嘘、どうしよう…。
「小塚君、まだ私大丈夫だよね!?
死なないよね!?」
私があんまり大きな声を出したからか、
小塚君は少し驚きながら答えた。
「う、うん、多分大丈夫だと思うよ。
吸ったとしても少量だったら害は無いから。」
よかったぁ…。13歳で死んじゃうとか嫌だよ。
そんな事を考えていたら、何だか胸騒ぎがした。
あの時、確か奈子はこのスミレの匂いを思いっきり嗅いでた!
「ねぇ、奈子がこのスミレの匂い嗅いでたんだけど…。」
「アーヤ、それまずいよ!すぐ救急車呼ばなきゃ!!」
どうすれば良いんだろう、奈子が死んじゃう…。
>>18うまい😋
すぐにママに電話した。
でもこんな時に出ない!
どうしよう!?
「小塚くん!ママ出ない!」
少し涙が混じってしまった。