夜分だが、寝る前に1レス。
昔"エメラルドフロウジョン"というプロレス技を写真で見て、これはさぞかし派手で豪快な技なのだろうと、大いに想像を膨らませ捲った記憶がある。相手を真っ逆さまに叩き付ける、故三沢選手の勇姿も凄かったが、何てったって、"えめらるどふろうじょん"である。恐らくケブラドーラの様に、持ち上げた相手を頭上でクルリと回して脳天から叩き付ける感じの、それはもう華麗で凄まじい技に違いない、きっとそうだ、そうに決まってる、もうそう決めた、と勝手に納得していた。そんな中、実際映像で画面に写ったのは、ヨッコラショと担ぎ上げた相手を、ドスンと逆さまに落とすという、何とも渋い故三沢選手の姿だった。長い間プロレスを見てきたが、ここまで拍子抜けた事はない。昔の福澤朗アナの言葉を借りれば、とんだ一杯喰わせモノ、そのものであった。
平成になってから、やたらと技の名前が派手になったが、私的No.1は文句無しにこの"えめらるどふろうじょん"である。これを越える様な"だいやもんどせれぶれいしょん"な技は、今後現れるのだろうか?
いわゆる挨拶代わりの“ボディースラム”とは、どう違ってましたか?