[ラムネと恋が知っている]
1.不安、小さな嘘
「あづぃ〜…」
「菜奈、うるさい。授業中。」
これは夏に入ってからの恒例行事w
隣に座ってるのは上杉和典。小6の時に告ってフラれたんだけど…
「お前、毎日毎日『あつい』しか言ってないじゃん。勉強大丈夫かよ。」
ケッ、というように皮肉なことを言ってくるこいつ…告白前と態度変わんなくない!?普通はもっと気まずくないっ!?なんで!?
…って思ってるのが日常で。
「へーきへーき!どーにかなるっ!」
心で思うことは絶対顔に出さない。
きっと上杉は、そーゆーこと言われるのウザいと思うから。
吹っ切れて友達として接していくのと、これからも好きで居続けるのと、私には2つの道がある…
吹っ切れなきゃいけないのは分かってるし、上杉ももう覚えてないかもしれない…でも…
「じゃ、学校終わったらラムネ買いに行こーぜ。」
そう言う君の顔と、声と、笑みと、雰囲気と、性格と…全部が好きで…
思いにブレーキをかけられなくなる…
>>410きた、ラムネ!
>>410あっちゃ〜、
書き込む場所間違えちまったな〜
ま、それは置いといて、
小説面白いよ!
やっぱ檸檬には文才がある!!
サルっちへ〜
[ラムネと恋が知っている]
プロローグ 1.>>410