__そして目の前の少女達は、言うのだ。
「 _ッふふ、良く来た! 我が名は協奏の愛猫神、沙羅! 」 「 …我が名は謳歌の愛狗神、雛。 」
「「 汝等の力、試させて貰おう! 」」
_何十分経っただろうか。雛、と名乗った方がゆらりと笑った。
「 ……成程、中々の物。然れど我等は倒せぬよ 」
_更に数十分。今度は沙羅、だったか。相変わらず恐るべき笑顔だ。
「 相当にやりおるな、貴様等! 気に入った! 」
__そして、恐らくは数時間は軽く超えた。未だ余裕そうな表情を浮かべる彼女達に、今更ながらも恐怖を覚える。
「 汝等の力は真と見える! 」 「 では、我等も全力を与えようぞ 」
_漠然とした不安と恐ろしさに、思わずごくりと喉を鳴らす。周りを見やるが、全員が疲労に顔をひきつらせ、次の言葉を待っていた。
「 問おう! 」 「「 汝等如何にして我等を破るか? 」」
_愉しそうな二人に向かって、声を、思いをぶつける。
『 』
「 それでこそ汝等よ! 」 「 …期待を裏切らぬ奴等よの 」
「「 その心意義や良し! ならば真の我等を越えて見せよ! 」」
__私達は、酷く悪い予感がした。
「 双星の少女神 」
協奏の愛猫神〜沙羅〜 & 謳歌の愛狗神〜雛〜
__全力で闘い続けると、
真 : 狂奏の妖狐神〜沙羅〜 & 謳禍の邪狼神〜雛〜
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