アメリカ史を語る際にかかせないのがイギリスの存在。
まあイギリスが絡む前にコロンブスとスペインが色々やりたい放題してたけどここでは割愛
時は16世紀 inイギリス
ヘンリー8世「子供に恵まれないンゴ……」
当時イギリスを治めていたヘンリー8世だが、妃のキャサリン・オブ・アラゴンは死産と流産を繰り返しており、なかなか子供に恵まれなかった。
しかも女の子ばかりであり、一人だけ男の子(世継ぎ)が生まれるもわずか50日で虹の空へと渡ってしまった。
ヘンリー8世「侍女のアン・ブーリンちゃんかわいいなぁ……離婚したいンゴ!」
宗教「ダメです」
ヘンリー8世「ああブチ」
当時のイギリスの宗教はカトリック。当時のカトリックは離婚禁止だった。
しかしどうしても世継ぎがほしいヘンリー8世は
ヘンリー8世「新しい宗教作ります!!!」
とか言って「イングランド国教会」とかいう離婚okの宗教作ってしまった……。
ヘンリー8世「カトリック辞めてこの宗教に入るからお前とは離婚な!」
キャサリン「なんでや!」
こうしてできたイングランド国教会、最初はカトリックの派生的な形だったけど、だんだんとプロテスタント寄りになっていくのでした……。
>>3の続き
てなわけで勝手に宗教作った挙句自分で信者になった事をいいことに離婚再婚をやりたい放題に繰り返し系6人もの女性と結婚したヘンリー八世。
さらにカトリック信者を弾圧する始末。
最初は共に信じていたプロテスタント信者(ピューリタン)も、やがてヘンリー八世の行動に疑問を持ちます。
ピューリタン「は?(威圧)」
しかしもはや独裁者のヘンリー八世に勝てるわけがないピューリタンの皆様、何とか弾圧を避けるために色々考えます。その結果
「そうだ、新大陸に行こう!」
でした。
※プロテスタントもカトリックもどちらもキリスト教だし変わんなくない?と思う日本人も多いと思いますが、向こうはプロテスタントかカトリックかでガチの戦争を起こしたので割と重要な話なのです。日本も南無阿弥陀仏か南無妙法蓮華経かで対立おこるでしょ?
こうしてメイフラワー号に乗り、ピューリタンたちはアメリカに向かいました。最初に乗った人達は「ピルグリム・ファーザーズ」と呼ばれるのです。
原住民ことインディアンの皆様「ヒエッ……また厄介なんが来たンゴ……」
ピューリタン「ここ今日から俺たちの土地だから西行けやwww」
インディアン「悲しい世界」
インディアンはまたもや酷い扱いを受けていくのでした……。