まったり村のハチャメチャ日常【台本書き】part1

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2:ほのあ◆..u.mYXEa0j1o:2016/05/24(火) 12:41

第1話 まったり村で生活しよう!編
ガタガタと揺れる一つの電車。その電車は、まったり村と言う所に向かって行った。人はあまり乗っていないが、勿論乗っている人は居る。
ほのあ「これから新生活が始まるぞー!まったり村、楽しみなのだ!」
一人車両で騒いでいる、小学五年生くらいの少女。だが、顔はあまり宜しくない。名前はほのあ。持ちネタはほのあんぱん。理想のほのあんぱん作りを目指している。ほのあんぱん、と言うのは、ほのあのネタである。手作りのほのあんぱんのを口にしながら、まったり村に着くのを待った。
ほのあは、今日まったり村へ、村長になる為にと引っ越しをするのだ。 まだ小学五年生だが、それでも秘書が許可をOKしたから…だそう。因みに、まったり村は小学生五年生からなら一人暮らしが出来る村だ。
待つ事三十分後。ほのあは半分残したほのあんぱんをバックにしまい、そのまま寝ていた。しまった後、まったり村に着いてしまったのか、ほのあは電車のアナウンスで起きる。
「まもなく〜まったり村〜まったり村〜」
ほのあ「ムムム!?寝たばっかりなのにいいぃ!もう着いたのか!早く降りないと!」
横に置いてあったポーチを肩に背負い、慌ただしく電車から降りた。
ほのあ「こーんーにーちーわー!ほのあでーす!今日、この村の村長になりにきまし…」
すずか「うわーあの人じゃんあの人!今日からこの村の村長になるって噂の…」
もも「本当に!?…あら〜、思ったよりもマヌケな顔してるわね…」
もみじ「あの子はドSかな?あの子はほのあって子だっけ?攻められた〜い!」
よもぎ「きょ、今日からほのあさんは村長なのに…し、失礼過ぎる!秘書の僕としても失礼過ぎる!」
駅の前では、四人の男女が待ち構えていた。ほのあが駅から出ると、皆ほのあの事でぎゃあぎゃあと騒ぎ出す。
だが、ほのあには人何かよりも、見渡す限りの緑、逞しそうに生えている木、美しい川…ほのあの目には、人が居るのをお構い無しに、その綺麗な景色を見に前に出た。
ほのあ「うおおおぉぉ!この村、凄い綺麗だよ!此処の村の村長になる何て、最高だ!」
目をキラキラさせて言うほのあ。すずかは、出迎えに来たのを気付かせる様に、無理矢理大きな声を出した。
すずか「あーのー!ほーのーあーさあああぁぁん?聴こえますかあぁー?」
と、村全体に聴こえる様な声で、ほのあに問い掛けた。だが、問い掛ける言い方もウザったらしい。
ほのあ「…あ、居たの?」
ほのあ以外「いや普通気付くだろ!」
天然なのか、それとも嫌がらせなのか。と、ツッコミをする様に四人は思っていた。ももは、とにかく自己紹介をしよう、と場の雰囲気を変えようとする。
もよぎ「それじゃあ自己紹介!はじめまして、僕はもよぎだよ!敬語が使えない者だけど、これでも一応秘書だからね!」
もみじ「はーい!次俺ね!皆からドMドMって言われるもみじだよ!よろしくね〜。」
次々に自己紹介をする住民達。ほのあは、よろしく〜と軽々しく挨拶をした。
ほのあ「で、そこのお二人さんは?」
もも「あぁ!あたし達の事ね、あたしはももよ!それで、此方がすずかよ!」
すずか「よ〜ろしっくね〜?」
ももの自己紹介は良いが、すずかの自己紹介はウザッたらしく感じてしまった。ももの方も、化粧が濃い等と失礼な事ばかり思ってしまう。いつもなら口に出すだろうが、初対面なのだから仕方がない。と表には出さなかった。


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