え、は?
( 突然開く扉と人影に、身構える間もなくただ目を丸くするばかり。思わずまた取り落としそうになった本をしっかりと抱き留め直すと人影をもう一度確認して。あまり人間の認識をしたことがないから記憶がはっきりしないが、彼女は確か、ロシアンティーの娘。状況が全く掴めないで慌てる自分がどうしても苛立ち頭を振ると、相手の言葉を耳にしてきょとんとして。本は全部良いものに決まっているだろうが…といった言葉は飲み込み、敢えて個人部屋侵入罪にも触れずに雑な返答をして )
……ああ、まあな
>>56 ヴァレーニエ
△▼△
…謝られても困る、行かないからな
( 行かないと言っているのに謝られても何だか呵責を感じるじゃあないか。くっと睨み付けながら吐き捨てるように上記。と、帰ろうとした途端に腕を掴まれ、振りほどこうとするも普段ちゃんと戦ってもいないのに大した力も出るわけではなくて。これは行かなければならないらしい、そう思うと溜め息混じりに )
奢らなくても良い……行くからこの手を離せ
>>60 煙羅