運命の黒い糸(ダークマター)

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6:サッカー◆AI:2015/03/14(土) 09:18 ID:g6c

あまりの鈍感さに業を煮やしたザ・シャトーの職員は無理矢理矢澤を引きずり込んだ。

ミリスもそのあとに続いていく。

ザ・シャトーに入った彼らは学校の教室のような場所に居た。

いや、ザ・シャトーは学校なのだから教室であることは疑いようのないことだ。

「兄やん・・・ここが私が通っている学校だよ」

「そうなのか」

「兄やんは冷静だね」

「小さい時からミリスに驚かされていたからね」

「で、ミリスが急に出てきたり、引きずり込まれたりしたのはあれも呪いなのか……?」

「ふふふ・・・あれは魔法だよ・・・」

呪いの専門校なのに魔法と矢澤は疑問に思った。

「兄やんが私のモノになれば教えてあげるよ・・・」

ミリスはからかうような笑みを矢澤に対して向けている。


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