>>297続き
やはり、感じ方は人それぞれといったところか。
個人的には止まった時が再び動き始めたようにも感じたが、それはあくまでもAIの美空ひばりであり、本人ではないのだ。
つまり、動き始めたように見えて、実は違うものが動き始めているという矛盾が生じているわけだ。
今後このようなことが増えてゆき、例えば、アニメの声優が亡くなったとき、代役として同じ声をラーニングさせたAIに担当してもらうということも増えていくだろう。
ただし、これもやはり当人ではない別人。反発も大きいわけだ。
とりわけ今回の件において批判が多かったのは語りパートだった。
あたかも本人が語っているように見えて、実は他の人が作った台詞だった。
本人が考えて語るのと、他の人の文を語るのとでは訳が違うというわけだ。
果たして、今後の世の中において、こういう人道や倫理とAIの価値観の釣り合いがいつまで通用するのか。
「本人だけど本人じゃない」という考え方が、いつかただのワガママと化する時代もそう遠くないであろう。
今回の件から見え隠れする未来の図をどう読み解き、これらをどう捉えるかはあなた次第。
>>298訂正
増えていき