しねばいい。消えればいい。そんな思いが私の脳を統べる。抑えきれないほどなら欲望のまま動いてしまえばいいんだ。そして抱えきれるほどになってまた抑えればいい。それすらも許されないならば何故人には感情というものがあるのか? 私の笑い声が頭に響く。目の前の赤に興奮し、また人を斬る。私のこの武器が壊れてしまっても、また探せばいいだけだ。外からは何かの赤いランプが見える。
>>218 次の章の一章女子視点 >>219 今の章の女子視点