・・・・あらすじ・・・・・
私は千歳麗華,私立姫薔薇園学院高等部に入学します,姫薔薇園学院は幼稚舎から大学院まであるお嬢様学校,幼稚舎と小学部までは共学なので芸能人のお子さんも通っているほど知る人はいない学園なのです。
その後,中学からは女子校なので男子はとなりの帝国中高学校に移ります。
というわけで私は貧乏でありながらお嬢様学校に通えるっていう事は夢の中の夢。
姫薔薇園は中学生から完全寮制なので学校も生活もセレブな一日が始まります。
・・・・ストーリー・・・・
「麗華,起きないとヤバイんじゃない?」
(・・・・もうちょ・・・・と・・・・ムニャムニャ)(麗華の寝言)
「こいつは入学初日なのにのんきに」
「・・・・ギャー,もう?ヤバイ」
「麗華,起こそうとしてもゆっくりすぎるんだから」
「兄さん,何で私に」
「さっさっといって」
・・タッタッタッタッ・・・・(急いでいた)
ヤバイ,私は初日にありながらなんという。
やっぱり,お嬢様制服は憧れちゃう。
そう,お嬢様と一般人は制服は別。
お嬢様はセーラードレス風ワンピース
一般人は茶色のブレザー。
まぁ,これも可愛いからいいかな!
追加
山田さんと片山さん
一般クラスB組で同じクラスになった女の子
クラスでは始めて友達になった。
お互いに苗字で呼び合っている。
ちなみに二人の下の名前は
「山田彩音」「片山優衣」である。
・・・・・・・・・・・・
「ねぇ,あなたB組?」
「はいそうですけど」
「私は山田よ,この子は片山」
「よろしくね?一緒に行きましょう」
「はい」
わたしに話しかけてくれたのは
ストレートヘアの山田さんとポニーテールの片山さん
「苗字が千歳なんだ,珍しいね?」
「そういいます」
「千歳さんはどこの中学?」
「東中です」
「東中かぁ?私達は南中」
「南中?なんだお隣さん」
私達はいつしか友達の中に
「今日は10時には終わるから近くの喫茶店かファーストフード店でゆっくりはなしましょう?」
「そうだね?4月なのにややあついかな?」
「そう?さすがにないんじゃない?」
「そうだよ,まだ春なんだもん」
この子達なら話しても打ち解けそう。
「私,トイレいってくるね?山田さん,片山さん」
ガラァ(ドア開ける音)
本当に広い,一般人棟っていってもすごい校舎。