探偵チームkz事件ノート 〜夢小説☆〜 Part2

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146:棗◆dI:2017/03/04(土) 23:26 ID:ZI2

【梅の花が咲き始めたね】No.four
○○視点

立花彩は焦るKZメンバーを残し、意識を失った。

慌てて救急車を呼ぶ。

共に乗ったのは上杉だった。

何度立花の名前を呼ぼうと、彼女は返事も、

身動きさえもしなかった。

病院に着き、ICUに運び込まれる立花彩。

手術中の赤いランプが痛々しく光る。

待合室にいる6人の男子は、

誰も、一言も、口にしなかった。


やがてランプが消え、ストレッチャーに乗せられた彼女は

個室へと運び込まれた。

何本もの点滴が彼らの目に映る。

「無事、手術は成功しました。」

主治医が言った。

それでもなお、彼らの瞳は彼女に釘付けだった。

やがて1人の男子が口を開いた。

「アーヤはどうしたんですか?」

黒木貴和だった。

「聞いていなかったのかい?」

主治医は心底驚いたような顔をした。

「癌、だよ。かなり移転している。」

彼らの瞳が大きく見開かれた。

「かなり、無理をしたようだね、彼女は。

だから入院を勧めたのに。

そうか、心配をかけたくないと彼女が

思っていたのは君達だったのか。」

そう言い残して主治医は病室を去った。

1人の男子の瞳から涙がこぼれる。

頬を伝い、彼女の手の甲に落ちる。

「アーヤ。どうして、言ってくれなかったんだよ…」

声にならない悲痛を含んだかすかな声が

若武和臣の口からこぼれた。

誰も、何も、言えなかった。

立花彩の側にいた小塚和彦は彩の手を

きつく、握った。

「どうして、気づいてやれなかったのだろうか。」

小塚の涙もまた、立花彩の手に落ちる。

皆の後悔の絞り汁が立花彩へと注がれる。

ふと、立花彩が目を覚ました。

目の前の光景があらわになり、

その瞳はすぐに涙で潤んだ。

「ばれちゃったんだね、ご、めん、ね…」

必死に涙を拭きながら言葉を口にする彼女。

そんな姿を見た彼らは何を攻めれば良いのか

分からなくなっていた。







どうでしょう?
初めてKZメンバー以外の目線で書いてみました!
変だったらごめんね!


   芹菜   ◆.wmpFy.Zyhxio:2017/03/05(日) 16:33 ID:OoU [返信]

棗兄妹(⁉)お久〜(*´◒`*)

アーヤちゃんギリセーフッ....。

>>147
ええよええよ〜♪

>>148
大和君の顔見たい←

>>149
ええよええよ〜♪


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