空「・・・・・た、助けて・・・・・」
(もはやのたうち回る気力もなくなっていき、相手に助けを求める・・・・・
じわじわと地獄の業火に焼かれることにより、人思いに一気にやられるよりも苦痛を味わうやられ方の究極系とも言うべきか、視界がぼやけてくる・・・・・)
尤魔
「おいおい、敵に命乞いなんて情けない真似をするなよ?
技を出せ、さもなければそのまま喰われろ!!」
空を見て、つまらなさそうに敵に命乞いをするのではなく、反撃の一つでもしてみろと言うと、手にした灼熱地獄の炎を纏ったスプーンを大きく振り上げ、それを空の頭目掛けて振り下ろし、この一撃で仕留めようとするを