あの夏を共に過ごしたメンバー再び集結!(with KZ)

葉っぱ天国 > 探偵チームKZ事件ノート > スレ一覧
134:光流:2018/06/03(日) 21:19 ID:4SU

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8,なんで!?【彩side】

「さっ、早く遊園地行こう!ね!」
「あ、うん、そうだね!」
家を出て駅まで行き、電車に乗って遊園地に向かう。
目指すのはここら辺ではかなり有名な大きな遊園地。
小さい頃はよく、レーアの家族とうちの家族で行ってたな。
「あっ着いた着いた!アーヤ早くー」
「そ、そんなに慌てなくても……!」
すっかりレーアのペースに飲み込まれ、駅を出てから全力疾走することになってしまった。
「さて、どこかな〜?」
着いた途端、なにかを探し始めるレーアの横で私は完全にバテて呼吸もままならない。
「もうアーヤってばバテすぎ」
そう笑いながらレーアは言うけれど、私にとっては笑い事じゃない。
「そういえば、さっきからなに探してるの?」
ようやく呼吸が落ち着いてきた頃、先程から疑問に思っていたことを聞いてみる。
「んっとねー……あっ、いた!おーい!」
「え!?」
「ほらほら、アーヤの仲間たちでしょ?」
げっ。
レーアが手を振る先には確かにKZメンバーの姿が。
「な……なんでいるの!?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この小説はどうしても終わらせたいから、ちょこちょこ書きに来ると思われます。


怜◆to:2018/06/07(木) 21:24 ID:w2c [返信]

>>134
りょーかい
楽しみにしてる〜


光流◆gA:2018/08/06(月) 23:48 ID:fFo [返信]

小説でえええす!!!
駄作だけど読みたかったら読んでね☆
前回は>>134です!

【忘れられた思い出は知っている】

9,微笑?苦笑?【彩side】
レーアに腕を引っ張られて、半ば引きずられるようにKZメンバーのところへ連れていかれる。
まだ私の頭は混乱状態。
だって事前に聞かされることなく急に現れるんだもの。
「え、待ってよレーア。なんで?」
KZの国語担当とは思えないようなとんでもない質問の仕方をしてしまったけれど、今はそれどころじゃない。
「なんでって……なんで?」
長い付き合いだからか、質問の意味は分かっているはず。
でも、こういうところで焦らすのがレーアだ。それはわかってる。
「なんでじゃなくて……」
なんて言えばいいだろうかと試行錯誤していると、ふっと笑う声が聞こえてきた。
それも、複数の。
そのおかげでそれまで見失っていた自分が戻って来て、はっとする。
俯いていた顔を上げると、目の前にいるKZメンバー全員が微笑とも苦笑とも言えないような顔で笑っているのが目に入った。
なぜ笑っているのかが全くわからず戸惑っていると、黒木くんが口を開いた。
「アーヤでも、こんなに振り回されることがあるんだね」
えっ……。私、振り回されてた?
「今まで知らなかったアーヤの一面が知れて嬉しいよ」
私がさらに戸惑っている間に、また黒木くんが言った。
その言葉を聞いて、顔が熱くなっていくのがわかった。
KZメンバーがいること完全に忘れて、いつも通りにレーアと接してたっ!


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