〜第一章〜「出会い」
僕は、藍美学園中等部に入学する「咲田 奏太(さくた かなた)」だ。
今は、今度入学する藍美学園の必要な道具を揃えていた所だ。
藍美学園は、まぁまぁ名門校といったところで僕の住んでいる藍美市付近では有名だ。
僕の家からは藍色に輝く海が見える。
夕焼けの海はいつみても幻想的だ。
奏太は、ふとカレンダーをみた。カレンダーには入学式の日が赤いペンで書いてあった。
「あと3日か…」奏太はつぶやいた。外ではトンビが鳴いていた。
奏太は、母の「晩御飯よ〜」という声で階下のリビングに行った。