《東映マンガ祭り》
映画を観たけりゃ映画館に行くしかない、まだDVDもBSもない頃ならではのチビッ子(死語)の夏休みの娯楽。
構成は、大体オリジナルの長編に当時人気のアニメや特撮番組が4、5本付く形で作られ上映されていた。こうして見るとかなりの長時間だが、そこは巧みに編集していたのだろう。
その中で異色というか、時代を表していたのが「巨人軍の野球教室」で当時(第一次長嶋監督初期)の巨人の主力選手(柴田、高田、堀内etc.)が少年野球チームの特別コーチをするという内容の短編モノ。V9終了後の低迷期とは言え、巨人の人気はまだトップクラスだった。今なら別のチームの方が…というか、他のスポーツに取って代わられるんじゃないだろうか?「浦和レッズのサッカー教室」とかww
後、タイトルを見て分かる通り"アニメ"ではなく"マンガ"なんですよね。当時は"テレビまんが"とか言われてましたから。その"テレビまんが"が後に日本を代表するカルチャーになるとは、当時の日本人のほとんどが予想してなかったでしょうな。まだまだ「漫画なんか読んでると頭悪くなる」と言われていた時代でしたから…。
書いててイマイチしっくりこなかったんだけど、ひょっとしたら東映と東宝を間違えて記憶してたかも知れない…。
あれだけエラそうに書いといて後で指摘訂正されてもカッコ悪いので、先に断っておきます。年寄りの粗相だと思って勘弁して下せえ。
因みに我が日本ハムファイターズの前身がこの東映が親会社だったフライヤーズで、あの″喝″でお馴染みの張本さん等が主力選手だった1962年、元巨人監督の水原茂の指揮で初の日本一に輝いています。