの持っていた箱を見ていた。
「あ、これ、オルゴールだね。」
小塚君が箱の裏側についているネジを指差した。
「鳴るんじゃない?」
私は、ネジを回し、蓋を開けた。さっき、紙が飛んできたときに聞いた、タラララー……という音楽が流れ出した。
「わぁー、きれいな音楽だね。聞きほれちゃう。」
小塚君が耳をすませて聞いた。
「これは、美しく青きドナウ。ヨハン・シュトラウス2世が作曲した曲。ウィーンの人に愛されてるんだ。」
黒木君、よく知ってるなぁ。
探偵チームKZの皆は、知識が豊富。若武は法律、上杉君・忍はパソコン等のIT、小塚君はその異名から理科や社会、黒木君は外国語、特にフランス語が得意なんだ。
私が唯一できることは……黒木君からちょっとかじったフランス語と、またまたちょっとかじったパソコンの知識。
もう少し勉強以外のこともやった方がいいのかな、とたまに思う。
「へえ。じゃあ、俺もウィーンの人なのかな。」
翼が少し笑う。
「それ、綺麗だよね。」
柏崎さんもやってきて聞いた。
「何度も聞いちゃう。」
このオルゴール、誰にもらったの?
「あっ、それは、転校する前の友達ぽっい人にもらった。」
柏崎さんがオルゴールを手に取りながら言った。
「……ぽい人?」
「まぁ、クラスの中でほぼ1人でいてて。」
へぇ、私みたい。
「誰にもほとんど話しかけない感じだったから、もらって嬉しかったんだよね。」
だから持ってたんだ。
>>805マジっすか…
不健康&優しくないトリオの一人が
欠けてしまう…
>>810小説面白いよ☆
(なんとも文才の無さを
物語っているかのような感想だな…)
>>812なむちゃんsよろしく!
呼びタメokだよ♪
それと>>813と同じく、「!」は
余り多く使わない方がいいよ〜
大人受けも悪いし…
>>816おいwやめろww
>>810 「友達っぽい人」じゃない?
>>812 ど〜ぞ〜♪ 呼びタメでいくね〜。