「艦長、あなたにはここで死んでもらう」
「············じゃあ何故撃たない?」
「························」
「撃てないのか?······そうか。そうだったね。私結構甘かったからね」
「うるさい············思い出話をした所で、俺の心は変わらない······反乱軍、万歳!」
「······はあ。ねぇ、知ってる?反乱軍がどうだかは知らないけど、連邦軍における主な左遷理由は二つあるんだよ」
「······何だ······?俺はあんたが、てっきり戦功不振で左遷されたのかと············」
「スパイするくらいならそっちも調べてきなよ。······まあ、そういうパターンもあるね。」
「な、なん────────」
直後のことだった。
アールの頭にブラスターを押し当てていたカールマンの頭が────破裂する。
>>8ー9
忘れろ