>>172 補訂正
急遽､半ば自暴自棄になって書き殴ったレス172を､訂正＆補正する必要が出て来ました｡所々改めて行きたいと思います。
まず､今大会ブッちぎりの強さで優勝したカタールですが､あくまでアジアレベルでの話し｡Ｗ杯優勝常連国との対戦となれば､さすがに苦戦は免れず､勝率が低下する事は避けられません｡ただし､現時点の実力なら､欧州の中堅国相手にはいい勝負が出来るでしょうし､そのまま欧州予選に組み入れても､同組の顔触れ次第によってはプレーオフ進出の可能性もかなり高いと言えます。
しかし次の本大会までまだ三年以上の期間があり､このモチベーションを維持するには､かなりの努力が必要となるでしょう｡更に開催国の特権である予選免除も諸刃の剣である事を意識しなければいけません｡戦わずして本大会に出場出来るのは最大のメリットですが､逆にガチの試合の経験が殆ど無い状態で､ハイレベルな本大会に挑まなければならないのは､大きなハンデになります(実際､98年までは前回優勝国も予選を免除されていたが､チームが強化出来ないという理由で､以降廃止になった)｡特に史上初のＷ杯未経験国の開催であるカタールにとっては未知の体験となる為､調整には相当な苦労をする事が予想されます。
もちろん当事者達もその事は重々承知しているでしょうし､その間に新たな戦力が加わる可能性も大いに有り得ます｡ただ､今回の出来が余りにも良過ぎた為に､ここから更にレベルを上げ､且つチームの好調を持続するという"二刀流"を､本番までの三年間続けられるのか？カタールにとっては､正にこれからが正念場であると言えましょう。
まぁ､今大会はぶっちゃけカタールだけが､オイシイ所を全部かっさらって､一人勝ちして良い思いをしたという事で､少なからず胸糞感はあるが､あくまで真の勝負はは2022年｡今回の借りは､その時10倍にして次いでに熨斗を付けてしっかりお返ししてやる！と､今は思うしかない｡こればかりは仕方ない｡でも正直これ以上参加国を増やすのは勘弁して欲しいなぁ…。