なんか小説ロル回したくなったんですよ、それだけです、ごめんなさい（）
( ぽたん、頬に当たる一滴。それをそっと指で拭う。じめじめと、ゆっくりと、重苦しく雨が降っていた。傘は忘れている。まあ、いつものこと。お気に入りの物でもあれば良いのだろうが、生憎とそういうのは彼処に置いてきてしまった。明るい思い出なんて物は、一欠片も残さずにおいた方が良いのだ。どうせ後で目にする度に心への弊害となるくらいなら、犠牲だって必要だろう。それに雨は好きだ。この世の犯罪やら、醜い物全てを洗い流してくれそうだからだ。例えそれらがまた地面に染み込み、蒸発して、吸った人間が同じことを繰り返すという悪循環だとしても。ただ、霧雨みたいなのはあまり好かない。あれは綺麗過ぎて、浄化は出来ない。あくまで人間の心の表面に潤いをもたらすだけであり、口先だけの褒め言葉のロマンチック、というものが内なる心をより一層乾かすだけだ。ちょっと顔が歪んだかも知れない。誰だって嫌いな事へ思考が及べば良くは思わないだろう。と、また一滴垂れてきた。今度は目だ。露骨に嫌な顔をしていただろうが、そんなことはどうでもいい。目をちょっと擦るとぼやけた視界に人影を認めた。こんな日に、一体誰が。口を開いて、言葉はそれを突いて出てきた。 )
……あんた、誰
>>913マジで何したかったんだろう久し振りに500文字なんか回して
見れば見るほど>>913何これ星さんの影響??