つまらない日々
何となく繰り返される日々
彼女はまだ自分が人造人間であることを知らない
彼女は自分の正体をしないないまま両親と故郷を探して旅に出る
当然 人造人間に両親など存在しない
故郷といってもだだの工場にすぎないのに
なのにそこに幸せがあると信じて
心を持った人造人間はロボットか
それとも人間か
彼女は言う
「四葉より三つ葉のほうが一枚足りない分幸せを強く願える気がする」
彼女は『三つ葉探しの旅人だ』