《野球盤ゲーム》
今でも販売している筈なので昭和限定のネタにはならないけど、"消える魔球"の装置ってまだ健在なんだろうか?あれを使われると、片っ端から三振を取られ捲って、正直ゲームにならなかったので、ウチらの(少なくとも周りの友達の)間では禁じ手にされていた。結果、それぞれの守備位置の穴にボール(玉)が落ちないとアウトにならないので、試合はいつも乱打戦の模様を呈していた。それ以外は、その都度ルールをいじくりながら遊んでいたと記憶している。正に「俺がルールブック」なスタジアムになっていたのである。
関係ないけどこのゲーム、ウチらの時代は「王選手のプロ野球盤」とか言う商品名が付いていた。コレに限らず、野球に関する商品には大抵"王選手の〜"という文句がよく添えられていた。別に山本浩二や田淵クン、はたまた張本選手でも良かった様な気もするが、当時は本塁打新記録で日本中が沸いていて、克つ巨人のブランド力も今からでは想像出来ない程強かったので、球界の顔として、少年ファンを惹き付ける役割を受け持たされていたのだろう。今選手名を付けるなら、絶対「大谷選手のプロ野球盤」になるだろうなぁ。そのクラスの大物がもう日本にいないのは、実に寂しい話である。
うちの子達が去年だったかに買ってもらった野球盤は、消える魔球ついてましたよ〜!
あと、投球が盤面を転がるんじゃなくて、ちゃんと宙を飛んでくる。
自分の子ども時代の野球盤と比べて、ダンナがびっくりしてました。
昔からあるおもちゃの進化版は、むしろ父親世代の方が熱くなりますね(笑)