>>30
『ゴォアアアアアアアアアアアアア!!!』
今度は自身の最大級の攻撃までもを防がれた
戦闘を終わらせたい竜は最早怒り狂い、それを示す巨大な咆哮を放つ
闇も炎も駄目なら?いかづちを使うのみ、そう考えた竜は一度着地する…
力を溜め、竜は空に向けて再び咆哮する
すると、敵の頭上に雷雲が発生し…
【スキル】ダイヤモンドスライム『ジゴデイン』
遥か上空に雷雲が現れるのを見て、
彼はそれを凌ぐ為に再び動き始める。
「雷か、ここは避雷針の様に金属質の物を使うか。
行け、第2の爆弾、『シアーハートアタック』ッ!!!
背部のボルトが、雷を引き付けてくれる……。」
彼の思惑通り、落雷全ては彼に向かわず、
シアーハートアタックのボルトに落ちた。
しかし、落雷による電熱の影響から、
最後の落雷と共に爆発し、すぐ彼の手元に帰った。
「幾らコレが頑丈とはいえ、電熱で熱い……。
あまり多用すると、右手を火傷するかもな……。」
そう小さく呟きながら、右手を握りしめた。
>>ブラックドラゴン