ううっ… ぜんっぜんわかんねーですよ……
( おとなになるために勉強でもしようかと思った、んだけど。まあ日本語は読めるしそれは良いんだけれど、全く言ってることがわからない。数学からやるんじゃなかったな、と溜息を漏らし、ぱたんと本を閉じて、自分のぎりぎり手の届く所から取ったそれを踵を上げて棚に終い。金髪の少年は黒い髪の日本人の多い中で少し浮き立っているようにも見えた。そんな髪を揺らして周りをきょろきょろと見、わーみんな勉強してるなーなんて思う。と、日本人さんと目があった、 )
>>10 / 保登