魔咲美「一週間以上!?一体全体どうなってるんだアンタは・・・・・」
(力の消耗を気にしたことがなかったと相手は言うが、自分でも多分消耗していることに気づかないほど力の蓄えがあるのだろうと思ったが、一週間以上飛び続けてもなんともなかったという話を聞けば、いよいよ本格的に相手は自分を人間と思い込んでいる何かなのではないかと思い始める・・・・・)
>>51
初代巫女
「そんなに驚くことだった?」
自分の強さへの自覚が無いのか、驚く魔咲美に対して不思議そうに応える。ここまで来ると、自分の力に無自覚なだけでなく、何処か抜けているようにも見える。
初代巫女
「……っと、どうやら先客がいるみたいね?」
《ゴオッ》
巨大な岩石……いや、優に10mを超えるそれはもはや岩山と形容する方が相応しいだろう物質が鳥が飛ぶ速度を遥かに上回る速さで二人に向かって迫って来るものの、初代巫女はまるで気にせずに飛び続けている。