春樹side 『あたしね、こんな日が来るなんて思わなかったよ!!』 ・・・あの日の言葉を思い出す。 『俺だって思ってなかった。』 なんでこんなに手が震えんの? 俺は震える手でテーブルの上にあった可愛らしい柄の手帳を開いた。 ・・・アイツらしくない女の子らしい字で書かれていた。 俺は丁寧に少しずつ彼女の思い出を彼女の日記帳でたどった。