ユーモアを磨く

葉っぱ天国 > メモ帳 > スレ一覧
5:匿名さん:2009/10/04(日) 13:00

それより昨日電車で帰ってるときの話なんだが、
優先席付近にて若い兄ちゃんが携帯をいじっていたんだ。

隣にばあちゃんがいて、ばあちゃんは「医療機器使ってるから電源切ってください」と言った。
その男は「来たメールを読んでるだけだから」と言って、いじるのを止めない。
隣のリーマ ンが「今は読んでるだけでも読んでるうちにメールが来るかもしれないだろ。切りなさい!」 と言った。
兄ちゃん、怒り狂った口調で「ああ!?」
逆切れだ!リーマンやばいぞ!(兄ちゃんはかなりいいガタイ)
見てる人が皆そう思ったとき、兄ちゃんは携帯をリーマンに突きつけながら言った。
「見ろよ!俺に来た最後のメールは4ヶ月前だ!それ以来誰も送ってこないんだよ!
今更誰が送って来るんだよ!!!俺から送る相手もいないんだよ!!」

みんな黙り込んだ。
しかしその中に一人だけ、無愛想な顔をして彼に近付く若い女がいた。
彼女は男から携帯を奪い取ると何か操作をして、再度男に突き返した。
男が呆然としていると、女は自分の携帯をいじり始めた。

しばらくして、男の携帯が鳴った。
男は目を見開いてぱちぱちさせながら携帯を見た。

もうね、多分みんな心の中で泣いてた。
男も泣いてた。
世界は愛によって回っているんだと実感した。



そしてばあちゃんは死んだ。


匿名さん:2009/10/06(火) 13:04 [返信]

…ここじゃなくて、いろんな出版社がやっている「泣ける良い話募集!!」とかに応募すれば良いのに…少しは印税貰えるぜ…勿体無いよ…


>7:2009/10/13(火) 23:59 [返信]

あ、言っとくが俺は>>5とは別人な。


全部 <前100 次100> キーワード
名前 メモ